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廣瀬先生の徒然日記Vol.001

秋といえば味覚の秋、いろんな食べ物が美味しい季節ですね。秋刀魚、松茸、栗、などなど。でも、最近は、秋刀魚が取れないとか、高いって聞くけれど、どれくらい?ふと疑問に思い、総務省の統計データにアクセス(図1)。秋刀魚の価格の推移を見てみると、毎年7月から8月にかけて価格が上昇(泣)。9月になったら、落ち着くのね。と、胸を撫で下ろす。

ところで、秋刀魚は、EPA・DPAがとっても豊富。消費者庁が発表しているEPA・DPAの健康に関する調査結果は、もう驚きです。EPA・DPAの「心血管疾患リスク低減」、「血中中性脂肪低下作用」、「関節リウマチ症状緩和」効果がいずれも最高評価のAランクです(図2)。
 他に、厚生労働省の研究班は「魚介類を多く摂取したグループは、少ないグループに比べて循環器系疾患で死亡するリスクが20%も低下」することや、米国立保健研究所 (NIH)は、認知機能に関する調査で、EPA・DPAサプリメントが、認知機能の低下が抑制、認知機能に悪影響を与えるとされている脳の萎縮も軽減すると報告しています。


 これは、もう積極的に、お魚を食べなければ。理想的なDHAの摂取量は、1~1.5 g(1日あたり)。焼秋刀魚なら約1尾だそうです。ちなみに、マグロのトロのお刺身なら、2~3切れ、ブリなら4~5切れです。EPA・DPAは加熱調理方法によって、油の飛散や加熱分解で減少すると言われています。だから、焼き魚だと、脂溶性のEPA・DPAはある程度流れ出てしまいます。だから、時には缶詰や煮魚で汁ごといただくのもいいですね。私個人は、断然焼秋刀魚派ですが。飽きてしまわないためにも、いろんな料理のバリエーションで魚を食べましょう。大事な事は、大量に摂取するのではなく、日常的に適量摂取する事です。・・・私は、今晩は、焼秋刀魚にするかな。

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