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2022年7月(307号)「常に新しい事業に挑戦する」

とあるセミナーでコロナ禍後7割消費になるので業績を挽回するには新しい事業を始めなければならないと話を聞きました。
個人商店として独立して4年目で法人化して間もない頃、帝国データーバンク様から「10年間仕入れ先も販売先も変わらない会社は業績が伸びていない、成長している企業は常に新しい販売チャネルの開発や仕入れ先や新商品を開発し新しい事業に挑戦されています。そして10の内一つでも当たれば企業は生き残り成長する」と聞きました。

僕は高卒後酒屋に店員として就職。大半の人が辞める中、独立して自分の店を持ち9坪の建売住宅をローンで購入し一階3坪のガレージで創業した。周囲からそんな辺鄙な場所で小さな店を持って続かないと言われた。今から考えると無鉄砲で若さとやる気でやっていました。

一般家庭を対象にしたお酒とお米の宅配専門店を主に、知人を通じて飲食店を開拓。業務用事業を展開したが知り合い程払いが悪く、値段競争が強くて性に合わないと撤退。

その次は飲料水自販機の展開を行ったがお金が詰まるや釣銭切れ、盗難など頻発に発生して夜間休日関係なく問い合わせが入り対応しなくてはならなく撤退。

唯一順調に伸びている一般家庭を対象にしたチラシを印刷して持参する御用聞き宅配事業を拡大しようと強化。業界新聞や雑誌などに取り上げられ、問合せしてきた酒販店を募って共同仕入れ販促グルーブ「酒塾」を結成してVC(ボランタリーチェーン)事業を展開。緩やかな契約だったことから造反が相次いだ。

そこでアサヒビール様の支援を受けてFC(フランチャイズ契約)に切り替え、酒米宅配FC事業本部を設立して全国展開。15都府県268店舗加盟まで拡大。しかし、その後の酒小売り免許自由化で衰退。。対策としてご当地グルメの無在庫販売わんまいる宅配事業を伊藤忠商事と業務提携してスタート。

その後、冷凍食品の宅配事業へとシフトさせ、オリジナルの冷凍食品の開発を増やし、わんまいる専用の冷凍物流センターを稼働させ、テレビ通販事業、ラジオ通販事業、ネット通販事業、スーパーや百貨店様への卸事業、企業の福利厚生事業、更に企業と提携したアライアンス事業をスタート。

2021年12月には東京電力ホールディングス株式会社様と日本の魚食振興を共通のスローガンに提携して国産おさかな料理冷凍サブスク「ボンキッシュ」専用サイトを開設した。

2022年富士電機様とドトールコーヒーグループ会社のマグナ様とベンダーにグリコのアイスクリームの販機含め取り扱うグリコグループ会社の関西フローズン様と提携して冷凍食品自販機事業を検討。ランチ難民・オフィスや工場・マンションの住民向けに冷凍リーチインを貸し出した「置き冷食」事業も模索しています。

このように「常に新しい事業に挑戦」して参りました。

これまた生き残る商売繁盛の法則なり。

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