新着メディア情報
3.222021
廣瀬先生の徒然日記 vol.032
みなさま、こんにちは。
先月は、樹状細胞を整えるために乳酸菌の摂取を積極的に始めたことをお話ししました。
実は、乳酸菌だけでなく、エクオールも摂取しています。友人の医師は、女性にはエクオールも効果的という話があると言っていたので、この短期間に使用してみることに。
エクオールは、腸内細菌が大豆イソフラボンを原料に作り出した物質で、女性ホルモンとよく似た構造をしているため体内で女性ホルモンとよく似た働きをします。大豆イソフラボンは誰にでも効果があるというわけではなく、エクオール生産菌と呼ばれる腸内細菌を持っている人だけで、かつエクオール生産菌が元気な人だけです。エクオール産生菌と呼ばれる腸内細菌を持っていないか、産生菌が働いていない為、体内でエクオールを作れない人が日本人女性の中には50%もいると言われています。まあ、そんなわけで、大豆イソフラボンが効くか効かないかは、50%の確率なので、エクオールを摂取。
おおよそ2週間ぐらいでお腹の調子が変わってきました!下痢体質だったのが、調子良くなってきました。
この調子で、樹状細胞を含む免疫細胞も調子が良くなればいいのですが。。。まだ、まだ、乳酸菌摂取とエクオール摂取を続けますよー。
結局のところ、腸内フローラが整っていなかったということか、と思うこの頃。腸内フローラとは、顕微鏡で腸の中を覗くと、腸内細菌がまるで植物が群生している「お花畑(Flora)」のように見えるところから、そのように呼ばれるようになりました。
私たちの腸内には、多種多様な細菌が生息していて、なんと500から1000種類、数100から1000兆個以上です。これら様々な細菌がバランスをとりながら腸内環境を良くしているのです。
腸内細菌は大きく3つに分けられ、善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌など)、悪玉菌、日和見菌と呼ばれています。
日和見菌は善玉菌か悪玉菌か優勢な方に味方しちゃいます。日和見菌が腸内菌の5割以上を占めているため、腸内環境を整えて、日和見菌を味方につけることもポイントです。悪玉菌が増えると、便秘、下痢、肌荒れ、アレルギーを引き起こしたり、免疫力が下がったりします。人間の体の免疫細胞の約60%が腸に集まっていると言われています。なぜかというと、腸は栄養素を吸収する一方で、一緒に外界から入ってきた細菌やウイルスは吸収せずに便と一緒に排出しなければなりません。
このため、免疫細胞の多くが腸に集まっており、免疫細胞がうまく働くためにも腸内環境を良い状態にすることが大切なのです。みなさまも、腸活して、免疫力を高めてください。
[template id=”119″]
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。