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ホッタの本音 今週のレポートNO.899

【3度目の緊急事態宣言発令で個人消費5,000億円減と経済への影響は拡大する一方だ】
変異ウイルスの感染拡大か止まらない。3度目の緊急事態宣言、第一生命経済研究所は今回の発令で個人消費5,000億円が消滅し失業者も2.5万人増えると過去の事態宣言を参考に試算を発表した。長引けは或いは更なる厳しい措置をした場合は経済への影響は深刻さを増す。しかし飲食店や大型商業施設や主だった地域だけの休業では感染は完全に終息されないとの声が多く聞こえるようになって来たので、期間延長と踏み込んだ措置が発令される可能性もある。ただでさえオリンピック開催後の景気は減少するとされる中、オリンピック開催の有無に関わらず、相当景気は減速するものと覚悟しておくべきだ。

【ライフネットスーパーが弊社センター委託する間口HDと共同出資でデリバリー会社設立】
アマゾンと提携しネットスーパーを展開するライフは、ライフのDCセンター庫内作業から店舗へ納品一部陳列まで担っている庫内作業大手の間口ホールディングスと共同出資して物流会社ホームデリバリーを設立したとリリース。間口は生協の個人宅配も請け負っておりノウハウや実績もあり、今後伸びるネットスーパーの庫内及び個人宅配事業に参入されたと思う。ネットスーパーが伸びて従来の店頭販売は縮み、生協などのカタログ共同購入・個人宅配は市場が縮むと思われる。市場拡大競争激化、生き残る為には高品質の追求と安定と美味しさのみならず更なる付加価値が必要だ。

【ロイヤルホールディングス冷食で「イタリアの食卓」オンラインサイトで期間限定販売】
コロナ禍で大打撃を被っているロイヤルホストを展開するロイヤルHDは、機内食や外食などに卸していた自社セントラルキッチンで製造する冷食のネット販売を強化しており、広報PR向けだと思われる「イタリアの食卓」を期間限定販売するとリリースして日本経済新聞社に取上げられた。期間限定販売など広報に関しては見習わなければならない。何度か取り寄せて試食してみたところ二次殺菌を強くしている為か少しレトルトのような味覚を感じた。でも凄く売れていると言う。

【東京9ヶ月ぶりに転入増加。大阪、名古屋など政令指定都市に人口集中する】
総務省が27日に発表した住民基本台帳人口移動報告によると、東京はコロナで転出が続いていたが就職や進学により転入が9ヶ月ぶりに増加したと発表された。大阪市・名古屋市・広島市・福岡市など主な政令指定都市及び周辺は人口が増加傾向にあり、特に東京一極集中から主要都市に分散されている傾向が鮮明に。反対に地方の人口減少に歯止めがかからなく、コロナで都心と結ぶ路線バスが廃止や減便となり、鉄道も減ってコンビニや商業施設の撤退、観光業界の業績不振から雇用も減り不便さも高まり、若い人の転出が止まらなく状況は加速すると思われる。その一方で東京一極集中が和み、大阪・名古屋・福岡・広島など政令指定都市に人材が分散傾向だと言う事で、大手企業も支店支社を設立して人材の確保や新たな事業を立ち上げる流れが活発していくようだ。

【JR民営化後初の赤字、私鉄各社JTBも大赤字に対し、ソニー過去最高益、ヤマトHD利益2,5倍】
コロナの影響で企業の業績が鮮明になり分断も良い所だ。。交通関連、宿泊、観光、飲食、病院、百貨店、劇場、イベント業界は最悪。一方家中消費関連の家電やゲームソフト、動画配信インターネット関連、個人宅配、食品スーパー、ホームセンター業界は好業績だ。この流れは続くと予想され、人の流動化も進む、人材獲得のチャンスだ。

【米国バイデン政権、富裕層、法人税率、増税構想を発表。10年で160兆円財源確保】
これをやっちゃおしまいよ。。コロナ禍での財政を立て直す対策として富裕層の増税構想を発表したバイデン大統領。富裕層や優良企業がそのまま米国に留まるだろうか、出て行くのは決まっている。。米国が何とか持っているのはこの富裕層と優良企業が存在しているから強いのであって、彼らが米国から出て行けば米国経済は一気に衰退する。こんな単純で誰でも解る施策を国会は通す事は無いと思うが、大統領の権限が強い米国だけにどうなるか分からない。

【ロボットが普及すれば充電機も変わる。中国ではワイヤレス充電導入がすすんでいる】
金属部分が空気中にさらされる事が無くケーブルを充電器に接続する操作が不要な為に安全性に優れ、ロボットなどの移動ルート上に充電スタンドを設置すればそれぞれの充電場所に戻る必要が無くなり、効率が高まって病院や自動車工場のように複数種類のロボットを使っている現場では一種類の充填スタンドで対応できると普及が進んでいると言う。ロボットの導入が普及すると共に充電器も必要になる。そして人は必要なくなる。。人件費が安いから製造拠点が増え、世界の工場と言われた中国が劇的に進化している。日本は本当に頑張らないといけない。中国で作れない、更に海外では作れなく日本が適しているモノはなんだ。ちなみにニホンウナギは中国では養殖できない理由は水の違いだ。軟水の日本、和食が美味しいのも水の違い、美味しい出汁は海外では作れない。

【富山の若鶴酒造、缶入りハイボール「家飲み」拡大を受け供給停止、嬉しい悲鳴】
コロナ前から消費減少を続ける日本酒、そして焼酎。そんな中2019年3月に発売したアルコール度数9%の缶入りハイボールがコロナの影響でバカ売れした事でアルコール度数を1%下げて2020年12月に量産したが売れ行き好調で供給が追い付かず販売停止。9月からの販売再開を目指すとリリース。この記事を見てやっばりイノベーションが重要だと思った。世の中ハイボールが好調なのに製造販売しない多くの酒造メーカーのように作らなかったら売れていない。流行っている事は何でも取り組むべきだ。弊社が食品通販していなければ今頃どうなっているのかと同じだ。

【サイト登録会員毎月3万人ペースで増加70万人突破のケーキ専門通販サイト「CaKe.jP」】
それにしてもケーキまでもネット通販で購入する時代になろうとはビックリ仰天だ。そう言えば近くの梅田阪急百貨店地下食料品売り場のスイーツコーナーでも自宅までお届けしますのポスターがどの店にも案内が目立つ。僕もキティーちゃんのケーキ(冷凍)を二人の孫に贈った事がある。今や冷凍で届き冷蔵庫解凍は当たり前。むしろ作ってから何時間も売場に並べたケーキより作り立てをすぐに冷凍して食べる前に自然解凍した方が美味しいと口コミで広がる。冷凍に詳しい僕から付け加えると冷凍する事で甘さや濃厚さが増して生地も寝かしたようになり美味しさが増す。冷食×EC新時代に突入。

 

 

 

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