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2024年5月(329号) 「大義を掲げる」

 

古代中国の書物「易経」に、優れたリーダーは自己主張がなく、圧力をかけず、トップ争いをしないという。リーダーがリーダーたりえるのは、力や威厳があり、人々の頂点にいるからではなく、その働きが「大義」に従うものだからである。それを勘違いして権力を争うようでは、やがて失墜する。働く人々が圧力を感じず、治められているという意識さえ持たずに、各々の力を発揮して繁栄するよう導くことが大切である。と書かれてある。

商売で言う「経営理念」に匹敵すると個人的に思っている。

36年前、独立創業する時に、経営理念に定め、自宅一階のガレージを改装した小さな店のカウンターレジ上に掲げた。その後達成したので3回変え、現在の大儀/経営理念をオフィスの壁に大きく掲げ毎日朝礼にて社員全員で合唱している。

現在の経営理念を要約すると「日本の農業・漁業の振興に貢献し、生産・加工・流通・販売まで一貫して行うサプライチェーンを構築し、生活者の家事負担軽減をし、健康的な食事の提供を行い、品質とおいしさ日本一を目指し、グローバルな展開を行い食で日本を豊かにする」我が社が掲げる大儀である。

大義に従い行動し、事業を拡大繁栄させる。この大義のお陰であろうか、農林水産省・経済産業省から高く評価いただき、何と両省のホームページに公開していただいた。

ご縁があり、日本最北端北海道稚内漁港から日本最南端沖縄の熱田漁港へも何度も商品開発に行くことができ、島根県の石見ポーク、鳥取県の大山豚、鹿児島県の桜島鶏、宮崎県の日南鶏など各地のブランド食材を取り扱えるようになりました。

大義が有るから行動でき、行動するから結果が伴う。

精肉会社でもないのに生産者から精肉加工会社を紹介したり、仲買でもないのに仲卸や水産加工会社を紹介したり、更には調理会社に委託製造して、自社のセンターで在庫をしてお客様からのご注文に併せ出荷するようになり、小ロットで高品質で美味しい冷凍食品が作れる事から百貨店・スーパー、異業種から問合せをいただき、中でも株主が国である東京電力様から魚食振興事業として協業させていただけるまでになりました。

1988年にアサヒビールさんから株式会社を設立するように言われてつけた社名も大儀を考慮し、家族主義で他人に献身的で、システムで繋がったネットワークを構築し、運営する企業という意味で付けた社名「ファミリーネットワークシステムズ」。当時はインターネットも無く、パソコンが出始めた頃で、お酒お米の宅配専門店「宅配」という業態すら馴染みが無く、まだ配達しているのと小バカにされた事を思い出す。

ここにきてようやく行っている事業内容が社名らしくなり、皆様にもご理解、評価をいただけるようになってきました。苦労に苦労を重ね、努力に努力を重ねてようやく経営理念「大儀」を全うできる体制と時流が整って来ましたので、しっかり貫き後世に繋ぎ残したいと願っています。

「大義」

商売繁盛の法則也。

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