ホッタの本音 今週のレポートNO.1143

「ホッタの本音」

【米国の高級百貨店サックスが数日内に破産申請と報道】
長らく続くインフレや労働市場の弱体化を背景に高級品の販売が伸び悩んでおり、又メーカーやAmazonなどのネット通販へ購買が流れており、百貨店の存在が十年来薄らいでいる。日本国内も同じで、インバンウンド頼みも次第に厳しくなっている。この記事で注目したいのは、労働市場の弱体化だ。米国企業全体での収益は二桁以上伸びているにも関わらず雇用なき成長続く。

【国内百貨店初売り好調。1000万円の絵、2026万円の福袋、但し免税売上激減】
近鉄百貨店アベノハルカスは、国内客の高額品に対する消費意欲は底堅く、初売り過去最高となった。純金製タカのオブジェ2026万円の福袋を用意、1000万円の絵が売れた。中国人観光客は減ったが、欧米などからの客は増えている。物価高で食品の福袋が人気。国内百貨店の初売りはおおむね好調と報道。不景気な時より消費のメリハリが強く現れるのが日本人。旅行も行かず近場で過ごしている人が多いのがわかる。12月免税売上各社大幅減少。

【株高・不動産・家賃上昇し、格差が拡大し貧困化も深刻】
上位1万人の所得全体に占める割合が初めて2%超えた。年金暮らしやフリーランサーや非正規社員の割合が増えて、低所得者の割合も増え、物価などで貧困問題が深刻化していると言う。

【上場企業の株主への配当が初めて20兆円を超える。2割保有する個人恩恵】
日々過去最高を更新する日本の株式市場。決算を迎える2026年3期配当が過去最高の20兆円を超える見込みだと言う。このうち個人が保有する株が二割。恩恵を受ける人も増える。但し、かならず暴落する時期が来るで要注意だ。

【12月の消費者心理は5カ月ぶりに低下】
内閣府が発表した2025年12月の消費動向調査によると、12月は前月より下がり37.2%で5ケ月ぶりに低下した。物価の上昇に賃金が追いついていない事が要因。

【10年で1.8倍に増えた在留外国人受入に政府がメス。緩和から一転厳格へ】
少子高齢化で人手不足が鮮明な日本で、外国人労働者の資格を緩和して積極的に受け入れて来たが、住民税滞納や医療費滞納、治安悪化など様々な問題が住民や企業からも寄せられ、ついに緩和姿勢から厳格化に踏み切った政府。問題はこれまで外国人労働者に頼らざるを得ない企業は大変になる。そこで政府ともつながりのある実績のある仲介派遣会社が人気となるのは間違いなく成長する事業となる。

【実労働時間30年で2割減少。正社員からパート比率の増加と時短取組み】
厚生労働省が発表する1990年の一人当たりの労働時間は月平均172時間だったが、2024年は月平均136時間と2割も減った。社員からパート比率が高まり、残業も減り、各社が時短に取り組んだ結果だと言える。ただその分仕事が減り収入も減少。特に大きいのは残業代が減った事だと言う。

【欧州防衛支出を引上げる事でGDP上ぶれ狙うが、国民の暮らし予算が減る】
日本も同様防衛費として国民から徴収出来ないから違う名目で徴収が始まる。これまでその国の経済規模や景気判断の指数とされて来たGDPだが、あてにならなくなって来た様に思う。政府は建前を優先するので国民は大変だ。金持ちや高収入者にとっては容易い負担額だが、年金暮らしや収入が低く子育て家庭にとっては大きな出費となる。

【2025年倒産件数2013年に次ぎ最多。今後は更に増えると言う】
東京商工リサーチによると、人件費上昇で採用したくても採用できない販売不振に陥り倒産、募集しても人が来なく販売不振から倒産、仕入れや経費など物価高による倒産が多く、今後は金利上昇やトランプ関税の影響で更に倒産が増えるとコメントした。

【製造小売りから生産小売りへ続々参入。セブンはブラジルで珈琲農園開始】
流通の垣根どんどんと進化している。生産者→製品に加工するメーカー→仕入れ卸す問屋→小売業。この流れが変化し、小売りが製造まで行う製造小売りが増えている。そんな中で昨今の物価高に加え、気候変動などの影響で、農産品や水産品が獲れなくなっているのに対して、小売事業者が直接生産に参入し出した。大手回転寿司会社はこぞって養殖事業を始め、某ディスカウントストアは畜産に、ワタミは農業に、セブンは新たにブラジルでコーヒー豆の栽培に現地企業と組み参入する。生産性を高め付加価値独自性は生産から参入する事が最も大切だと思う。機会がくれば是非参入したい。

【「完全雇用」バブル期超えて59ケ月離職率下がる。求人募集も下がる今の日本】
完全雇用が安定して失業率が減少している。国内消費が伸びない日本。当然人が辞めないのだから求人は必要なく、募集は減少する構図が浮き彫りになって来た。企業は小職化に取り組み、少子高齢化の人手不足に取り組む。休日も多く、有給も取りやすく残響も無く、無駄な業務も少なく福利厚生が充実した企業でぬくぬくと働く人と、正規の仕事にありつけない人との格差が拡大する。

【映画撮影もAIの時代に。エキストラ不要。俳優も監督も総入れ替わる時代に】
YouTube動画でもこんなのあり得ないと思えばAIを活用した動画でびっくする事があるように、アマゾンのプライムビデオのドラマなどは、AI化によりエキストラを不要とさせた。しかも製作時間が極端に短く済み、米国の有名監督は「この1年は100年分に感じられた」とコメント。一方で俳優たちは演技データーの無断学習に対して警戒を強め、脚本家も含め大規模なストライキを実施した。もっと流れは変わる。テレビからタブレッド・スマホへ。世界的にテレビが売れなくなっているのは当たり前だ。

 

 

 

 

 

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