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ホッタの本音 今週のレポートNO.739

【ミールキットの高価格帯増える、自宅でシェフの味】
出産・育児休暇制度を利用する企業の割合が福利厚生の充実より増えており、乳幼児を抱える夫婦共働き世帯も急増している。そんな中、短時間で調理できるミールキットが人気で、これまでは日常的なメニューが一般的だったが、シェフの味を再現できるご馳走メニューも人気を高めているようです。鶏モモ肉のコンフィ・ワタリガニのトマトクリームパスタなど、ミシュランの星付きレストランのシェフが監修するメニューも登場。2人前で3,240円~4,320円と高価格だが売れはじめている。小さな子供がいて高級レストランへ行けない世帯や共働き世帯に人気のようで、注文数は2月前年同月の10倍を超え、土曜日限定だった配達を4月以降は金曜日や日曜日にも対応する予定だ。東京都内に複数出店した欧米の高級冷凍食品「ピカール」の店頭販売や通信販売も好調だ。ローソンでは「プレミアムキッチント」、オイシックスドット大地では「パーティーキットオイシックス」も、特別な日メニューやおもてなしに使えるメニューを用意した。最近は自分の食べるモノをスマホで撮影するインスタ映えを意識する人も増え、キットの種類や用途も多様化しています。弊社も有名ホテルの元料理長やミシュラン認定レストランのシェフに依頼したプレミアムメニューの開発も行いたいと思っています。自分で献立を考えて、買い物に行き、料理を作る時間の無い人や忙しい日に、少しでも役立てていただければと思っています。(3月31日発刊の主婦の友社「ゆうゆう」5月号にも掲載されました!)

【ロックフィールドさんが静岡県に野菜研究所を設立】
サラダを主体とした惣菜店舗を主要都市で展開するロックフィールドさんが、惣菜の風味や食感を長持ちさせる調理方法を研究に生かす為、本社の商品開発室も刷新し、静岡県磐田市に野菜研究所を設立するとリリースされました。研究室には厨房機器も設置して原料から考えたレシピの工程表を作り、カットの仕方や調理の仕方・包装のやり方など鮮度を保つ方法を研究すると言う。日本惣菜協会によると2016年の惣菜市場規模は9兆8,399億円で前年比2.7%増え、2017年に10兆円を超えるのは確実で、冷凍食品や食材セットなどを含めると更に市場規模は増える。拡大基調にある市場をにらみ、競合に勝つ為の対策の一つとして研究室を開設したとのこと。わんまいるも日本各地の特産品や旬の食材を調達したおかずセットを作れる自社厨房を設立して秋までには本格稼働をさせたいと考えています。

【千房 グルテンフリーお好み焼きで冷凍食品】
大阪の難波道頓堀に本店を構え、今や世界中に「お好み焼き店」を展開する千房。友人の株式会社創楽舎の横井先生が店舗設計した「グランド千房」も人気です。最近では冷凍食品の販売にも力を入れており、この度小麦粉を使わない「グルテンフリー」の商品を4月中旬に発売するとリリースされました。グルテンフリーはアレルギーの原因の一つとして取上げるメディアや雑誌なども増え、子供には与えない家庭もあるようで、直営店でも小麦粉を使わないお好み焼きを取り扱っています。そこで好評のグルテンフリーのお好み焼きの販路を拡大して将来は輸出も目指すと発表。特にグルテンフリーはアメリカや欧米など先進国でトレンドとなっており、米飯をジュレにしたものや米粉などを小麦粉に近い食感にする事で、日本の米製品を輸出拡大するチャンスだと思います。弊社もこのグルテンフリーに着目して、お米をジュレにした離乳食やタコ焼きや麺類・調理パンなどを開発して販売し、少子高齢化によるお米離れに少しでも貢献出来ればと思います。

【長野県 産学官金で食品製造業振興 協議会を設立】
長野県は昨年2017年に策定した食品製造業振興ビジネスで掲げた、2022年度の食品製造業の出荷額7,700億円を達成する為に、産学官金で「長野県食品製造業振興ビジョン推進協議会」を27日に発足させ、県内の食品ブランド価値の向上と機能性食品の開発を目指し「食と健康」「発酵と長寿」の2部会を設置したとリリースされました。こうした県内の食産業の振興に取り組む県や自治体が増えており、農林水産省食料産業局や経済産業省中小企業庁・厚生労働省など国の後押しも盛んです。及ばずながら、弊社も精一杯協力させていただいています。先日も米子市の漁協を兼ねた地方卸売市場を運営する株式会社米子魚市場さんを大阪市中央卸売市場に紹介し、米子と大阪市中央卸売市場本場を繋ぐ流通(市場便)が水産卸協同組合理事の株式会社三恒の三上社長と利州株式会社の上田副社長のご協力で実現しました!昨年は北海道の稚内にある地元水産会社の中一中央水産株式会社で、地元で獲れる7種の海藻を特製のだしに漬け込んだネバトロ漬けを個食パックで冷凍にして貰い、わんまいるカタログ宅配や東急百貨店のカタログ通販で掲載させていただき大好評頂いています。健康を考える人が増えていく中、発酵食品や地域の特産品を使った惣菜は人気です。更に山形県民なら誰でも知っている漬物メーカーの晩菊本舗三奥屋さんにお願いして「山芋とろろだし」や、最上舞茸と里芋と宮城県しか採れない「雪菜」を使用した惣菜やレンジで簡単に食べられる「具付き仙台味噌やきそば」なども開発してもうすぐ発売します。今後も全国47都道府県の食材を使ったおかずやご当地グルメの開発に注力して、地方の生産者さんや中小零細メーカーさんと組んで「食」で日本を元気にして行きたいと願っています。

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