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代表堀田が時流を読んで思いをぶつける!ホッタの本音 今週のレポートNO.973

【スシロー 今度はメバチマグロをキハダマグロと謝って使用が発覚。カッパ寿司は社長逮捕】
昨年取り扱い中止メニューをテレビCMで流したり、品切れしているのに生ビール半額の告知をしたりして消費者庁景品表示法違反(おとり広告)による措置命令を受けているにも関わらず、今度は「鉄火巻き」に使われるメバチマグロの代わりに仕入れが安いキハダマグロを誤って使用したほか、品切れに対応したケースも発覚したと報道。株価も売上も相当落としているにも関わらずまた不祥事を。。普通から考えると分かると思うが食材を平気で替えるのは当たり前に行なわれていた可能性も指摘されると思う。かっぱ寿司は前職のハマ寿司から顧客情報を盗んだとして社長が逮捕されると言う前代未聞の事件が起こった。結局100円と言うとんでもない価格競争に無理が生じたのではないだろうか。常識はずれの無理は長く続かない。

【好調マクドナルド「モバイルオーダー」ドライブスルーでも注文可能に】
国内1,500のドライブスルー店舗でスマートフォンで事前に注文や決済をする「モバイルオーダー」の取り扱いを始めると発表。公式アプリのモバイルオーダーで受け取り予定店舗と注文商品を選択し、受け取り方法から「ドライブスルー受け取り」を選び、ドライブスルーレーンに到着し注文ブースで注文番号を伝え商品を受け取る。これまでは店内受け取りか、駐車場の車まで店員が届ける「パーク&ゴー」にしか対応していなかったが、利用者はドライブスルーレーンに並ぶ前に自宅で時間をかけて好きな商品を選ぶことが出来てまとめ買いでも注文番号だけ伝えれば済む為、スムーズに受け取ることが可能になる。キャッシュレス決済は現金やおつりの受け取りも不要になり利用は増大している。「どこでもわんまいる」と称して自宅以外のオフィスや最寄り駅の宅配ロッカー、コンビニ、離島などでも翌日受け取れるようになればと思う。

【マクドナルド、紙製ストロー・木製フォークを国内全2,900店舗で導入「脱プラ年900トン消滅」】
2022年4月に飲食店などにプラスチックの消滅を即す法律が施工された事で外食各社の「脱プラ」の取り組みが広がって来ている。マックは昨年のプラスチックの排気量は店頭分だけで約6,500トンあり、今回の取り組みで年間900トン消滅出来ると見込む。モスバーガーは既に10月から全国1,250店舗でバイオマスプラスチック製のフォークやスプーンを導入し、スターバックスも6月から冷たい飲料にプラスチックの蓋を付けずに提供するなど取り組みを始めるなど各社で「脱プラ」の取り組みが広がって来た。わんまいるも取り組みを計画しなければならない。

【から揚げ同様に炒飯も作る常識から「チン」する常識に、ニチレイ115億円投じて冷凍炒飯工場を】
ニチレイは2023年4月の稼働を目指し、国内市場向けに「本格炒め炒飯」など冷凍米飯の5割増産する工場を115億円投じて福岡県宗像市に新設するとリリース。太陽パネルを使用して再生可能エネルギーを活用し、最終的に電気由来の二酸化酸素排出量ゼロを目指す。炒飯も唐揚げ同様「チン」が常識な商品となる。おにぎりも握るから買うようになり、ご飯もパックご飯が猛烈な勢いで売れている。味噌汁もフリーズドライが普及、お茶もペットボトルに、お好みもたこ焼きも各種フライもチンするかテイクアウトになっている。一人世帯と働く主婦の増加と共に、作るから買う、チンするように進化している。次なる作らなくなる商品はなんだ。。

【ファミリーマートは生き残り策に無人システムを取り入れたミニコンビニの出店を強化】
コンピニ各社が生き残りをかけて色んな戦略を打ち出す中、ファミリーマートは無人決済システム
や品出しロボットなどを活用してこれまで出店できなかった場所に無人によるミニコンピニを全国に1,000ケ所出店すると発表した。

【渋谷の東急百貨店に続き、小田急百貨店新宿本館も55年の営業に幕】
2022年10月2日小田急百貨店新宿本館、55年の歴史に幕を下ろした。新宿駅西口エリア再開発に伴い建て替え、食品や化粧品の一部の売り場は4日オープンする新宿西口ハルクに移設する。コロナ制限規制解除しても元の売上には程遠く、ピーク時の売上が半減の回復にめどが立たなくコレからも閉店は余儀なくされる。米国では郊外に出店していたアウトレットの売り場を設けて生き残りをかけてある一定の成果が出ていると言う。日本も早く導入すれば良いと思う。

【2022年8月倒産件数6月に次いで過去3番目に多く5ケ月連続で増加】
東京商工リサーチが発表した2022年8月の全国企業倒産件数は492件と前年比6%増、前年比プラスは5ケ月連続で増加。理由はコロナ禍による資金繰り支援や協賛金補助金が薄れ、低水準に抑え込まれていた倒産が次第に増えていると言う。特別融資が底を付き破綻、繰り延べ返済期間が始まる来年から倒産件数が増大すると言われる。産業別では運輸業、ECの利用拡大で個人利用が増えてアマゾンなど物流拠点を増やし独自の物流システムを構築する中、旧来の倉庫業や運送会社は厳しい、製造業や卸売も前年より増えた。協賛金が無くなった飲食業もコロナ前の客数には戻らず厳しい経営状態になっている所が多いようだ。人手不足による人件費のアップやサービスの低下、値上げによる顧客離れ、既に広島を本拠地とするコンビニでは負け組みのポプラが無人のミニコンビニの出店で一定の成果を上げており、セブンイレブンも病院やオフィスに無人コンビニをテスト出店して一定の成果を上げているようで、ファミリーマートも追随する計画を発表したが販売しているモノが同じなら買う場所が変わるだけになると思う。そうなれば更にFC店離れが進むだろう。下手な無人化は企業衰退、劣化を招く、マクドのようにデジタルとアナログの融合が重要だと思う。

【西村屋チェーン好調から一転減益に、しまむらPBが業績を底上げ、ユニクロ値上げで好調】
巣ごもり消費の中、低価格を武器に子供服をリアル店舗中心に販売する西松屋チェーンが円安の影響を受け値上げを据え置き、売上が伸び悩む中減益になった。一方しまむらはワークマン同様PBを増やして売上を増やし、増収増益を確保。国内の売上が落ち込んでいたユニクロが値上げを実施し、少し値段を高くしてPBを発売して売上が回復している。価格より価値の時代に突入したと言っても過言ではない。安売りから高売りにギアチェンジする事をお勧めします。

【西側諸国とロシア・中国の対立により円安と穀物相場高騰によるインフレが続き食糧難に】
欧米中心とした諸国とロシア・中国の対立が長引くどころか台湾情勢に加え北朝鮮も加わり緊張感さえ高まってきている。世界の穀物の過半数を持つ中国・生産国のロシアは欧米への輸出を抑ている。その煽りでエネルギーも食料も値上がりして米国の金利上昇を受け、ユーロも上がり円安が続き家畜や養殖の飼料が高騰し、大手畜産会社が経営破綻に追い込まれている。日本の高度成長を掲げたあおりで一次産業が衰退し、減反政策で田畑は荒れて食料自給率は米以外少なく、家畜や養殖の飼料は殆ど作ってなく、今後国内製造へと目が向けられる中、早々に国内で飼料の製造を始めなければ世界的食糧難に巻き込まれるのは時間の問題とされる。国を上げて日本の農業・漁業の振興に注力しなければならない状況が迫って来た。時代は回り繰り返される。再度一次産業をデジタルフォーメーション活用し復興しなければならない。日本はチャンスだ。

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