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代表堀田が時流を読んで思いをぶつける!ホッタの本音 今週のレポートNO.968

【グリコ、低糖質弁当をオフィスに、メディアリリース記事を見て500件以上から問合せ殺到】
菓子メーカーのグリコ。キャラメルでは森永に勝てず、チョコレートもネスレや明治に劣り、アイスクリームも苦戦。牛乳も販売しているか知らない人が殆ど。。10年ほど前からオフィスに箱を設けて置き薬形式の菓子補充宅配サービス「オフィスグリコ」を全国に展開している。その販売チャネルに対して低糖質のお弁当(常温)の宅配サービスを始めるとリリースしたらなんと500件以上の問い合わせが入りパンク状態に陥ったと関係先から聞いた。コロナ禍を発端に以前より増して健康志向か高まっている。コンビニは保存料の使用やカロリー糖質・塩分・栄養バランスが気にかかりメニューも決まっている。ビルの一角で販売している弁当も似たり寄ったりで、そこで管理栄養士が監修した低糖質のお弁当(常温)の販売を朝9時までの注文をランチに間に合うように届けるサービスを始める。常温なので低糖質にも関わらず高保存料にならなければ良いのにと思う。弊社は合成保存料を使用したくないから冷凍しています。当日の9時まで注文を聞いて午後までにお届けと言う事は作り置いて余った商品はどうするのか。。寄付か廃棄かいずれにせよ売価に反映する。弊社は寄付も廃棄も嫌なので冷凍して事前予約の定期宅配を実施しています。昼までに配達して午後からは何をするのか。。ワタミさんのように近所の人を使いデリバリーするのか。他人事だが凄く気になる。

【グリコレトルト食品80万個自主回収。中国産の材料に化学繊維が混入していた恐れがある】
「DONBURI亭」と言うブランドの「中華丼」や「炊き込み御膳 とり五目」「チーズ&リゾット」「セブンプレミアム鶏釜めしの素」など、たばこやエアコンのフィルターに使われている繊維が中国産の椎茸に混在していた可能性が高いとして自主回収すると発表。リリース記事を見てグリコレトルト商品販売していたのだと知った。それにセブンプレミアムといながら中国産の食材を使っているのだと思った。

【ヤマト、佐川に追いつこうと石川県の生鮮品を那覇空港経由で台湾に輸出】
海外への輸出で佐川に大きく差を開けられているヤマトホールディングス配下のヤマト運輸は、石川県産の青果魚類を集荷し通関検疫検査を済ませ小松空港から那覇空港経由で台湾の中華航空と協力して台湾へヤマトの集配のネットワークを活用した地方発の輸出体制を検証するとリリース。台湾は日本からの輸入規制が比較的緩やかだが、所得が日本に似て差が少なく、空輸で送られてきた割高な生鮮品を購入する客層がどれだけ存在するのか。。特に外食が主の台湾(自宅で料理する習慣がない)で対象となるのは飲食店だ。コロナが収まっていない中、日本レストランを対象にどれだけ採用され消費に繋がるのか疑問。それより日本国内で製造された加工食品をコンシューマーにダイレクトに販売する事だと思う。買い方はスマホ、買う場所、引き取る場所を検討した方が良い。

【カルフォルニア州 2026年から35年にかけてHV含むガソリン車の販売を禁止する規制を決定】
カルフォルニア州が遂に2035年にHVも含めすべてのガソリン車の販売を禁止する法案を決定させた。コレによりトヨタ自動車含め日本の自動車メーカーは規制の「崖」に直面する。既に中国のメーカー各社が安いEVを売り出して販売数を伸ばしており、世界EVの販売数で日本のメーカーは20位以内にも入っていない状況。家電のようになると僕は前から思っている。

【日本の復活は世界的インフレの中、円安によるインバウンドと加工食品(冷凍含む)の輸出と睨む】
過去類を見ない程の世界的な長期インフレ状態になっており、長期にわたる景気低迷により日本の物価は安い状態が続き、そこへ来て50年ぶりの円安水準となり、外国人から見ると日本の物価は無茶苦茶安く、中でも世界的に人気のある回転寿司やラーメン等本場であるにもかかわらず安く本物が食べられると言う事で日本へ行きたい外国人が凄く増えていると言う。コロナが収束すればインバウンド需要に拍車がかかり、これまで経験がない活況となるのは間違いない。それに伴い日本食を海外でも食べたいニーズは高まり、日本国内製造された加工食品が人気で冷凍食品も需要が拡大しています。日本の冷凍技術は世界から注目されており、日本初冷凍「ソウザイ」「ベントウ」が注目される可能性は今後ますます増えていくように思っています。

【全国で風力発電所計画「ドミノ的に中止」関西電力に続きオリックスや日立造船なども。。】
政府が逼迫する電気需要を増やす為に原子力発電所を増やす計画を発表する傍ら、各地で自然破壊や環境問題など地元の自治体や住民から反発を受け関西電力は宮城と山形の両県にまたがる蔵王連峰計画の中止を発表。日立造船も福島県の四町村にまたがる風力発電所の計画を中止。オリックスが宮城県女川町と石巻市にまたがる風力発電事業を中止。四国の徳島県や高知県でも地元の反発により中止となり、ドミノ的に広がっている。今後は風力発電のみならず火力発電所や大規模な太陽光発電、森林を伐採するバイオマス発電などにも広がる可能性を感る。

【横浜市立中学校の「全員給食」の導入に関してデリバリー式給食の実現可能性が高いと説明】
これまで自宅で作ったお弁当を持ってくるか買って持って来るか給食制度が無かった市立の中学校で横浜市が「全員給食」の導入実施を検討しており、市の教育委員会では業者が学校に弁当を配達するデリバリー方式での実施の実現可能性が高いと考えを明らかにしたと説明した。但し、家庭から持って来る選択制になるか不透明。小学校のように校内で調理するのは敷地不足や建設費用などで難しいと判断。デリバリー方式は民間業者の製造能力を上げれば供給体制は確保できると見解を示した。デリバリー方式の初期投資費用は約69億円と言う。将来現行の一部病院や老人ホーム、機内食などで採用されている容器ごと一括解凍出来るワゴン車を導入する事で冷凍弁当の採用も可能になる。保存料や着色料などの事を考えれば冷凍での提供も十分あり得ると思う。

【ニチレイフーズ、欧米で伸びるアジア風冷凍食品の販売を強化する為、米国で生産拠点を所得】
ニチレイフーズは米国で2019年にコメ卸神明と共同出資し設立したフライドライス冷凍米飯の生産製造会社シンメイフーズUSAを神明から51%を買い取り完全子会社化したと発表。欧米で伸びるアジア風冷凍食品の生産・販売を強化する。

【2021年日経MJが調査した日本の卸売業、2020年度比2.8%、2年ぶりに増収 医薬品卸上位占める】
久々に日経MJの卸売業の実態調査を確認すると、売上ランキング3位までが医薬品卸で、10位中5社が医薬品卸となり高齢社会を裏付けていると思った。僕も実際に最も利用する店は①わんまいる②ドラックストア、③いかりスーパー④アマゾンの順でコンビニは殆ど利用しなくなった。又食品卸では冷凍食品に強い日本アクセスが1位となり、三菱食品が2位に転落。3位に国分。酒類と食品両方あるのが強い4位に加藤産業が入り、弥谷酒販の売上が大きい。5位はトモシアホールディングス。聞き慣れない名前だが旧旭食品で酒問屋増田に北陸のカナカン、丸太堀内など地方有力問屋を傘下に収めたのが要因。6位に三井食品、7位に伊藤忠食品、8位に日酒販、9位に福岡のヤマエ久野、10位にスターゼンが来る。食品卸はコロナ禍で食品スーパーの売上が伸びた事で増収・増益となり、各社独自のオリジナル商品の開発を強化し伊藤忠食品は「凍眠市場」ブランドの冷食を冷凍の刺身~洋菓子まで70種類以上を展開し、高級スーパーや百貨店などに卸す。三菱食品は糖質など抑えれ冷凍ミールキットなど「からだシフト」を開発供給している。三菱食品が二位に転落した要因は不採算の取引を縮小した事が大きい。酒類は大手スーパーコンビニドラックストアに集約される中、地本酒類問屋から大手に集約されているのがよく分かる。但し、製造小売り卸業が拡大しているので単にメーカーから仕入れて販売するだけでは成り立たなくなっている。

 

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