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10.52022
代表堀田が時流を読んで思いをぶつける!ホッタの本音 今週のレポートNO.972
【教員離れが止まらない 21年度の公立小学校の採用試験の倍率が過去最低を更新】
長時間勤務→デジタル化の遅れ→教員の疲弊に繋がり、セクハラやパワハラにいじめ問題、生徒と親の間に立たされる教員。いやー昔と違い大変だと思う。30年前は公務員志願が多かったが近年求人倍率が年々低下し、2021年過去最低を更新した。生徒の数も減少、先生の数も減少、私立はどうなるのか。。
【ロッテリア・モスバーガーファーストフード大手も参入、冷凍食品市場拡大に拍車】
ガストにサイゼリア、リンガーハット、ロイヤルホストなど飲食店チェーンが冷凍食品販売に参入する中、遂にロッテリアやモスバーガーと言ったファーストフードチェーンまでが参入。一部イオンなど大手スーパーのOEM迄製造する事業者も現れ、混戦状態となりサバイバルゲームになりつつある。
【日本ヒーター機器中華まん加温器の技術を生かし介護施設向けに冷凍弁当・惣菜を販売】
コンビニで見かける中華まんの加温器を月額3,000円で貸出し、最低受注額は設定しているが総菜は1つ160円から弁当は240円から。蒸気で温めるから電子レンジより時間はかかるが水分が飛びにくく食材がふっくらすると言う。介護分野を中心に契約施設数は200事業所に増え、沖縄を除く全国で拡大。急に料理人が辞める等調理や盛り付けの人手不足と厨房設備が必要なくなる利点がある。しかも冷凍は保存も出来て廃棄が無くなり製造の仕方によっては保存料など添加物を控えて作る事も可能。今後は中学校で無償給食が導入されるようになれば一気に需要拡大になる可能性もあるので一度に解凍出来る加温機は重要だ。既に機内食や病院、施設でも他社メーカー製品の導入が始まっている。
【海外へ拡大するのは企業だけでなく人も、和食料理人65%が年収600万円以上に】
世界的な日本食ブームが広がる中、料理人の争奪戦が巻き起こり、日本人シェフの需要は益々拡大している。欧米やアジアなど報酬は日本の2倍以上になる料理人も少なくはない。日本国内では年収600万円以下が大半の料理業界が海外では600万以上が65%を超える。海外へ販路拡大を求めるのは企業だけでなく料理人にも拡大。日本の冷凍食品、おかずセット、ランチもチャンス到来だ。
【コロナ規制解除 客は戻りつつあるが働き手戻らず 正社員5割で不足、外食や宿泊 苦境続く】
コロナ規制解除で顧客は戻りつつあるが、外食や宿泊サービスなど非製造業を中心に人手不足感が高まり、正社員で5割、非正規労働者で3割の企業が不足していると回答。人件費が上昇して企業側の経営を悪化させている。少子高齢化は現実に起こり経済活動に影響を与えている。僕が通う散髪屋もなり手が居なくいつ行っても混雑していて「人さえいれば。。」と言う。労働超過に付いて行かなく退社する人が増え、新しく入る職人はいない。働く高齢者が増えると散髪の利用回数も増えるが需要に対して今日供給が追い付かないと言う。デジタル化出来にくいサービス業に商機あり。
【サッポロビール恵比寿で35年ぶりにエビスビール醸造、恵比寿ガーデンプレイス内リニューアル】
SNS、アンバサダーの活用など若者の間で人気が出て、ジョキ缶が大ヒットしたアサヒビールと共に厳しいキリンビールとサントリービールを尻目に黒ラベルが復活。チョッと贅沢なエビスビールが好調のサッポロビールが35年ぶりに東京恵比寿のガーデンプレイス内にある記念館を13億円投じて改装し、年間130キロリットルの醸造所を開設。エビスビールなどを提供する。9月16日からJR恵比寿駅構内にエビスビールのバーをオープン。クラフトビールの人気にあやかり恵比寿を中心に消費者との接点を増やしたブランド戦略でサッポロビールの拡販につなげる考えだとリリース。日本人観光客、インバウンドこれから市場の急回復を見込み先行投資。
【欧州を中心に17ケ国で食材宅配を展開するハローフレッシュ 九州・北海道に配送エリア拡大】
2011年にドイツで設立し、英国やオランダなど欧州を中心に17ケ国で食材宅配を手掛けているハローフレッシュがアジアでは日本が初めて4月から本州と四国でサービスを開始。8月26日から九州と北海道でもサービスを始めたと発表。二人前が3食分入ったミールキット送料込みで5,310円。毎週更新する12種類のメニューから届けて欲しい料理を選んで注文する。週に1回・2週間に1回・月に1回の定期宅配サービス。メニューは日本向けにアレンジしている。オイシックスやヨシケイ、コープなど既に存在しているがまだまだ市場は余地があると言う。
【サトウ食品45億円投じ生産ライン増設、パックご飯だけ実りの秋、ブランド米供給過剰に】
日本の主食であるコメの消費量が減り続ける中、「パックご飯」だけが実りの秋を迎えており、最大手のサトウ食品は45億円、アイリスオーヤマは50億円、全農らどふぁ(宮城県加美町)は30億円を増産投資。一人暮らや高齢世帯の増加に加え、何より品質が改良され下手に炊いたご飯よりも美味しくなった。弊社も冷凍ご飯を付けずにおかずだけにしたのはパックご飯に値段も品質も勝てないと判断したから。産地は少しでも高く売りたくブランド米を宣伝するが、過当競争で需要とのバランスは取れていない。外食向けの業務用の米は一般消費者向けの高単価なブランド米は向かず、丼のタレや酢との相性が重要で、お店独自のブレンド米の方が好まれる。生産側と使う側のミスマッチも起こっている。補助金が適応される飼料用も米の割合を増やし過ぎると鶏も豚も肉質に影響すると言う。僕はもっと低価格に量産してパックご飯や冷凍寿司、冷凍焼きおにぎりや炒飯やドリアなどにして海外へ売り出せばと思います。その為にも法人企業が参入して生産・加工・流通を替えなければならないと思います。
【高齢者就業率韓国の次世界第二位、18年連続で働く高齢者増、65歳は二人に一人が就労】
出生率の低下、人口減少が騒がれる中、高齢者だけに絞ると人口は増加しており、年金受給年齢の引き上げや定年延長や人手不足も重なり働く高齢者18年連続で増加。但し、非正規労働者が75%占める。2021年から年金受給が満65歳以上となった為と政府の受け取り年齢を70歳以上にするとお得と言う奨励に更に働く高齢者は増えると予想。高齢者の就労率上昇は世界各国で増加している。パックご飯も冷凍食品も売れるはずだ。
【アマゾン翌日配送「来年全国で」ヤマト翌日配送中止エリア増える】
米国では運送業界でも最大手となったアマゾン。航空貨物でも世界トップクラスに。どうやら日本でもヤマトや佐川急便、ゆうパックを差し置いてトップクラスになる可能性を感じる今日この頃。年内に北海道から沖縄まで自社物流拠点を45ケ所移設し、700万点を殆ど送料無料で翌日配送すると言う。一旦アマゾンを利用すると便利過ぎてツイツイリアル店舗で購入するのを止めてアマゾンで買ってしまうのが人間の心理。アルゴリズムを使って欲しいものをリアルタイムに表示させてくるAIの技術も凄い。先日クロネコヤマトの所長と会話していると、ミネラルウォーターなど重たく儲からない商品ばかりアマゾンから配送依頼が来ているように思う。あの仕分け指示システムは凄いと感心していた。国内宅急便最大手のヤマトは一部のエリアの翌日配送を中止を始めている。人手不足が主な原因と言うが世の中の逆をすれば業績に響く。自社の物流網を構築した企業は強い。
【外食再値上げ、マックや吉野家、ミスド、すかいらーくHD】
大手外食チェーンが一斉に2回目の値上げを実施している。マクドナルドは6割りの商品をミスタードーナッツは9割りの商品、すかいらーくHDはガストやバーミヤンなど展開するチェーン店で2度目の値上げを実施する。吉野家も牛丼含め傘下のはなまるうどんも2回目の値上げ、コロワイドグループ各社も値上げ食用油など原料価格の高騰や円安などの影響で1度目の値上げで吸収出来なく一回目の値上げで客離れがお気ていない事も再値上げを後押ししたと伺える。
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