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代表堀田が時流を読んで思いをぶつける!ホッタの本音 今週のレポートNO.1007

【自動車保険4年ぶり値上げ 損保大手、物価高で修理費増】
損害保険大手各社は2024年に自動車保険料を引き上げる方針とリリース。値上げが相次ぐ中、損保まで値上がりとは。。自動車の安全性向上に伴う交通事故の減少で保険料は下がってきたが、インフレの影響で車両の修理費や人件費が上がっているのが要因とのことで、大手各社は具体的な上げ幅を今夏ごろに決め、24年1月以降の契約分から適用する見込みとのこと。10年以降最大の上げ幅となった20年の約3%を上回る可能性がある。自家用普通車に乗る契約者が払う保険料は平均で年7万円程度とされる。引き上げ幅が3%の場合、単純計算で約2千円の負担増となる。家計の負担はまた一段と増えることになる。全て値上げ値上げ。。二極化がさらに進んでいく。

【タンパク質、毎食20g以上が目標 筋肉合成に必要】
タンパク質は筋肉や臓器を作るほか、さまざまな生理機能の維持にも不可欠な栄養素。しかし、日本人の摂取量は1990年代をピークに下がっている。原因の一つにタンパク質を含めた食の二極化があると女子栄養大学短期大学部食物栄養学科の松田早苗教授が指摘されていて、食べ過ぎの人が増えている一方、過度なダイエットを続ける女性や加齢で食が細くなり、タンパク質が取れない人もいるとのこと。健康な体の維持のために毎日の食事で1日に必要なエネルギーの13~20%(49歳以下)をタンパク質で取ることを推奨しているそうです。又、1食20グラム以上で筋肉合成のスイッチが入るとのこと。とくに高齢者はスイッチが入りにくいので、3食しっかり取らないと筋肉が痩せ細ったり、いわゆるフレイル(加齢により心身が老い衰えた状態)を招きやすくなるという。
最近ではウエハースやチョコバーなどのバータイプ、ドリンクタイプ、ゼリータイプなどがコンビニの棚に並んでいるが、必要な栄養は食事で取ることが基本だそうです。わんまいるの健幸ディナーも1食当たり主菜1品×副菜2品で平均で20gを越えるように設定しています。

【弁当・総菜1割値上げも コンビニ、付加価値で勝負】
毎日の食事に欠かせなくなったコンビニエンスストアの弁当や総菜の価格が上がっている。原材料価格や物流費の高騰、円安などによる食品値上げが波及しているためだ。コンビニ大手各社は値上げによる売り上げ減を抑えるため、付加価値の高い商品を相次ぎ投入しているとリリース。
昔はNB商品メインだったが、今では、コンビニも大手スーパーもPB化が主流になってきた。PB化も昔は安かろう悪かろうのイメージだったが、今は他社と差別化できる高付加価値品が主流となっている。独自性を打ち出し、価格が上がっても消費者に受け入れてもらえる商品販売につなげる狙いだ。セブンイレブンでは、特定の地域や分野にちなんだ商品を集中販売する「フェア」を毎月実施。ローソンは付加価値とコスト削減策を組み合わせた戦略で弁当の「できたて感」で訴求力を高めている。ただ食材などの費用高騰が続けば、商品価格に転嫁しないとコンビニ各社の収益にも響く。価格を据え置くだけでなく、消費者に納得して値上げを受け入れてもらえる商品を開発できるかがより重要と思う。

【サントリー、ビール価格秩序ゆらす 】
久しぶりにビール業界が荒波に揺れている。これまでビール価格はサッポロビール「エビス」、サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」などのプレミアム系、アサヒビール「スーパードライ」、キリンビール「一番搾り」といったスタンダード、それより安い第三のビールや発泡酒に大別することができた。例えば大手スーパーでは350ミリリットル缶のプレミアム系が税抜き210~220円前後、スタンダードは180~200円弱、新ジャンルなど低価格系になると130~150円前後が目立つ。サントリーは4月に発売したスタンダード系の「サントリー生ビール」が、他社より10円安く店頭想定価格を設定した。実際は小売店が販売価格を決めるオープン価格だが、スーパーの店頭では他社のスタンダード系よりそのまま10円程度安くなっているケースが多い。東京・杉並区の大手スーパーではスーパードライの198円に対し、サントリー生は188円。同じ店内で新たな価格ゾーンが誕生安さを打ち出したサントリーの新商品ビールによって、他社が予想以上の圧迫を受けはじめているとリリース。サントリーは「1年目の年間販売目標は300万ケースだが、約1カ月半で150万ケースを達成した」と好調さをアピール。2023年10月の酒税改正に伴うビール減税後をみすえた動きの一つだが、原料高や物価高を度外視したかのようなサントリーの「乱」に他社は不信感を募らせている。
全体の物価高で10円でも安い方にと価格に敏感になっている証拠だ。しかしそういった価格訴求もあるが、その反対に、こだわりのクラフトビールも復活して価格でなく価値訴求のニーズも高まっており、やはり2極化が広がっている。アルコール業界は、外食が厳しく、家飲みが増えているので、家飲み訴求の提案がこれからどんどん必要だ。

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