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廣瀬先生の徒然日記Vol.004

みなさま、いかがお過ごしですか?私の周りでは、インフルで倒れている人がチラホラといます。風邪を引かないようにするために、マスクや手洗い、ウガイを心がける他に、よく食べ、よく寝て、ストレスの無い生活をおくって下さいね。ストレスは万病の元ですが、これを無くすのは、なかなか難しいかもしれないですね。私は、逃れるために、どこか遠くへ旅行に行きたくなることがあります。いわゆる現実逃避です。みなさんも、趣味などの気分転換や、十分な睡眠でストレス解消してください。


ところで、2月といえば「節分」ですね。今年の節分は2月3日です。私は、今年の2月3日は土曜日ですので京都の吉田神社の「節分際」に行こうかと思っています。「節分」は中国からきた風習で、季節を分けるという意味があります。「立春」「立夏」「立秋」「立冬」のそれぞれ前日が「節分」です。季節の変わり目には、邪気(鬼)が生じると考えられており、特に「立春」は新年を迎えるのと同じぐらい大事な日として重要視されています。そのため、「立春」の前の「節分」は、日本各地で鬼を払う行司として定着しました。



「豆まき」によって「鬼は外、福は内」と唱えて鬼を払うのが一般的によく知られていますが、地域によって少々異なっているようです。地域によって、「福は内、福は内」「福は内、鬼も内」「鬼は内、福も内」「福は内、カミは内」「福は外、鬼は内」と唱えるそうです。面白いですね。



「節分」の際に食べる物も各地で異なるようです。節分の食べ物として、「大豆」「落花生」「いわし」「恵方巻き」「くじら」「そば」「こんちゃく」「けんちん汁」「福茶」が知られています。私は「大豆」と「いわし」しか知りませんでした。みなさんの地域では、何を食べますか?ここでは、「大豆」「落花生」「いわし」の栄養をご紹介しましょう。
「豆」は、「魔目」の語呂合わせからきており、「豆」を鬼にぶつけて邪気を払い、一年の無病息災を願うという意味があります。「いり豆」を使用するのは、「生の豆」だと邪気を負って払い捨てられた「豆」を拾い忘れて「芽」が出ては縁起が悪いためです。豆まきの「豆」や年の数だけ食べる「豆」の種類は、地域によって異なり「大豆」か「落花生」になります。北海道や東北では「落花生」であることが多く、関東から西は「大豆」が多いようです。「大豆」は、良質なタンパク質、総コレステロールを下げる大豆レシチン、抗酸化作用、またコレステロールなど血中脂質の低下が期待できる大豆サポニン、骨粗しょう症の予防や更年期の不調を改善するといわれるイソフラボンが含まれています。「落花生」は、コレステロールを抑制するオレイン酸・リノール酸、抗酸化力が強いことで知られるビタミンE、二日酔いの予防に効くナイアシンが含まれています。


「いわし」は、柊鰯を魔除けとして門口に挿します。平安時代からの風習で、「鰯の匂いや、焼く煙で鬼を寄せ付けない」「柊の棘で鬼を家の中に入れない」と考えられてきました。「いわし」には、血栓予防効果のあるEPA、脳の活性化に効くDHA、うつ病効果が期待されるチロシン、糖尿病や骨の強化が期待できるビタミンDが含まれます。マンションなどの集合住宅では、「柊鰯を門口に挿す」のは、難しいかもしれませんが、3日は鰯料理にチャレンジしてみてください。あるいは、ちょっと今年は気分を変えて、他の地域で食されている食材を食べるのもいいかもしれませんね。


ところで、今時、イワシを焼くなんてしないよね。
ってことで、手作りオイルサーディンはいかが?
瓶詰めにして、冷蔵庫に保存できますし、いろんな料理に使えますよ。

では、私流の作り方をお教えちゃいます。

用意するもの≪材料≫

  • イワシ
  • オリーブオイル・・・・適量
  • 鷹の爪・・・・・・・・1~2本
  • にんにく・・・・・・・1~2片
  • ローリエ・・・・・・・2枚ほど
  • 塩・・・・・・・・・・適宜
  • 水、お好みで白ワイン

下ごしらえ

  1. イワシの頭と内臓を取り出す
  2. 水で血合いを流して綺麗にする
  3. 水を切ってバットに並べる
  4. 10%の塩水に2時間程度浸けておく

調理≪オイルで煮る≫

  1. フライパンに、イワシを煮くずれないようにきれいにぎっしりと並べる。
  2. 白ワインをふりかけ、コショウをふる。
  3. オリーブオイル(好みでオリーブオイルとサラダオイルを1:1でもいい)をイワシがかぶるくらい入れて、鷹の爪(鷹の爪はタネをとって)、つぶしたニンニク、ローズマリーを入れ20分ねかす。
  4. 30分~40分煮る(イワシがオイルの外に出てしまうと硬くなるので、様子を見ながらオイルと足して。また、火を弱めたり強めたりして温度が90度程度になるようにしてください)
  5. 骨まで柔らかくなっていたら出来上がり

保存

さめたらオイルごと熱湯消毒した密閉容器に入れ
冷蔵庫で保存する。これで、出来上がり!
様々な料理に使えますよ。保存期間は2ヶ月くらい。

例えばこんな料理などに使えますよ


ぜひ、試してみてくださいね。。。
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