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2020年1月(277号) 「心 明るく持つ」

新年、明けましておめでとうございます。

今年9月で創業32年を迎えます。
振り返ると、独立開業してからも、それまでも、全て順風満帆だった訳ではなく、例えば独立を決意したのは居酒屋の店長を任され二人目の子供が生まれるにも関わらず給料が上がらなかった為でした。
酒米宅配FC本部㈱FNSを設立した背景には、共同仕入グループの造反が相次いだ為でした。
伊藤忠商事と業務提携し、ブランド名を「わんまいる」に変更したのも酒類小売免許自由化対策の為でした。ネット通販を始めたのも、大手百貨店やスーパーと提携したのも同様に・・その前に大きな問題が発生した対策として行ってきました。

人生 七転び八起きと言いますが全くその通りで、セミナーの講演などで、窮地を乗り越えられて来たポイントは何ですかと質問されますが、常に「心を明るく持ち」素晴らしい未来が訪れる事を信じて、そのようになる為に「必死に知恵を巡らせる」ことだとお伝えしています。

仏教では、怒り・欲望・愚痴を三毒と呼ぶそうで、思い通りにいかないと怒り、自分の思い通りにしたいと欲を募らせ、現状に文句を言ったり、不平不満を言うと結局は自分で自分を不幸に追い込んでいく事に繋がります。特に悪いのは現状に対して不平不満を持つ事でストレスが溜まり、今の環境や自分が嫌になり現状から逃避したくなり、精神状態もおかしくなりかねません。だから、子供の躾や青年時代の教育は大切なんです。

全ては人柄、人格です。人格を高める哲学や考え方を身につけるべく読書と勉強の日々を送り、出来る限り己を慎み、規則正しく栄養バランスを考えた食事をとり、早寝して睡眠を十分とって早起きする事。目の前の仕事に打ち込む事、仕事に打ち込めば、余計な事は考えなくて済みます。

僕はゴルフをせず、酒も凄く弱いですが、人が驚くぐらい知り合いが多く、どのようにして知り合うのですかと良く聞かれます。秘訣は朗らかで明るい心を持ち、少しでもお役に立てればと思い損得を考えずに人と接しています。

将来どうしようと心配して生きるより、明るい未来が来る!このように暮らしたい!生きたい!と願い、目標を持ってその目標を達成する為に懸命に生きる。決して諦めずに、日々一生懸命に思考努力する。

人生捨てる神あれば拾う神はあります。

悲しむな、恐れるな、怒るな!です。

少しの頑張りは少しの利しかなりませんが多くの頑張りは多くの利を生みます。

短い間の下積みは、花が咲く期間も短いですが、長い間の下積みは、花が開く期間も長いです。

 

「心を明るく持つ」

これまた商売繁盛の法則也り・・・

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