代表堀田が時流を読んで思いをぶつける!ホッタの本音 今週のレポートNO.1024
【酒税改正、ビールは約100円値下がり、第三は約100円値上がる。ブランドの淘汰が始まる】
日本のバブル破綻と共にビールより税率が安い発泡酒が発売され、その後第三のビールが発売され、低価格が受けて第三のビールのブランドが急拡大した。10月から酒税改正税率一本化に伴い、ビールが350缶1本約100円値下がり、第三のビールは350缶1本約100円値上がりする事を受けて、ビールへのシフトが進んでブランドが多い第三のビールや発泡酒は淘汰が始まると予測される。ビールに集約されるか、はたまた大手コンビニやスーパーのプライベート発泡酒が増えるのだろうか。。
【無印良品、生き残り策として今度は東北の8生協に商品供給開始】
ユニクロに比べ見劣りする良品計画。アパレル雑貨販売に加え、店頭で野菜の販売を開始。コスメやレトルト食品に冷凍食品を追加、ECは当たり前、ローソンへ卸販売、今度は店舗が少ない東北の生協に卸し、カタログの掲載が10月から始まった。生き残りをかけ、次から次の施策を打ち出している事は見習うべきところが多い。
【スシロー、生き残りをかけて100円皿を復活。40周年記念12月末まで、集客狙う】
物価高により収益が落ち込み、挽回策として打ち出した販促が誇大広告として指摘勧告を受けて客数減少、値上げを余儀なくされ更に客数が減少、そこで客数挽回として大儀名分40周年記念セールとして12月までの期間限定で100円皿を復活させた。誰が見ても100円に下げた期間は客が増えるが終われば減る。コレはしてはいけないと思う。やるならネタの品質と味を上げる工夫を行い、100円筋からの脱皮を図るべきと思う。さてどうなるか・・
【魚介類の中国向け輸出8月75%減少、果して日本国内への影響は】
財務省が発表した8月の貿易統計によると、日本から中国に輸出した加工品を除く魚介類は前年比75.7%の21.8億円、中国は7月から日本産の水産物の検査を強化しており、8月24日から輸入を全面停止した。9月の輸出はさらに落ち込むとみられる。秋刀魚の水揚げは、前年3割増えてサイズも大きく値段も下落。もしかすると中国が漁獲を中止した可能性がある。又は、輸入禁止した為に日本国内の水揚げが増えた可能性が考えられる。各漁連はホタテなど買い支え、急激な価格の下落を抑制しているが、次第に値段は下がると水産関係者は捉えている。そもそも水産品はここ数年で値上がりが凄かった。中国をはじめアジアの経済成長に伴い値上がりが続いていた。果して秋刀魚が食卓に戻るだろうか。健幸ディナー献立に復活させられるだろうか。
【RIZAP、ちょこざっぷ あっと言う間に店舗数「日本一」業績急回復】
高級スポーツクラブのRIZAP、株式公開を果たした資金でM&A先を拡大し、グループ全体が赤字に陥りマスコミに叩かれ、一時はかなり業績が落ち込んだが、真逆の発想でシャワー室もロッカーもない私服のまま短時間で利用できる低価格のスポーツクラブ「ちょこざっぷ」をコロナで空いた路面店に開業し、瞬く間に店舗数で日本一になり業績は急回復した。高級や低価格がまさしく今の時流「分断」を物語っている。
【人気のおにぎり、ローソンは値引き、セブンは機能性表示、健康前面に秋冬限定商品発売】
物価高で飲食店のランチの値段が1,000円を超え、マクドナルドのセットも平日のランチとしては敬遠される中、、300円までで買える具材にこだわった高級おにぎりが人気を集めている。ローソンは一部の人気商品を集客の為期間限定で値引き販売を実施。カップラーメンなどとの合わせ販売を狙う。一方、セブンイレブンは機能性表示を拡大し「もち麦入り」など健康を前面に打ち出した秋冬限定おにぎりを発売した。ヤマザキの具材入り調理パン「ランチパック」が手ごろな価格と言う事で売れており、具材などを豪華にした日清食品の「特上カップヌードル」も好調に推移している。一方、仕入れと人件費が高騰している飲食店業界では利益率が低い昼の営業取りやめる店も増えて来た。
【国内だけ、低価格は成り立たない、スカイマーク満席状態 なのに赤字から脱却できない】
僕は最寄り駅が阪急神戸線と言う事から神戸空港からスカイマーク良く利用する、コロナ規制解除を受けて常に満席状態でさぞかし儲かっていると思っていたが、何と赤字が続いていると言う、理由は原油の高騰や円安で燃料費がかさむが、価格転換がしにくい「国内線一本足」と言経営構造だと言う、この記事を見た時に、少子高齢、人口減少、景気低迷、物価高で国民の財布のひもは固い日本国内だけを対象にした低価格の事業は成り立たないと思った、台湾やシンガポール・タイ、香港など周辺アジアだけでも目を向け展開しないと行けないと思う。
【日本人観光客、シンガポールのレストランで蟹を食べて10万円請求された事に反発し警察騒ぎに。。】
日本の円安、海外のインフレに思わず笑ってしまった。日本人観光客が値段を確認せずにシンガポールの名物料理「チリクラブ」をレストランで食べてお金を支払う際に、日本円で約10万円請求され反発し、レストラン側が警察を呼んだ騒ぎが話題となり、日本でもメディアが一斉に取り上げた。親友が仕事で米国に行き、朝マックを頼んだところ、バーガーにコーラで約1,800円したとわざわざショートメールで知らせてきたり、顧問税理士の先生がパリの空港売店で値段を確認せずにおにぎりを取りレジに持って行くと1,800円と言われキャンセルしたと聞いた。ニューヨークではラーメン一杯3,200円チップ込みでも中華やイタリアや寿司に比べると安くて流行っていると言う。東京の大久保周辺に中国人や韓国人が現地と同じ店を作り営業し、格安空港を利用して日本に食べに来る方が安くて美味しいと言い、それに日本人が食べに来て大繁盛する店が増えていると聞く。
【犬、ねこ、クローン続々誕生。中国シノジーンは米国にも拠点を設置。人間は法律だけ】
創業10年間で500匹のクローン犬、猫を生み出した中国北京の生物科技シノジーン。愛するペットが死んでも再会できると言う触れ込みに、国内外から注文が相次ぎ、大手資本も受け入れ、米国にも拠点を設置する。液体窒素で凍らせた犬や猫の体細胞を保管。生前に皮膚組織を摂取しておき、死亡後にクローンを注文すると言う。体細胞から核を抽出し、代理母になる犬や猫の子宮に入れて妊娠・出産させる仕組みで、遺伝子はクローン元の犬と99.9%以上同じ。飼い主や飼育環境が同じなら性格も似ると言う。研究室には日本製の装置もあると言う。クローン犬価格は約700万円、猫は約500万円で顧客満足度は100%に近い。2022年にはホッキョクオオカミのクローンに成功し、希少動物の保護に向けた研究開発も進めている。生殖医療件数で世界トップのイスラエルでは、民族の歴史を受け継ぐ使命感が強く、遺体から取り出して凍結保存した精子を体外受精に使う「死後生殖」を認める世界でも珍しい国。女性が一生で産む子供の数を表す合計特殊出生率は2021年度は3.0と先進国で最も高くクローン人間に関しては国の法律だけの話になった。既に存在している可能性を感じる。。
【ヤンマー10年間の集大成、キャベツを苗上から収穫まで無人栽培に】
農業の人手不足解消と大手資本参加による農業法人設立にて日本の農業の生産性を上げて収益確保海外への販売を目指そうと言う取り組みがヤンマーグループ会社を中心に自治体やJAや大学が参加してスマート農業の取り組みに成果を収めている。後は製造規模を拡大すれば日本の優れた気候風土にあわせた作物を生産して出荷、又は加工・流通・販売する。世界で和食ブームが起こっている中、円安と海外のインフレを背景に躍進するチャンス到来である。