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6.202019
ホッタの本音 今週のレポートNO.801
【高級スーパー「クイーンズ伊勢丹」オリジナルミールキットを発売】
夫婦共働き世帯が増える中、買物、料理の時間を短縮する「時短」ニーズの高まりを背景に調味料と食材がセットになったクイーンズ伊勢丹オリジナルミールキットを5月30日に売り出した!スマホ上の動画や写真で作り方を分かるようにして競合との差別化を図る。イオンでは今年4月にこれで販売して来たミールキットを冷凍にして買い置き出来るようにし、ネット通販との連動販売を開始。順調な売れ行きだと言う。食材をレンジで解凍してから調理する事で食材の劣化を防ぎ美味しく食べられ、買い置き出来るようにとお客からの要望に応えての発売となった。冷凍タイプのミールキットは既にミールキット最大手のオイシックスが先行発売しており、イオンはSNSの取組みにも注力、フェイスブックやインスタグラム、ツイッター等のフォロワーの数も伸ばし、売場や新商品や売り出し等の情報を顧客同士で共有しているとの事。セブンイレブンもITを使った顧客情報の整備を急ピッチで整備し、会員の客単価が1,500円増になったと発表。時短料理への取組みとSNSとITを使った顧客分析販促は欠かす事が出来ない取組みとなりました。
【スープストック東京4年ぶり値上げ】
スープストック東京は冷凍タイプのスープの通販から店頭販売、そして飲食店が若い女子に当たり、店舗の展開を全国に拡大してネット通販と連動した販促を強化してギフトが順調に売れ、出産祝い、内祝いのギフト商品として業界でも上位にランキング、今年10月の消費税増額に対して飲食店が増えていく対策として4年ぶりに値上げを発表。既に高い値段で売られているので多少の値上がりは気にならないように思う。スープとサラダとパン1個で1,180円が現状で、1,280円になったからと言って顧客が離れるとは思えない。
【アマゾン、ライフと組み実店舗から惣菜など宅配】
アマゾンジャパンは食品スーパー大手のライフと組み、生鮮品や惣菜をライフの店舗から届けるサービスを始める。ライフの店員が注文の商品を陳列から集め、アマゾンプライム会員専用の配達員に渡し、最短で消費者の自宅まで2時間で届ける。一回当たりの配送料は未定。ライフは関東、関西に270店舗展開。アメリカにおける巨大な店舗網を生かしたウォルマートに学び、日本で食品スーパーと組んだ展開をはかる、既に日本では西友と楽天が提携した楽天西友ネットスーパーが先行しています。セブンもアスクルと組み、宅配を始めているが、どちらも良い情報は今のところ流れていない。勢いのある自社物流を得意とするアマゾンがこれまた勝ち組みのライフと組んだ事は衝撃的だと思う。宅配需要は伸びており、店舗とネットの融合はこれからも進む事は間違いない。勝ち組み同士の連携は、ネットを活用していない多くの持ち帰り専用食品スーパーにとっては大きな脅威となり、淘汰は加速する。
【世界で金利が急低下、-利回り国際残高が最高に】
米中の貿易摩擦の影響による景気悪化懸念から安全資産とされる国債が買われ、金利が急低下、利上げをしていた当人の強気のアメリカでさえ金利を引き下げた。一時はアメリカの利上げを受け、世界の金利が上昇しかけていただけに、マイナス金利になる事で景気がより減速しかねない。余ったお金が他に流出される可能性が考えられる。
【ユニクロ国内1.8%減収】
ユニクロの国内売上が芳しくない。しまむらはメディアすら取上げなくなった。ベビー服の西松屋の売上も前年を割り込んでおり、店頭販売の売上構成の高い衣料品店程業績が悪い。衣料品ネット通販大手のZOZOの業績も一時の勢いを失っており、メルカリを筆頭にアマゾン、ヤフーオークションなど中古品や個人輸入品に偽物も多く扱われているネット通販系の売上が伸びている。本物・新品はインバウンドの経済発展が著しいアジアの若者が百貨店、専門店で爆買いが続く。日本で暮らす外国人が増えたとは言え、少子高齢化は変わらず、若者の人口は外国人を加えても大幅に減少している。衣料品消費は46歳をピークに減少に向かうというデーターがある。女性は衣料から化粧品へ単価がシフトし、その次に健康食品へとシフトしていく。人口構成の変化は消費に大きく影響を与える。順調に見える回転寿司のくら寿司やサイゼリア、丸亀製麺なども減収減益となり、少子高齢化が続く日本では衣料、飲食店の市場規模はどんどん縮小してきている
【予測的中!ヤマト、荷物の受け取り発送できるセルフ店舗を開設】
先日、そろそろクロネコヤマトが荷物を取りにいける拠点を開設すると予測していた通り、365日、24時間荷物の引き取り、発送が出来る業界初のセルフ型店舗「クロネコスタンド」を東京・豊洲に開設、大きな荷物も入る宅配便専用ロッカーを157個備え、利用者は会費無料のクロネコメンバーズのメールなどからスタンドでの受け取りを選べる。メンバーズカードやアプリをロッカーにかざして荷物を受け取れる。発送は当面メルカリとヤフオク利用に限定、ヤマトは宅配ロッカー「PUDOステーション」の拡大を図っていく。早く冷凍品の受け取りも可能にして欲しい。ネット利用が多く、人件費が高い経済成長している外国では、コンビニや飲食店など小売り店舗でネット通販の荷物を受け取れるのが当たり前になって来ている。日本もそろそろコンビニがサービスを開始するようにも思う。ネット通販の利用が多くなり、その分受け取りが凄く手間でストレスにもなり、留守や受取拒否も発生しており、運賃に反映せざるを得ない。これらを解消するには駅前の駐輪場ではないが、専用ロッカールームがあれば助かる人も多いと思う。
【米ウォルマートはスマートロックを活用した自宅冷蔵庫へのお届けサービス開始】
ネット通販の売上が前年比140%で推移している世界最大小売業のウォルマートが店舗の状業員が注文を受けた商品をスマホでドアを解除して自宅の倉庫や冷蔵庫に置く宅配サービスを発表。顧客は配達員が家に入ってから出るまでの一連の動作をスマホで監視できるシステムも導入すると言う。日本でもスマートロックの機能は既に大手企業が売り出されていますが、まだ普及はしていない。ただし家事代行サービスの利用が拡大傾向で、今後普及は期待できる。外出先から帰えると、掃除、洗濯は勿論の事、風呂のお湯張りや買物代行、食事の用意まで行うサービスが欧米で人気を集めていると聞く。日本もどんどん変わってくる。
【インスタグラム日本国内利用アカウント数3,300万に】
米フェイスブックに買収された画像共有サイトを提供するインスタグラムが7日、日本の月間利用アカウント数が3,300万人を突破したと発表した。フェイスブックに買収された背景はLINEの赤字が続いているのと同様に企業の売上に直接影響を与えない所から広告収入が増えず、苦戦が続き、インスタ創業者も既に会社を去っている。ところが最近は日本でもショッピングカート機能と連動出来るようになり、アフィリエイト(ブロガー)と同様の成果報酬型の広告インフルエンサーが増加し20代30代の閲覧が多い商品では顧客の獲得に必要不可欠になりつつ、広報活動としてもメディア関係者は、インスタグラムから情報を取っている記者が多いと聞く。人口1億人の内、3,300万人とは凄い普及で、ファイスブック、インスタグラム、ブログ、は広報、広告宣伝には必須となった。
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