商売繁盛の法則

2025年4月(340号) 「差別化」

僕が開業した1988年は、バブル最盛期で立ち飲みを併設していた酒屋も店売りに注力して店舗を綺麗に改装し、コンビニも次々にオープンする店売り絶好調の時代。まだ宅配と言う業態が無く、配達や出前と呼ばれていた時に、僕は9坪の建売住宅をローンで購入。一階のガレージを改装し、3坪の店で

商売繁盛の法則

2025年3月(339号) 「決意する」

1987年26歳。働いていた酒販店が経営する居酒屋の店長に抜擢され3年が経過。2人目の子供(長男)の出産を控え、給料が上がらないので親方(経営者)に談判すると、「堀田君が居酒屋に移ってから酒屋の業績が悪く、全体で利益が増えないから上げれない」と説明され、途方に暮れていた時に、

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2025年2月(338号) 「 毎朝 新聞切り抜き」

居酒屋の店長に抜擢される少し前から、朝に日本経済新聞に目を通し、時代を象徴するような記事を切り抜いて(今はスマホにメモ)週に一度「堀田の本音」として残しています。毎日欠かさず40年以上続けていると、世の中の動き(時流)が良く分かる様になり、僕みたいに現場のお客様の声や売り

商売繁盛の法則

2025年1月(337号) 「 常識にとらわれない経営」

商売をしていると、12月は忙しく、1月2月は暇だと決めつけている経営者が多い。このように決めつけると"そのようになる"。業界の常識にとらわれず、1月2月を忙しくしてやろうと必死に考えて行動すると、忙しくなり利益が出ると言うのが「常識にとらわれない経営」だと凄く重要な考え方だと

商売繁盛の法則

2024年12月(336号) 「 時流見抜き適応する 」

ブームは一過性なので一時的に流行っても続かないから要注意。ブーム(流行)は追いかけない、時流は時代の流れなので合わせないと上手く行かない。ところが多くの経営者が時代の変化に気づかず、又はなんとなくわかっていても適応しない。だから販売不振に陥り、経営破綻してしまう。時流はゆ

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2024年11月(335号) 「 常に事業構想を考える 」

毎年、独立に際して大変お世話になった大阪港湾を一手に担う株式会社大都 間口会長に創業記念の9月初めにご挨拶に行きます。御年83歳で毎朝出勤前にゴルフの練習場に通い、週に一度はコースを回り、300円ショップのスリーコインズを展開するパルグループの井上会長87歳とも親しくお元

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2024年10月(334号) 「 情熱 」

毎年、独立に際して大変お世話になった大阪港湾を一手に担う株式会社大都 間口会長に創業記念の9月初めにご挨拶に行きます。御年83歳で毎朝出勤前にゴルフの練習場に通い、週に一度はコースを回り、300円ショップのスリーコインズを展開するパルグループの井上会長87歳とも親しくお元

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2024年9月(333号) 創業36周年号「大義を掲げる」

昨年5月15日に頚椎症性髄膜症の手術を行い、下半身不随に陥り、予定していた千葉県幕張での創業35周年記念特別講演に病院を抜け出し車いす姿で壇上した事が4000人を超える若い起業家と企業を目指す視聴者に「約束を守る」と言う事で拍手喝采大ウケしました。退院して一年が経過しました

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2024年8月(332号) 「仕組みで回す」

デジタルの時代に入り、ようやく属人化(特定の人だけが業務のフローやノウハウといった詳細を把握している状況)はだめだと言われるようになりましたが、日本の場合、まだまだ人に頼り仕事をしている会社が多いと思われます。人に頼っていけない点は、その人が急に怪我や病気などで仕事が出来な

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2024年7月(331号) 「良い人と出会う」

今年9月1日で創業36周年を迎えますが、商売・経営する中で「人・モノ・カネ・情報」よりも「視点・目の付け所」の方が重要と言っても過言ではないと思います。僕が独立する際、同業の酒屋さんは店売り主体に注力していました。僕は「宅配」に目を付けました。当時の税務署の担当官からもこ