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ホッタの本音 今週のレポートNO.776

【理想科学工業の高速カラー輪転機がバカ売れ!納品に1ヶ月半待ち】
加盟店さんへも斡旋させていただいてきました印刷機・輪転機メーカーの理想科学工業株式会社様は一次は低価格コピー機やプリンターとの競合で業績が低迷していましたが、最近派手なテレビCMを配信しているので尋ねてみると、売れに売れているのでCM放送も行っていると聞きました。理由は高速カラー印刷機を発売して15年になるが、5年前に封筒DMまで自動でできる機械をオプションで付けた所、金融機関や通販メーカーさんが顧客に毎月発行する請求書やふるさと納税の顧客へ送るDM制作向けとして活用される所が増え、今年から郵便局が無償で行って来た大量郵便物の引き取りサービスを廃止した影響で多量に印刷会社に依頼していたDM作成を中止して自社で高速カラー印刷機を使用して日々小分けしてDMを作成し郵便局へ持ち込む会社が増えて問合せや注文が殺到しているとの事。「仕事がさばき切れずに残業が増えて欠勤する社員も出るなど大変です」と年末のご挨拶に来てくれた理想科学工業の営業部長から聞きました。時代の変化へのニーズにタイミングよくはまれば売れる事を証明した事例です。
多くの企業で人手不足への対応、仕事の効率アップに取り組まれています。物流業界ではネット通販が伸びるなどして荷物が増えています。個人の軽貨物運送業が加盟する赤帽さんは空前の売上だと聞きます。運賃の値上げは承諾いただけるし、仕事はいくらでもあるし、人さえ確保出来たらなんぼでも売上は上がると聞くようになりました。工務店や施工会社さんも災害やオリンピック、飲食店の改廃(オープンして店を閉めるのが早くなった)が進み、居抜きの工事が増加し、そして大阪万博の決定。インバウンドに対してのホテルや民泊など宿泊施設工事の需要が増えるなど人さえいれば売上が上がるとのこと。当然求人関連会社にもチャンス到来という事になります。
但し折角のチャンスが到来してもチャンスとして捉えられるか?それとも逃すか?によって全く異なります。世の中にはこういった事さえ知らない人も多く存在しています。チャンスを掴み、成功する為には、勉強好き(情報を収集する)素直、プラス発想、長所伸展法で取り組む事が重要だと思います。

【ウォルマート楽天市場に出店!】
一瞬目を疑うような見出しに戸惑いましたが、記事を読むと既に楽天とウォルマートは業務提携して、アメリカのウォルマートで楽天が書籍の販売を始めており、日本ではウォルマートの子会社西友が楽天と共同でネットスーパー運営会社を設立して10月からスタートさせています。店売り主体の量販店経営から脱皮に躍起となっているウォルマートは日本のネット通販市場に目を付け日本では一部の専門店でしか販売されていないアメリカ製のアウトドア用品やサイクリング用品、スポーツ用品など約1,200アイテムの販売を始めたとリリースしていました。
注文から10日間で納品すると言います。次はおそらく日本製品をウォルマートの配送拠点を利用してアメリカ含む海外で販売していくと予想します。もしこうなれば大きなビジネスのチャンスだと捉えています。もしかすれば今回設立した楽天西友ネットスーパー株式会社がその仲介役をする可能性も考えられるし或いは別に日本法人を設立して日本製品の買い付け楽天市場と提携して行う可能性も考えられると思いました。特に日本の和服や食器、日本酒や和スイーツや和食になど期待できると思います。

【遂に「0円タクシー」登場】
これも一瞬目を疑う見出しに戸惑った記事で、スマホを使った配車サービスが乱立して、利用者とタクシー会社を囲い込み自動運転時代の移動サービスに繋げようと配車サービス会社がタクシー0円にするド派手な広告を打ちだして話題となっています。
タクシーの運賃は法律で規制されているので、運賃を無料にするのではなく、広告主や配車サービス会社が負担する仕組みにすることで法律的な問題をクリアしたと言う。利用者はアプリの地図上で乗車したいタクシーと場所を選ぶとアプリ上でタクシーの到着時刻や車のナンバーなどが通知されます。更に来年後半にはAIによる需要予測サービスを提供し、時間帯やイベント、天候などから客数を予測して最適なルートを提示する等タクシーの稼働率向上に役立てるとのこと。配車サービスは確実に利用者が増えており、タクシー会社毎に行っていた電話による24時間受け付ける配車サービスが衰退し、配車代行会社が運営するスマホ配車サービスを利用する人が増え、自動車を持つよりも必要な時に利用する配車サービスの増大が見込まれそうです。今後は自動運転車の普及も考えられます。東京山手線では無人車両の運行のテストを開始、早ければ来年実装すると言います。既に無人車両はモノレールや地方の路線バスに適応されていて珍しい事ではなくなりました。近い将来高速道路に無人運転車両専用のレーンが整備され無人運転車両がスムーズに大阪・東京間でモノを運んでいる姿が想像されます。

【ローソン「からあげクンロボ」試験導入】
ローソンは主力商品「からあげクン」を従来よりも高温で加熱できるデジタル技術を使い、調理時間を5分の1に短縮して作れるロボット「からあげクンロボ」を東京都大崎の店舗で試験導入したとリリース。僕も食品展示会などで炒飯やラーメンなど無人で作る機械(ロボット)を目のあたりにしてここまで進んでいるのか?と今年はビックリすることが多かったです。既に食品製造メーカーでは急速に無人化が進んでいます。今に人手不足でなく人手余りになると思うぐらいです。しかもロボットなので品質と味が安定している点が興味深いです。それと無人で行えば火災の発生や異物混入も防げる事も可能になります。いい加減なアルバイトや店員が作るより美味しくて安定した料理を作ると思います。更に遠隔操作も出来る時代へとなり、山の奥や海外など土地が安い所に製造工場を設立して遠隔で惣菜を作る取組みが既に始まっています。コンピューターにレシピ情報を流せば必要な材料と調味料が提示され、材料が工場に送られ、ロボットが作ると言う流れに近づいて来ています。作られた料理はベルトコンベアーで設置されたボックスに自動で運ばれ、80gと設定すれば80gが自動で袋に入り自動で汁も充填され真空パックされ最終加熱殺菌されてベルトコンベアーに設置された入力した成分以外が含まれた商品をはじく高性能な選別機が、異物混入を防ぎ、自動で箱詰めされ自動で梱包され冷凍庫に納品された後は出荷を待つだけ。
このように全自動も決して夢ではなくなりました。少人数で大量調理、真空パックが可能となる。日本国内で魚の養殖が盛んになって来ました。天然物でも捕れる時に捌いて切身にして冷凍しておけばよい。レトルトでもフローズンでも作り長期保存する事で遠隔地への物流も可能となり、日本の和食が世界の健康寿命延伸に役立てる可能性が出てきました。

【味の素に続き、ニチレイまでが冷凍食品を値上げすると発表】
ニチレイフーズは業務用の冷凍食品を来年3月から7割の商品を3%~7%値上げすると発表、原料や人件費や物流費などの上昇が主な要因で味の素に追随した格好だ。日本の冷凍食品やインスタント食品は世界の中でも低価格だとされています。ここ10年間で人件費や土地代も比較的に低かったアジア諸国の経済が発展した事も今まで海外で生産、或いは材料を調達しているメーカーにとって影響は少なくないでしょう。
既に海外が安いと言う事も一概には言えなくなって来たとも思います。土地だけで考えると日本国内では工場の跡地や空いた農地などいくらでもあります。市街地でもイートーヨーカード含め次々に閉鎖していく量販店などもこれからいくらでも出て来ると思います。先ほど言ったロボットを使用すれば日本の食材を使用して日本国内で製造した食品を海外で販売する事は可能です。信州サーモンや対馬の原木椎茸、石見ポークではありませんが、ご当地の食材を使った和食を世界に流通させたいと本気で思うようになりました。

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