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ホッタの本音 今週のレポートNO.905

【サブスク大流行、生産者が異なる新潟こしひかりを週替わりで届ける定期便(サブスク)スタート】
コロナ禍で外出が敬遠され、コンビニの来店頻度が大幅に減少し、一回当たりの客単価は上昇。その都度購入頻度が減っている。その反面ネット通販利用客が急増、その中でも「サブスクリプション」定期購読、定期購入が流行って来ており、本や雑誌、健康食品、音楽配信に始まり、食材宅配、ミールキット、宅配弁当、ミネラルウォーター、生ビール、お酒、お米、冷凍パンなど驚いたのはJR東日本が飲料水の自販機を月額制で飲み放題を実施した。流行る理由はその都度購入するよりお得、一度申し込むと継続して届くので忘れずに済み便利という事。定期購入はお得で忘れずに済み便利などしっかり訴求して流行に乗りましょう。

【西武遊園地(埼玉県所沢市)昭和の町を再現オープン、コロナにも拘らず予想を超える来場】
昭和の良き時代と言われる30年、40年代の街並みを再現した西武遊園地が緊急事態宣言発令中にも関わらずリニューアルオープンした。予想をはるかに超える来場者に関係者は驚いた。若いカップルや家族連れに加え、三世代や孫を連れての来場と大勢の客で連日賑わう。映画館や風呂屋さん、チンドン屋が街を練り歩く。あの頃に戻りたいと言う一種憧れがあるのだろうか。。昭和の時代を全く知らない世代までが東京浅草や大阪新世界のレトロな街に訪れる「昔懐かしい」「素朴」がヒットする予感。

【ポークショック!米国豚肉先物価格が昨年底値の3倍に 日本でも5月安値に比べ4割高に】
コロナの影響で都会に出稼ぎに行っていた人が田舎に戻れず農作物の生産に影響が出て日本国内でも食用油や小麦粉や胡椒など家畜の飼料も値上がっている。そんな中で金融緩和で金利が減少、マネーは株式相場や先物取引に向かい、ワクチン接種でコロナが治まり消費が回復するとの予想にて米国の豚肉先物相場が急増し世界的に連鎖、日本国内では豚コレラの要因もあり出荷頭数が減少している中での米国のポークショックのあおりを受けて高騰している。但し豚は3ヶ月も有れば出荷できるし日本国内は養豚参入企業が増えているので国内市場の高値はそんなに続かないと捉えています。相場で購入するより、生産メーカーと向き合った相対仕入れの方がこれからは良いと思う。

【5月の倒産50%増、2020年6月以来11ヶ月ぶり、始まったコロナ倒産】
東京リサーチが8日発表した5月の全国企業倒産件数が前年同月比50%増472社となり昨年2020年6月以来11ヶ月ぶりに前年を超えた。飲食店などコロナ関連の倒産が増加したと報告された。政府は昨年緊急事態宣言発令と同時にセーフティーネットを発令して実質無利子や保証協会による無担保の緊急融資を実施。一斉に駆け込んで借りたが約11ヶ月経ち長引く休業や時短、酒類提供の自粛などで飲食店及び納入業者、商業施設及びテナント、ライブハウスや劇場と出演者、観光や交通関連など幅広い産業で資金ショートする企業が増えて来た。今後は更に増加し3年返済据え置きで借りている会社が最も多い事から倒産のピークは3年後とも予測されている。コロナが終息しても景気は相当悪化すると覚悟しておいた方が良い。

【スズキの鈴木会長 電動車(EV)の普及により部品会社も含め自動車産業は抜本的に変わるとコメント】
25日の株主総会後に相談役に退く前の取材の中で、2030年以降は電動化した車が中心となり自動車産業界は部品会社も含め100年に一度の大改革の中で抜本的に変わると発言。更に自動車という呼び名も新しい名前に変えてもいいと電動化による業界の変化がいかに大きいかを強調した。一旦は既存の自動車産業界のピラミッドは崩れ去るが何十年かけて再びピラミッドは形成されるとコメント。ニューノーマルは自動車産業までに及ぶ。。これまでぬくぬくと大手メーカーの下請けをして来た部品メーカー含め、ピラミッドが完全に崩れるのは時間の問題。強みを生かして電気自動車へ進むか、全く違う産業業界を切り開くか選択が重要。例えば農機具のメーカー ヤンマーは、既に水産業界で魚の養殖いけす製造一式を請負って水産業の売上が農業を超えたと聞く。変化こそチャンスと捉え、強みの技術や商品を、見せ方を変え、チャネルを変え、販売するか、同じチャネルに異なる商品を開発して販売するのか、又は売り方を変えるか、試案のしどころだ。怒らず、悲しまず、恐れず、心正しく身を慎めば禍は福となる。

【イオン、ネット通販、センターから出荷を旗艦店舗からの出荷に切り替え翌日配送をスタート】
配送日数の短縮と品切れ防止を行う為にこれまでの通販専用倉庫から旗艦店からの出荷に変えて生鮮食品含む5万品目を東京など三大都市圏で翌日配送を実施する。コレは全国21ヶ所に物流センターを構えるアマゾンなど通販会社に対抗する施策で、米国のウォルマートは店舗からに切り替える事で配送時間短縮に加えドライブスルー形式の引き取りサービスも行い売上を回復させた。ユニクロはEC専用倉庫と実店舗を併用し、引き取りも可能として人気を呼んでいる。ユニクロの凄いのはネット注文をターミナル立地に出店した小さな店舗で受け取れる事だ。EC売上率100%のアマゾンに対して、イオンは1%、ワークマンで2%、米ウォルマートですら8%、ニトリ10%、ユニクロ18%、ビックカメラグループ19%だ。ワークマンも8月から専用倉庫を廃止し店舗用の倉庫や実店舗から発送し全国800店舗でも注文して最短で30分で受け取れるようにするとリリースしており、今後ネットで注文し店頭で引き取りは加速しそう。プラットフォームを作り複数の最寄りの飲食店で冷凍総菜が受け取れたら便利になる。デリバリーでも活用されると嬉しい。

【SNSが地域経済を動かす程に。ふるさと納税10倍、フォロワー数人口比長野県トップ】
ツイッター、フェイスブック、インスタグラムの各市町村の公式アカウントによると、フォロワー数が東京都の90万人で1位、人口比率では1位長野県、中でも人口9,000人の白馬村がフェイスブックで13万人以上集め全体をけん引する。ツイッターでは東京都青ケ島村が人口比2,145%、インスタグラムは岐阜県白川村が1位で人口比1,091%、観光客の誘致のみならず閑散期の集客や地域名産品の販売、ふるさと納税、更には移住の獲得にも役立つ存在となった。ブロガーに成果報酬を支払う従来のアフィリエイト広告が敬遠され、AIによるターゲティングも個人情報保護の観点から中止になるようで、SMSを使った協力者のアンバサダーやファンのフォロワーを集めて更に拡大させて認知を拡大させ、自社サイトへ送客して共感を仰ぎ購入や来店を誘う。スマホの普及とコロナで内ごもり、テレワークで通勤時間が無くなり、ズーム会議で出張や移動がなくなり飲み会や会合もなくなって空いた時間をスマホに使う。SNSの発信、閲覧する人が急増した。僕も60の手習いではないが3回目の緊急事態宣言発令の際にツイッターを始めた。ブログ歴は2014年7月からほぼ毎日投稿7年間続けている。ブログは検索にかかり続けると上位表示が永遠に残る。自分の専門領域や得意なカテゴリーに関して感想や説明を詳しく執筆する事が重要。SNSはその時の新しい情報を一目で分かる目を引くように投稿する事が見て貰えるポイントだと勉強中だ。ネット通販のみならず飲食店も小売店も卸もメーカーもSNSは欠かせない広報宣伝活動になって来た。何かをきっかけにして知り、検索してサイトを見て貰い興味を持って貰い、共感して購入、或いはファンや応援者になって友人か家族に紹介して貰える事が重要な取組みです。特に静止画像より動画やリールなど動く方が目を引くようです。リスティング広告、SEO対策をしっかり行い、SNSで広報PRして認知を上げて指名系やメイン系、ダイレクトでサイト訪問者を増やす事でCPOを抑え新規件数を増やす事がネット通販でもっとも重要だと思っています。

 

 

 

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