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2020年8月(284号) 「事業計画」

32年前独立する際、当時酒類販売免許申請に、事業目論見書の提出が義務付けられていましたので、独学で自ら作成しました。

先ず事業目論見書とは?辞書で確認すると「事業計画」との事。では事業計画とは?直近5ケ年の売上、利益計画です。対象とする商圏の消費支出から販売先などを参考に、販売計画(客単価・客数・売り方・販売促進費・人件費や家賃光熱費などの販売管理費)を月々予算組みした計画です。

これまで多くの個人商店や中小企業を見て来ましたが、「事業計画を立てた事が無い」と言う経営者も少なくありません。
事業計画を作成しなくても、取引する顧客が長年固定していて事業拡大を考えず、現状維持に努めていても「成長の昭和」「安定の平成」の途中までは利益が出て経営は出来ましたが、不景気になり競合相手が増え、特に最近のようにデジタル社会にシフトすると、いつの間にかお客様がオンラインで購入され、知らない間に売上が減少しているケースが目立ち始めています。

そこで今後どうするのか?どうしたいのか?と言う明確な目標を立て、達成させる為の月々の過程を明確に計算した計画を、経営者自らが念入りに本気で企てる事が必要です。

弊社の場合は、独立に際してお酒お米の宅配専門店で5ケ年計画を立て、必死に計画の達成に取組みました。毎年予算を変更し、事業を拡大しました。次にお酒お米のFC事業展開の計画を策定し、全国16都府県で展開、次に酒免許自由化への対策として事業計画を変更、システム開発に自社センター開設と1億5千万円の借入までして食品取扱い強化を図り、更にデジタルシフトに対応したネット通販事業の計画を作成しました。

この時流の進化へ対応した事業計画のお蔭で、今回のコロナ禍は福に転じました。事業は誰の為に行われているのか?世の人の為に行っている訳です。その事業そのものが時流に適さなくなれば次の世の人が必要としている商品やサービスを提供する事業を開始しなければ、経営がなり立たなくなります。にも関わらず世の人からの利用や購入が減少しているにも関わらず、これまでの事業にすがりついている経営者や気づかなかったり怠慢になっている経営者も決して少なくはありません。

消費者が必要としている商品やサービス、買い方や利用の方法までが変化しているのに、気が付かない?変化するのに抵抗がある経営者が大手企業でさえ沢山存在しているように思います。

商売は誰の為に行っているのか?顧客に支持されなくては経営そのものを営み事が出来なくなります。商売は世の人の為に役立つ事。

「事業計画」

これまた商売繁盛の法則也!

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