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ホッタの本音 今週のレポートNO.884

【コロナ感染第三波でテレワークが一段と普及、政府も勤務時間の消滅により子育て介護の両立を】
2020年12月に実施した調査では、テレワークの実施率は東京23区で42.8%、全国平均21.5%だったが2021年緊急事態宣言の再発令で出勤者数の7割消滅を目標に掲げ、企業に在宅勤務の推進を求めた。インターネットが普及し、オフィスに出勤しなくてもカフェでも自宅でも駅の待合室でもこなせる仕事が増えた。政府も働き方改革を推奨して来たが、コロナ禍で急速に進んだ。テレワークは働く人だけではなく、会社側も恩恵を受ける点が多い。交通費や雑費など極端に言うとオフィスの縮小で家賃と光熱費を消滅できるので、この際オフィスを廃止して全社的にテレワークを決断する経営者も増えて来た。正にデジタルフォーメーション(通称:DX ITを用いてビジネスモデルや企業文化風土の変革する)ですね!変化を捉え新しく発生する需要、ニーズに提案する事が求められる!超分断化偏り時代の幕開けです。

【外出減少、テレワークも影響、ネット通販、深夜から日中にシフト】
コロナの影響で在宅時間が長くなり、ネット通販の利用時間が午後9時~11時台の割合が2020年度は18%と前年より約5%減少したと某決済サービス会社が発表した。従来のお取り寄せから一般主婦層が生活必需品の購入割合を増えていると分析、今後は商品によって利用する時間帯が異なり、ファーストセッションする時間帯と最後購入する時間帯も異なると思うので、流入経路(見ている表示:広告やSNS)を分析し、転換率が高い媒体を知り強化すれば良い。

【KDDI消費者のダメ押しに反応 20G 2,480円で提供始める各社5Gの展開は大丈夫?】
高速、高画像、遠隔操作など代表量の通信が可能な5G拡大の為、基地の設立を各社が競い合う中、基地の展開で後れをとるNTTドコモが日常なら十分使える20Gを、格安の値引き2,980円と値下げを発表。ソフトバンクが追随し2,980円、そして対応が遅いと消費者からダメ押しを食らったKDDIが何と500円も下げて2,480円発表。利用する内容によって異なると思うのでこれまた個々により異なる個々の時代に突入!

【セブンがおにぎりの賞味期限を2倍に、某コンビニベンターから冷凍惣菜製造の打診を受けた】
なんでセブンが今頃になっておにぎりの賞味期限を長くするのだろうか?と思っていた矢先に、大手コンビニのお弁当、おにぎり、サンドイッチを手掛ける某ベンターさんから冷凍惣菜を委託させて欲しいと連絡をいただいいた。話を聴くと、コロナ感染を嫌って手で持つイメージとテレワークの影響でおにぎりやサンドイッチ、常温弁当の売上が大幅に減少していると言う。それで廃棄を少しでも減らす為に賞味期限を延ばすのかとようやく理解した。だけどそんな事をすれば余計に売れなくなるのに、しかしこれだけ駅構内、ホームの売店、オフィス街の売上が減れば仕方ないかも。商品やサービス、存在の戦略を大きく変換する必要がある。

【セブン&アイ19%減益、ライフ純利益2.6倍、イオンモール14%減益】
百貨店は言うべき事もなく、ネット通販もご周知の通りで、ドラックストアは食品を扱う住宅郊外立地チェーンは好調で駅ナカ・繁華街立地チェーン店は厳しい。家電量販でも二極化で、郊外店に立地するホームセンターはどこも好調。アパレルはユニクロ、しまむら、子供服は西松屋が一人勝ち、カジュアルと安さが求められる。化粧品は厳しいが、洗浄類は伸びて高級シャンプー・リンスは伸びていて、家庭内で消費されるモノはプチ贅沢化が起こっている。菓子パンが売れず高級生食パンや焼きたてパン屋が人気だ!高級スィーツ専門店が街中に増えている。大きく消費の流れが変化している。正に家内消費、しかも個々に異なるライフスタイルの時代に突入した!シャンプー同様、食事までもが個々になって行く、冷凍なら自分の食べたいおかずが食べられる!しかも選んで食べても栄養バランス、平均的なカロリー塩分は変わらない!良く考えたものだ、やって来た事に対して時流が寄って来た感じだ。

【東京中小企業同友会 今回の宣言を機に新しい業態やサービスへ進出検討3割に】
同友会が実施した会員企業へのアンケートによると、5割にあたる会員企業が売上減少していると答え、半数の企業がテレワークを強化すると答えたほか、3割が新しい業態やサービスへの進出を検討すると回答。変化に適応しようとする経営者が目立ったと発表した。しかし、これだけ時流が加速したのにも関わらず、3割しか新しい業態やサービスへの進出を考えていないとは残念。海外から日本は、伝統や文化を守る事は得意だが、新しい事へチャレンジすることが苦手であると指摘されている。ほんまその通りだと思います。。戦前戦後も同じで、2割の企業しか転換しなかった。しかしその2割にあたる企業は大きく成長した。先進国から革新的な技術を取り入れ(今ならITを取り入れ活用し)自動車(今ならEV)電機機械(ロボット・ドローン・無人遠隔操作機械)海外からの輸入(海外への輸出)家電洗濯機(遠隔操作スマート洗濯乾燥機)冷蔵庫(冷凍庫・宅配ボックス)テレビ(YouTube)、電話(スマホ)スーパー・百貨店(モール・自社サイト・ネットスーパー)外食(内食・持ち帰り・デリバリー)接客おもてなし(セルフ・無人)ブランドスーツ(カジュアル・ラフ)・慰安旅行(個人旅行)正社員(非正規・外部委託・IT・AI・ロボット)出勤(テレワーク)出張、商談、会議(ズーム)宴会(一人の飲み食い)終身雇用(人の流動化)短命(長生き)など加速する事は誰でも解っている。素直にプラスに捉え、勉強して時流に適応する事、求められる需要に対し供給する事が仕事で経営である。

【パソナグループ営業利益42%増、間接業務代行BPO事業化が好調】
昨年本社を東京から淡路島に移転させて話題となったパソナグループ。人材紹介で有名なのでコロナの影響でさぞかし業績は厳しいだろうと思いきや、企業の間接業務を請け負うBP(業務プロセスの効率化、最適化を目的に企業が社内業務処理の一部を専門の事業者に外部委託(アウトソーシング)する事)事業が好調で業績予想を引き上げた。これまでは社内で非正規社員などを採用して仕事を熟していたのを更に効率よく生産性を上げる為に間接業務を外部へ委託するようになって来ている。反対に企業側も副業を認め、専門職のスキルを生かして副業で稼ぐ事を認めだしています。すべてにおいて小売り卸メーカーに関係なく人と人を繋ぐ仕組みを作った会社が伸びており時流だ。

【政府、週休3日制を検討、試案は「給与は週休3日で2割消滅の事例がある」】
既にフランス、オランダ、イギリスなどで先行している週休3日制、正社員が選べるようにする試案を自民党の一億総活躍推進本部長が提示した。子育てや介護、副業などに取組みやすい環境の整備を目指し、人口の首都圏集中を減らし地方への移住を推進し地方創生にも役立つと説明、実際に東京から離れて暮らす人が増えており、テレワークの恩恵を受けている人も多い。週休3日が導入となれば更に都会離れが加速する可能性がある!もっと言うと仕事や人によれって働き方が異なるようになって来た!すべてに「個」の時代となると理解する事だ、パソコンやスマホさええればオフィースがなくても出勤せずにいくらでも仕事は出来るようになった。むしろそんなやり方をしている企業や人の方が稼いでいるように思う。日々問屋の受注締め切り時間に合わせ倉庫に入り現物を確認してファックスで発注していた頃を懐かしく思う!今はセンターにある在庫を遠隔で確認してバイヤーが発注しているが間もなく自動発注に切り替える方針だ!店頭での販売もPOSレジと連動すれば遠隔で売れた分だけセンターから宅急便などで補充して店の人に品出しをして貰えば自社の人手は必要なくなる、百貨店にマネキンを派遣している会社は人を余らしているし、駅構内の売店も売上が減少して売場スペースが余っている!ここに冷凍惣菜を陳列して週2回ほど買って帰れば冷凍庫のスペースも商品が余る事もなくなる!棚替えは春夏秋冬で一部の商品を入るだけ飲料水のショーケースが冷凍惣菜にとって代わるだけの話だ!仕組みさえ出来上がれば極端に言うと首都圏で一人、京阪神一人のマネジメントで事業拡大が可能と言っても過言ではない!

【年金共働きで増える、金持ち高齢者が増える、この市場も大きい】
70歳まで働く人が増える一方で、これまでの国民年金だけ受給割合が多い後期高齢者から夫婦二人で厚生年金を受け取る高齢者の割合が増えて行く。この高齢者市場はとてつもなくデカイ。しかもライフスタイルが安定し】ている点も見逃せない、そのひとつに移動販売車両を導入するスーパーは増える一方で、自治体が地元スーパーと連携して訪問介護のヘルパーに手数料を支払い、商品を届ける買物弱者対策事業を始める所も増え始めている、特に歯が悪いや血圧や血糖値が高い高齢者向け商品はスーパーには取り扱いがない、そんな需要に対して近い将来商品を供給すればと思う。

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