新着メディア情報
2.82018
ホッタの本音 今週のレポートNO.731
【野菜宅配大手オイシックス、らでぃっしゅぼーや買収】
オイシックスドット大地はNTTドコモの完全子会社である野菜宅配大手らでぃっしゅぼーやの全株式を取得すると発表。取得価格は10億円で、ドコモは第三者割当増資を引き受けオイシックス株の3%を保有する。昨年大地の会を買収したオイシックスドット大地は、業界2位のらでぃしゅぼーやを買収する事で野菜宅配会社が1本に集約され小売り大手などの攻勢に備える。インターネットやスマホが普及した事で、農家が野菜や米を消費者に宅急便で届ける個人宅配が急増している。事業の立て直しとして始めた食材宅配(通称ミールキット)も話題にはなっているものの、自宅で調理しない家庭が増えており、食材宅配最大手のヨシケイですら食材キットは苦戦していると聞きます。反対に買い置き出来る冷凍食品や、簡単に食べられるお弁当や惣菜は伸びており、わんまいるにとってはチャンス到来です。加盟店様におかれましても販促をしっかり行って頂ければと思います。栄養バランスやカロリー・塩分などを考えた1食分のおかずセット(冷凍)は店頭販売も見込め、週に一度しか買い物に行かない顧客にとっては便利である。
【ヤマト運輸 法人客4割契約打ち切り 黒字化】
クロネコヤマトは大口法人1,100社との値上げ交渉の結果、約4割の顧客が契約を打ち切り他社の宅配サービスに移ったと発表。個人向けを含む運賃の見直しを行い、従業員の働き方を改善し収益も黒字となった。連結純利益予想も145億円と上方修正した。儲からない部分を見直し整理した結果、取扱宅配個数は減ったが収益は改善した。商売はもちろん人の為世の中のお役に立つことが目的だが、同時に適正な利益を確保し税金を納め、社員の生活を守り豊かにする事が優先されます。商売は売上ではなく利益です。利益を予算通り獲得する事が求められます。「良い客のいる店には良い店員さんがいる」従業員満足が先にあってこそ、顧客満足が成されると、リッツカールトンの社訓の中にも記されています。この1~2年で通販業界も淘汰が始まるでしょう。より安さを求める顧客に対して合わせていく企業、送料込み低価格販売を追及する企業、良品や希少価値商品の充実したサイトやランディングべージを作成して価値を訴求し販売していく企業などより売り方が明確化していくでしょう。物流もアマゾンのように独自の配送網を構築する企業が増えるでしょう。楽天も全国に10ヶ所の配送拠点を作り独自の配送網を構築すると発表しました。宅配便の値上げに際して速やかに送料無料を廃止し価格改定をした企業。反対にらでぃしゅぼーやのようにあえて送料を値下げする企業も現れましたが、ここ半年を見る限りは、送料は別として捉える消費者が増えた事は否めなく、クロネコヤマト同様収益は確保できている様子です。消費者も自分で買い物に行く時間に対して一回当たり1,000円の宅配料金は苦に思わない客層が現れ、消費者の認識も変化しているように思われます。特に東京都内に住んでいる比較的若い方の意識が急速に変化しているようで、送料よりも商品そのものの価値を求める顧客が増えているように感じます。顧客満足の追究こそが最も大切だと思います。わんまいるのおかずセットは使用する食材をすべて国産に切り替えボリュームアップしたせいか、1月は新規でお試セットを購入した顧客の定期購入に申し込まれる割合が42%になりました。そして今、地域密着の配達サービスは絶好のチャンスです。正にネイバーフットサービスの時代が来ました。楽天やヤフー・アマゾンも含め地域の配達ならお任せ!というような地域道義の宅配事業は需要が益々増えていくでしょう
【ロボットが珈琲を入れる「変なカフェ」が渋谷で話題になっている】
格安ツアー会社の大手エイチ・アイ・エスは2月1日にロボットが珈琲などを入れる「変なカフェ」の1号店を東京都渋谷にオープンしました。今後はHISの旅行店に併設させて集客面での相乗効果を見込むとの事。ロボットが働くグループの「変なホテル」とハウステンポスで培ったノウハウを生かし、今回のカフェと同規模の場合は通常2~3人のスタッフで運営するが、このカフェでは人間は1人で後はロボットが対応すると言う。人手不足への対応とデジタル無人化・ロボットブームの流れに合わせた展開をもくろんだのだろう。開店前から話題となっており、従来の事にばかりに目を捉われずに新しい未来の事に目を向けイノベーションをしていく事が重要だと思いました。一般の酒屋が手書きの納品書だった時代、僕は独立と同時に伝票発行と販売管理が自動で出来るレジスターも付いた酒販店システム「リカーボーイ」を導入しました。のちに酒販店向けシステム会社ザ・コンピューターさんと提携してギフトや直送のシステムをつくり、平成17年には現在のわんまいるシステムを伊藤忠商事と業務提携して1億5千万円かけて開発しました。その後もデジタル化に取り組んで、現在もオリジナルのショッピングカートEC-CUBE導入に向け開発を行っております。自社のホームページ作成も早くから取り組みました。現在弊社が存在出来ているのも基礎となるわんまいるシステムと物流センターが連動した、一品からの注文をピッキングして全国へ出荷納品できる仕組みを構築したからです。デジタルとアナログを融合させ、人をかける所にはかけるです!その為にもシステム化出来るところは行うことが重要です。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。