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ホッタの本音 今週のレポートNO.804

【「崎陽軒+デリ」 惣菜の品揃え充実 新業態を展開】
横浜のご当地グルメとして有名な崎陽軒がシュウマイやお弁当など既存商品に加え新たに10種類以上の野菜をふんだんに使った少量サイズの冷凍惣菜を売り出し、横浜駅を利用する働く女性らの購入を見込むという。老舗の焼売専門店が惣菜を売り出すとはまさに消費者の欲求の変化に合わせた対応だと思います。既に焼売が入った幕の内弁当や横浜炒飯弁当は横浜駅のみならず東京駅や羽田空港でも人気の定番弁当の座を獲得されています。駅弁・空弁ブームに乗って消費者の欲求に応え成功させ、今度は駅ナカに出店しての時短への欲求に対して惣菜の品揃えを新たに図るとのこと。しかも野菜を多く採りたいと言う女性の欲求に対応すると言う。たいしたものだ!知名度があるだけに既存の惣菜専門店の客が流れるのは確実。百貨店のバイヤーも長年代り映えしないどこの百貨店でも同じ有名惣菜持ち帰り専門店に関しての差別化を考えている。果たして既存の有名惣菜持ち帰り専門店はどう対策をするだろうか?

【夕食の準備「45分未満」主婦の4割 家事時短 欲求高く】
冷凍食品や惣菜売り場の充実にも関わらず、なお時短の欲求は年々高まっている。これは自動車の自動運転、更には空中を飛ぶドローンと同じように、より便利への欲求は果てしなく続く人間本来の欲求だと思われる。僕の子供の頃は魚は尾頭付き1匹で氷の上に並べて売られていた。ハエが飛び交い、ハエ取り紙がぶら下がっていた。そしてお店で内臓や頭をとったり、三枚おろしなどのサービスが始まると思うと、フィレや三枚にカットされて売られるようになりました。そして切身となり、売れ残った材料が調理されて惣菜として売られるようになり、次に売れ残りの材料ではない食材で惣菜が作られ売られるようになりました。更に自宅で調理だけすれば済む献立を考えた食材セットの宅配サービスがスタート。一度低迷していたがインターネットの普及によりオイシックスさんが躍進し、あっという間に市場を独占して従来からのカタログ有機野菜宅配会社を買収。そしてこだわりの食材セット「ミール・キット」がオイシックスのみならずセブンイレブン等からも売り出され、多くの主婦が利用されるようになりました。そしてワタミさんや生協さんが宅配弁当を売り出したかと思うと、冷凍タイプのお弁当に冷凍タイプのおかずセットが売り出され、最近では弊社の夕食おかず1食セットを店頭で販売したいと言う問合せもいただくようになりました。
先進国では食品スーパーの売場は生鮮品よりはるかに冷凍食品の方が多く並んでいます。そして日本でも冷食は増えています。そして献立を考えずに済み、1食分のおかずを湯せん&流水解凍して器に盛り付けるタイプが単にレンジでチンするだけの冷凍食品に比べ罪悪感がなく、毎日の献立を考える時間、材料を購入する時間、料理を作る時間の無い方に受け入れられるようになって来たように思われます、老親と暮らす世帯、子供を抱えた働く主婦、一人暮らし、働くシニアが増えます。食事のみならず家事の軽減は必要不可欠の欲求です。消費者の欲求の変化に対しての対応は商売繁盛のポイントです。

【百貨店の売上が減少・スーパー・コンビニ小幅増・ネット通販二桁増】
かつて10兆円を超えていた百貨店の売上が5兆円台となり、特に地方百貨店の閉店が著しい。食品スーパー、コンビニも合併吸収などを繰り返し、業態全体の売上は維持して小幅増加を維持。ネット通販は一時より伸びは鈍化したものの二桁増で伸びている。今後は大手ネット通販会社と提携する等ネットスーパーの躍進が考えられる。いち早くネットに取組んだスーパーは生き残れるが乗り遅れた中小のスーパーは厳しくなるだろう。そんな中、食材宅配のオイシックスは早々と株式公開を果たし次々に関連会社を買収。宅配弁当のファンデリーとまごころ弁当のシルバーライフも株式公開を果たし、ファミリーマートの子会社となった宅配弁当ワンツースリーを展開するシニアライフクリエイトの売上が1千億円を超え、日清医療食品の食卓便も宅配のみならず食品スーパーでも販売されるようになった。今後も高齢者が増えるので宅配食事の市場規模増える。そして時短ニーズの高まりで惣菜や冷凍食品の市場も拡大する。宅配サービスや買物代行、家事代行のニーズも高くなる。消費者の欲求の高まりに対応しよう!

【オイシックス、ヤマトホールディングスと資本提携 物流効率化で協力】
資本提携&買収が好きなオイシックスさんが今度は宅配荷物が欲しいヤマトと資本業務提携を発表し第三者割当増資を行い、約8億円を調達すると発表。増資で得た資金は物流センター建設などの設備投資に充てると言う。引受先はヤマトHDが4割、メディアに叩かれている農林水産省系官民ファンド 農林漁業成長産業化支援機構が6割を引き受ける。オイシックスは2017年に大地を守る会とらでぃっしゅぼーやを吸収合併した。その際も農林漁業成長産業化支援機構から出資を受けている。らでっしゅも自前の物流センターと配送部門を持ちコスト高になっているようでクロネコヤマトと組むことで自社物流を廃止して効率を改善する狙いが感じ取れる。食材宅配は生活協同組合(生協)やイオングループも参入し、ミール・キットですら作らなくなって行く中でヤマトの集荷・配送網や物流の効率化のノウハウを生かして生産性を改善、ライバルに対応すると言う。

【スシロー株式売り出し価格1株5,810円 約3%下回った】
元気寿司の親会社である神明ホールディングスと資本提携を解消したスシローは、自社株を一般に売り出し終値は5,810円と3%安となり、227万株を海外投資家に販売すると発表した。神明も保有していた949万のうち660万株を売りだすと表明していた。人件費、食材高騰、競合激化と寿司消費の減少を受け、回転寿司各社は生き残りに必死だ。スシローは新たな回転レーンを開発し業務効率を上げ人件費の抑制を図ると発表。回らない元気寿司との袂を分けハッキリさせた、神明配下の元気寿司、どうも元気がないように感じます。

【いきなりステーキがいきなり低迷!】
いきなりステーキを展開するペッパーフードサービスが2019年12月の連結最終損益が15億円の黒字(前期1億2100万の赤字)になりそうだと従来34億円の黒字から下降修正した。出店増で一店舗当たりの売上減少と人件費の高騰と言うが、5月既存店既存店売上が26.6%減少、14ケ月連続、僕が伝えていた通り2年前の秋から牛肉消費が減少すると言う通りになりました。僕なら人気の国産のブランド豚肉のメニューを追加します!店名が「いきなりステーキ」何も牛肉専門店とは書いていないから「豚肉スーキ」と「ハンバーグステーキ」をどちらか順番にメニューを追加すれば当たると思うのですが・・

【丸亀製麺トリドールがユニバーサルスタジオの再建を手掛けた森岡氏と協業】
2019年3月期の既存店客数が前年を下回り、連結決算営業利益では前年比の70%減だった丸亀製麺を手がけるトリドールホールディングスは、ユニバーサルスタジオジャパンを再建させたマーケティングコンサルタントの森岡氏を起用して立て直しを図ると発表。早速アンケートを取ると半数が店内での製麺を知らないと回答するなど知名度の低さを知らされたと言う・・丸亀製麺さんの低迷の原因は、うどんブームが終息して蕎麦ブームになった。小麦粉離れが起こっている。太麺から細麺に味覚が変化。だしが関西の味から関東の濃く旨に変化した、このような事が主な要因だと前からお伝えしており、その通りになりました。寿司消費の現象も同じように指摘して酢を控える事、シャリを小さくする事、寿司以外のメニューを投入する事と伝えていました。マーケティングは売り方です。しかし消費者の欲求が変化したのに、そのままの状態で販促を強化しても売れないと思います。商売の原理原則は消費者の欲求の変化への対応です。ここにきて消費者の欲求が大きく転換したと思っています。消費者の欲求の変化に素直に対応した企業だけが生き残ると思います。

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