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プロが語る「食品通販」の世界 vol.027

「創業5周年記念特別セミナー」にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

私が経営する食品業界専門のコンサルティング会社「リライズコンサルティング株式会社」が、2020年5月15日(金)で創業5周年を迎えることができました。新型コロナウイルス感染症の影響で大幅な延期となりましたが、2020年10月9日(金)に東京会場、2020年10月23日(金)に大阪会場で、無事に創業5周年記念特別セミナーを開催することができました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

今年のテーマは、「2020年フードビジネスの経営者、経営幹部のための売り物の時流×売り方の時流」でした。ゲスト講師として、株式会社ファミリーネットワークシステムズの堀田社長、株式会社ジオードの門上先生、株式会社遠藤酒造場の遠藤社長にご登壇いただきました。初の試みとしてWEB参加も受付を行い、過去最高の162社194名の皆様にご参加いただくことができました。
毎年「時流」をテーマに開催しているセミナーであり、私自身もゲスト講師の方々から多くの学びがありました。新型コロナウイルス感染症の影響で、今ほど「時流適応」が重要なタイミングはないでしょう。そこで、2回に渡って私が講演した内容を絆会員の皆様にも共有しておきたいと思います。

「時流」を知り、時流に適応したことに力を注げば業績アップは簡単!

前職の株式会社船井総合研究所時代に、創業者である舩井幸雄氏から様々なことを学びました。ただ、マーケティングの基本として学んだことは「時流適応 力相応一番」という一言に尽きます。「時流に適応し、分不相応な領域ではなく、力相応に一番になれることに集中する」こと。それを愚直に実践すれば、業績アップは決して難しいものではありません。
まずは、時流について考えていきましょう。時流というのはトレンド(ブーム)とは異なり、3~5年程度でゆっくりと変化しているものです。経営の世界では「ライフサイクル曲線」というものがよく議論されますが、あのライフサイクル曲線こそが時流です。そんな時流ですが、現在の時流は大きく次の5つとなります。

  1. 【時流1】人口減少・高齢化
  2. 【時流2】雇用の流動化+働き方・働きがいの変化
  3. 【時流3】所得の二極化
  4. 【時流4】ニーズの細分化
  5. 【時流5】消費方法の変化


これらの時流にプラスして、2020年のキーワードとして現れたものが「DX(デジタルトランスフォーメーション)」です。経済産業省において、デジタルトランスフォーメーションとは「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」と定義されています。
要点としては、「データとデジタル技術を活用」して、「ビジネスモデルの変革」「組織、プロセス、企業文化・風土の変革」を行うということです。つまり、業務効率アップを目的としている「IT化」とは異なるものです。ITを用いて、ビジネスモデル自体、組織自体の変革を行うことがDX(デジタルトランスフォーメーション)なのです。
今、適応すべき時流とは「【時流1】人口減少・高齢化」「【時流2】雇用の流動化+働き方・働きがいの変化」「【時流3】所得の二極化」「【時流4】ニーズの細分化」「【時流5】消費方法の変化」+「DX(デジタルトランスフォーメーション)」であり、この時流に適応すれば業績アップは簡単なのです。

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