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2020年6月(282号) 「決断」

新型コロナウィルスの感染拡大を受け、政府が4月7日に緊急事態宣言を発令し、外出自粛を要請した事を受け、そして「待てる買物は通販で」とメディアで伝えた事により食品ネット通販の需要が急増、委託製造会社様、冷凍センター運営会社様、そして従業員の皆様の協力のお蔭を持ちまして需要増に対応する事が出来ております。

酒小売免許自由化の影響から酒販宅配FC事業が衰退する中、困り果てて自前でコールセンターまでテレビ通販をスタートしましたが大失敗。そんな時に船井総研の中山先生(現 リライズコンサルティング株式会社社長)と出会い、テレビ通販は止めましょう、これからはネット通販の時代ですと言われました。もし、あの時ネット通販をしていなければ、その前に冷凍惣菜、おかずセットを開発していなければと思うとゾッとします。

冷凍惣菜を始めるに当たり、どれだけ周りから反対されたか。。既に大手問屋に吸収された酒類卸役員からぼろくそ。。多くの酒販加盟店様からも絶対に売れないと言われました。三世帯で暮らしている人達からするとそう思いますよね。だけど一人暮らしや夫婦共働き世帯ではどうでしょう。

地域名産品として開発した「島根和牛の肉じゃが」を販売した際に、こんな惣菜!待っていた!買い置き出来るように冷凍パックして欲しい!そこにピン!と来ました。血糖値や血圧、栄養バランスなど「献立」を考えるのが一番大変。毎日は要らず週5日間でいい!なるほど!そこで冷凍タイプのおかずセットの開発を「決断」したのです。

ネット通販やって本当に良かったです。中山先生より堀田社長の「ご決断」と「商品力」の賜物ですと言われました。仰る通りで、経営者の重要な役割として決済する、つまり「決断」するがあります。

経営方針を決断する、大切な商品開発を決断する、辛抱強く玉の光のように品質を磨き続ける、販売方法を決断する、先を読んで時代にあった商品を開発して時代にあった販売方法で売ることです。しかも分相応にです。置かれている立場、環境、強みを活かして広く深く考え、世の中の人に役立つ商品・サービスは何なのか?購入の仕方がどんどん進化して行っています。
売る側と買う側では全く違うようになりました。
物を並べていても売れなくなりました。
古着が売れ、賞味期限切れ専門に扱う食品スーパーがもてはやされる時代となりました。
一昔前では信じられません。だけどこのビジネスをされた人も大きな「決断」をされた事でしょう。

「決断」する これ商売繁盛の法則也。

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