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2018年4月(256号) いち早く変化に対応する事

【時代はすさまじい勢いで変わっています】
僕は今年で57歳になりますが、僕より一回り早く生まれた方は、幼い頃自宅にテレビがある家はほとんど無かった。しかし僕が物心のついた時にはほとんど家にテレビは存在していました。・・・分譲マンションも建売住宅もスーパーもコンビニもショッピングモールも、カタログ通販にインターネットの普及、スマホの普及、ネット通販、ネットスーパー…時代の変化は凄く早いスピードで流れます。もちろんその進化にいち早く対応する事が経営に求められます。時代の変化にいち早く対応する為には時代を先読みして自ら切り開いていく事が求められます。弊社のお付き合い先で兵庫県姫路市内周辺に24店舗の調剤薬局を展開されている株式会社ぼうしや薬局様が有ります。創業は元禄元年1688年で、花嫁さんが被る「綿帽子」を製造、その後結婚式も様変わりし、綿帽子を被らなくなり洋式へと変化し、結婚式と関連がある造り酒屋から薬酒製造、薬草を探しに行った山中でイノシシに遭遇し逃げた所に探し求めていた薬草を発見、その薬草で作った薬が評判となり調剤薬局を営むようになられました。

【弊社に置き換えて考えてみると。。。】
弊社も酒屋修行して独立創業しましたが、創業時にはお米の販売を始めました。そして地域の名産品の取扱いを始め、そして冷凍惣菜の販売へ、その後、献立メニューを考えた夕食のおかずセットの販売、現在自ら惣菜工場を設立しようとしています。酒も含め取り扱いアイテムの増加に伴い、受発注システムの開発を行い、お店では在庫を置かず、センターで在庫を一括管理し注文に合わせてピッキングして出荷する集約センターを設立しました。宅配事業に加え、通販事業を開始、現在ではオリジナルのショッビングカートの開発を終えようとしています。もし酒だけにこだわり、食品の取扱いをしていなけば、まわりの反対を押し切り無在庫販売システムの開発及びセンターを設立していなければ、また同様に冷凍惣菜の開発をしていなければ、更に通販事業を始めていなかったら弊社はとっくの昔に破綻していた事でしょう。酒DSがトレンドとなる中、一人反対して、自ら立ち上げた酒類共同仕入れの代表を辞退し、カタログ宅配事業を粛々と展開しました。そして通販事業をスタートさせました。更に自ら生産者を訪問し食材調達、委託製造から自社製造に切り替えようとしています。帝国データーバンクの方も企業診断する際、取引先を確認して10年間変動していなければ間違いなく業績は厳しいと仰っていました。テレビは見る時代からつけている時代に、新聞も見る時代から取っているだけの時代になってやがて。。。いち早く変化に対応する、これまた商売繁盛の法則也

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