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廣瀬先生の徒然日記 vol.015


この年末年始は、今年最強寒波がくるそうです。
年末年始の帰省や行楽は、発信される交通情報と天気情報をしっかりチェックして、気をつけてくださいね。
私は大雪に出会うのは嫌なので、お出かけをどうしようかと思案しているところです。
今年は、とても災害の多い年で、台風以外は、出張とぶつかってしまい立ち往生して大変な年でした。そのため、最大寒波と聞くと、お出かけを躊躇してしまいます。しかし、日本各地で被災した方々に比べたら、そんなことは大したことではなく、大阪・京都の友人の中には、まだ屋根が直らない人もいますし、家を手放した人もいます。本当に大変な年でした。被災した方々には心からお見舞い申し上げます。


ちなみに、日本漢字能力検定協会が2018年12月12日、京都・清水寺「奥の院」で発表した、今年の漢字一字は『災』だそうです。(賛否両論あるようですが。。。)


ところで、今年は暖冬とのことで、急に寒波がやってくると体の調子がおかしくなってしまいますよね。
自律神経が乱れたり、風邪を引いたりするかもしれません。
寒暖差が大きい環境だと、それに対応しようとして必要異常に自律神経が働かなければならず疲労します。
これを寒暖差疲労と言います。
私たちの体温は自律神経によって調節されており、体温を上げるときは自律神経のうちの交感神経が、体温を下げるときは自律神経のうちの副交感神経が互いに調整し合っています。
寒暖差疲労によって起こる不調は、気温差が5度以上あると体に影響が出やすくなると言われています。
その症状は人それぞれで、身体的・精神的不調様々です。
身体的不調の例を挙げると、冷え、肩こり、めまい、頭痛、顔のほてりなど。
精神的不調の例では、睡眠障害、イライラ、食欲不振、気分の落ち込みなど。

寒暖差疲労の対策は、春夏秋冬で対策が異なります。
 は、外気温と室内の温度差を感じやすいときです。室内にいるときは、快適な温度を保つように。外出するときは、手首、足首、首を温めると温まりやすくなります。お腹にカイロを貼ったり、腹巻きをするのも体温を上げる方法です。
体力アップで基礎代謝を上げるのも1つの方法ですが、冬は体が固まって怪我をしやすい季節でもありますので、無理は禁物。自分のペースで運動してください。

他には、ぬるめのお湯に入浴することで、疲労回復、リラックス、免疫アップ、代謝アップの効果が期待できます。

食事 では、「よく噛んで食べる」ことをお勧めします。
「よく噛んで食べる」とホルモンの一種である「コルチゾール」の分泌が抑制されます。
コルチゾールはストレスホルモンと呼ばれており、この分泌の抑制は、ストレス解消、リラックス効果が期待されます。
また、早食いは、肥満や消化不良も招きます。食事をするときは、ゆっくりと食べましょうね。特にダイエットしたい人は、30回以上噛むといいでしょう。人によっては、50回噛むと良いという人もいます。

食事をよく噛んで食べると、期待できる効果は以下です。

  • ストレス解消、リラックス
  • 食べ過ぎ防止
  • 代謝促進
  • 便秘解消
  • 小顔効果
  • 脂肪燃焼など

なので、女性の方は是非チャレンジして見てください。

ところで。おせち料理は、どうされてますか?
私の家では、子供の頃は両親が作っていました。私?作らないですわ。。。購入の経験は1度だけ。あとは、旅行した時、旅館で出てきたことはあります。
日本の伝統料理だし、一品一品に歴史的・文化的意味もありますので、それ自体は何らかの形で受け継がれていくべきものと思います。おせち料理を作るとき、あるいは食べるとき、少しはそんなことも話題にするといいでしょうね。それに、おせち料理は地域によって特色ある食材や料理が含まれますので、それもまた楽しいことの一つです。

おせち料理は、5段重(5段目は控えの重のため空)、3段重になっていて、様々な食材で構成されていますから、栄養価が満点です。おせち料理の食材や料理の意味については、ネットで調べて見てくださいね。
おせち料理には、欠かせないものが沢山ありますが、ここでは三つ肴(みつざかな)を取り上げます。
三種肴とか三種の神器ともよびます。関東の三つ肴は、黒豆・数の子・田作り。関西の三つ肴は、黒豆・数の子・たたきごぼうだそうです。
私の家では、三つ肴は、黒豆・数の子・田作りで、たたきごぼうは、おせち料理の中のその他の一品でした。
それに、正月に食べる和菓子の「花びら餅」の芯にごぼうが入っているので、なんとなくそちらのイメージが強いです。あくまで、私の記憶ですので、地域によっておせち料理は様々ですので、お許しください。

黒豆 :1年を「まめ」に暮らせるようにと願います。コレステロールや脂肪酸の増加を抑えるリノール酸、リレイン酸を含みます。さらに、ビタミンBを多く含むため、疲労回復に効果的です。大豆の一種で良質なタンパク質を含みます。
かずのこ :子孫繁栄を願います。卵の多さからのようです。多価不飽和脂肪酸のEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)の含有量が多いです。数の子のEPA、DHA含有率はサンマやマグロを上回ります。
田作り :五穀豊穣を願います。カルシウムやミネラルが豊富です。
たたきごぼう :細く長くと縁起が良いといわれており、家の基礎が堅固であることを祈るります。食物繊維を多く含みます。水溶性食物繊維のイヌリンという成分が大腸の運動を活発にし、便秘解消につながります。


正月は、暖かくして、品目が多くて栄養満点なおせち料理を、よく噛みながら、笑って会話をしながら食べ、そして、散歩気分・軽い運動を兼ねて寺社仏閣へ行き、ゆっくりとお風呂に入れば、健康に過ごせます。
でも、私は、毎年、上記のようにはなっていないような気がします。なぜでしょうかね?
それでは、皆さん良いお年を。

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