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11.302022
廣瀬先生の徒然日記 vol.041
みなさま、こんにちは。コロナ感染者が徐々に増えてきていますね。これから段々と気温が低くなってきます。冬は体力が落ちて免疫力も落ちてきますので、しっかり体調管理してください。
11月は何の話をしようかと、グーグルで「11月の旬の食材」を検索しました。「旬の食材カレンダー」(https://k52.org/syokuzai/)に紹介がありましたので参考になさってください。
表の中の食材には、「あまり知らないもの、「あまり料理に使わないものもあるかと思います。地域によっては、表の中にないけど「よく知られている」「よく食べる」食材もあるでしょう。私も、表の中に「この食材って、11月なんだ」と思う食材があります。例えば、「山椒」は、近年スーパーで「実山椒」(青く熟していないもの)が出回るので、旬は初夏と思っていましたが、粉山椒は「秋」のようです。
他にも「うなぎ」は土用の丑の日に食べるので、旬は「夏」と思いがちですが、天然物の「うなぎ」の旬は11月から12月だそうです。今や、年中出回っている食材が多いので、季節感を得る食材は少なくなっているのかもしれません。それでも、旬の食材は、旬になると店頭に並ぶ量が増え、価格が安くなるので、そのようなことで旬を感じることがあります。
これから、体が冷えやすい冬を迎えますので、免疫力や抵抗力をつけて風邪など感染症にかからないようにする食材は?この表の食材の中で、免疫力をアップするのは何?と聞かれると必要な食材ばかりなので困ってしまうのですが。体のバランスを保つには、いろんなものをまんべんなく食べるのが良いかと思います。それぞれの食材に体を保つのに必要な栄養素が入っていますから。
表の中で、最も簡単に摂取できるのは「みかん」ではないかと思います。料理しなくていいし、包丁も使わない、「手で向くだけ」という簡便さ!それでいて、ビタミンCが接種できます。ビタミンCは、風邪などの感染症に対する免疫力を高めます。また、ストレス低減の作用、肌の健康を整える作用などが期待できます。成人(15歳以上)の1日のビタミンC推奨摂取量は、100mgなので、みかんを約3つ〜4つ食べると1日分のビタミンが摂れることになります。ビタミンCの他に、カリウム、カルシウム、βクリプトキサンチンも接種できますし、薄皮も食べるなら、食物繊維も接種できます。
「β-クリプトキサンチンって?」。聞き慣れない言葉かもしれません。「β-クリプトキサンチン」は、カロテノイドの一種で天然の色素成分です。つまり、「みかん」の色の成分です。カロテノイドは野菜や果物などに含まれており、例えばニンジンに深まれているのはβ-カロテンです。β-クリプトキサンチンもβ-カロテンも必要に応じて体内でビタミンAに変換されて、体の機能を維持するために働きます。最近、β-クリプトキサンチンは、体内でビタミンΑに変換されて働く他に、体内でβ-クリプトキサンチンのままで、様々な機能があることが明らかになってきており、注目されている成分です。β-クリプトキサンチンは腸上皮から吸収された後、血液によって体の隅々まで届けられますが、β-カロテンよりも血中に長い時間存在することができることがわかっています。β-クリプトキサンチンの効果として考えられているものは、「骨粗鬆症予防」「肝機能障害の予防」「動脈硬化の予防」「糖尿病予防」「免疫力アップ」「美肌効果」などです。「みかん」を食べて血中のβ-クリプトキサンチン濃度を上げても、β-クリプトキサンチンを壊してしまうのは、「飲酒」「喫煙「肥満」「ストレス」だそうです。
だけど、ちゃんと、主治医に相談をするのが基本で、「みかん」で病気が治るわけではありません。「みかん」の1個あたりのカロリーは45キロカロリー程度で低カロリーな上、栄養もあります。間食するなら、「みかん」がいいかもしれませんね。
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