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7.182019
ホッタの本音 今週のレポートNO.805
【インスタグラム内で買物が出来る機能やカートに商品を取り置ける機能を導入】
2012年にフェイスブックが創業間もない人員12人の赤字垂れ流しをしているインスタグラムを10億ドル(日本円で約1,070億円)買収した時にはいぶしがる向きも少なくなかったが世界中の若い世代に利用され、現在インスタグラムの企業価値は1,580億ドルと買収した時の約150倍となったと報道。現在のインスタグラムの広告収入は158億ドルで、フェイスブックのグループ総額の4分の1近くに達する。そして買物機能による収入が2021年には100億ドルに上る可能性があると専門家は予測していると報道。インスタグラム内で買物出来る「ネイティブ・チェックアウト」機能、ショッピングカートに商品を取り置ける「ショッピング・ハッグ」という機能を導入する事で大きく価値が上がると書かれてありました。インスタから直接買物が出来るようになるとネット通販業界のみならず世界の広告、流通が変わる可能性があると思いました。これまでは人気ブロガーが奨める商品をアフィリエイト広告から購入するとブロガーに成果報酬が入る仕組みだが、インフルエンサーのインスタグラム投稿から直接買い物は出来なかったが遂にアメリカで試験稼働が始まりました。知り合いのアメリカ在住の日本人に尋ねると既に購入出来るので、日本でも同じだと思っていたと聞いて日本が遅れている事に驚いていました。インスタグラム広告代理店国内大手のグリー(ゲームで有名)担当者は来年2020年には日本国内でもショッピング機能が始まると言う。インスタグラムへの取り組みは重要だと思います。グリーさん曰く冷凍タイプのおかずセットでインスタグラム販促はわんまいるが初めてだとの事。アフィリエイト広告参入の際も初めてだと言われましたがさてどうなるか?・・消費者の変化にいち早く対応する事が重要だと思っています。
【ベイシア国内養殖水産の普及に近大「ブリヒラ」全店で販売】
和歌山県が地元水産業者に補助金を出して近大が研究、養殖ノウハウを提供して養殖に成功したブリとヒラマサの交配種「ブリヒラ」を北関東スーパー最大手のベイシアさんが141店舗で約1万5,000尾を販売して日本の養殖水産物の普及に貢献するとメディアリリース。競合するスーパーとの差別化として取り組む。ベイシアは1958年に株式会社いせやとして設立。日本の小売店にレジが普及され個人専門商店から総合スーパーへと進化するタイミングで翌年に伊勢崎市に1号店をオープン。1980年にホームセンターを開設し1992年にカインズ(国内ホームセンター最大手)として分社化し1977年にいせやをベイシアに変更し別法人を設立。1999年にスポーツトレーニング場ベイシアワールドスポーツをオープンさせる等、コンビニのセーブオンや作業服専門店ワークマン(株式上場)など、時流を読み新業態を開設、独立させ法人化させており現在29社1,857店舗 北海道から沖縄まで45都道府県にネットワークを構築しお客様に「より豊かな暮らし」をスローガンに経営され売上円達成を目前にされています。またこれまで一切、企業の吸収、合併をせず取引先を重んじ経営して来た事1兆も特徴です。地元への貢献、世の中への貢献、時流を読んだ新事業への取組はとても大切な事だとつくづく思いました。おそらく市場が拡大する冷凍タイプのおかずセットへの取組をされるのだろうと思いました。
【くら寿司、台湾で上場準備、子会社が米国で上場申請を】
国内消費が厳しい中で、グローバルな展開が重要ですとお伝えして弊社も遅れながらもようやく香港に強い商社を通じて輸出の兆しが見えて来たと言うのに、回転寿司のくら寿司は、台湾に進出したかと思うと株式公開の準備に入り、米国では上場申請をしたと言う。同じ大衆寿司でも神明グループ配下の元気寿司は同じく神明が資本を出資するスシローと資本提携を解消をする等、同じ大衆寿司店でも大きな違いだと思いました。いち早く経済成長が著しいが少し成長が減速して来た新興国はマネーが凄く余っている。人気の日本食企業は絶好の投資先である。オリンピック、大阪万博開催も含め注目度が高い日本企業にとっては世界で活躍するこの上ないタイミングだと思っています。アンテナを張り巡らせ、グローバルに見て海外での展開は重要だと思います。それにしてもくら寿司さん考えている次元が違うね!この「次元が違う」は、今凄く重要な事だと思っています。もっと広く、深く大胆に考える事がこの先に訪れる新時代には必要な事だと感じます。
【銀座から新潮流、焼き鳥店 インバウンド客で大繁盛】
年々外国人観光客と外国人就労者が増えている日本。国内においてもグローバルな対応が重要になって来ており新潮流になって来ました。旅行口コミサイトで東京23区内の焼き鳥店の上位5店中4店を運営するのは、千葉県本社の「くふ楽」創業20年外国人スタッフを積極的に採用、その友人や知人から紹介で口コミサイトや祖国での広告を行い海外で東京に行くなら「KUURAKU」の焼き鳥とお店を有名にした。国内でグローバル化に目を付け外国人を主体にした飲食店が繁盛している。例えば酒類の関税が高く日本のビールが人気な韓国人はLCCを利用して一泊二日で食事を楽しみに日本に来る人も多く、韓国内での宣伝広告に力を入れて繁盛している飲食店も多く有る。中国人向け、など国別に調査、分析して集客に注力している飲食店は外国人からも人気が高く、いつでも行列が出来ています。そう言えば昔飲食店でアルバイトしている友人から誘われるとその飲食店に通いました。これもまた従来と次元が違う発想だと思いました。
【高齢者市場1,600兆円、国際組織試算 長寿ビジネスに商機】
凄い額の見出しに目が止まりました。今や高齢者増加は日本だけの話ではなく韓国や中国、台湾などアジア含め欧米でも同じ状況、特に公的介護が進んでない国が殆どで実費で家事代行や家政婦さんなどを採用したり、高齢者専用サロンなどに通う、60歳以上の人口は2050年に20億人と現在の2倍に増え、それに従い高齢者市場も同様に拡大し、もちろん商機も増える。但し従来のアナログ式の高齢者でなくこれから60代を迎える高齢者はスマホを使いこなすデジタル高齢者だ。僕も今年58歳、孫も二人いて、60代と同じ暮らしぶりだと思っています。僕は75歳以上の後期高齢者と75歳までの高齢者とはライフスタイルや価値観が異なると思っています。これまでは一つにまとめ対象にされていましたがもはや別に分けて捉え分析して提供する「モノ」や「サービス」や「売り方」を変える必要があります。高齢化は財政など公共政策にとっては課題となりますが、ビジネスにとっては好機です。国内では高齢者向けの健康に配慮した宅配食のファンデリーさんやまごごろ弁当のシルバーライフさんが株式上場を果たし業界は勢いづいています。日本の介護事業者が海外へ進出して成功を収めるなど事例は多くあります。元々若者向けのカラオケボックスも今や高齢者の利用の方が多く、フィットネスクラブも同じく高齢者の利用が多いです。下町のカラオケスナックも今日では夜より昼間の方が客足が多く、夜は店を閉めているカラオケスナックも少なくありません。客も高齢者なら店のママもスタッフも高齢者が多いのです。シャッター街となったかつての八百屋の後には接骨院や鍼灸院が軒を連ねています。買物支援サービスや家事代行サービス、お掃除本舗なども利用者が増えています。以前新聞屋さんから庭の掃除、草むしりサービスを謳った新聞折込が一番当たると聞いた事があります。先日は大阪の加盟店さんが地元の農家を束ねている町会議員さんを連れて弊社に来られました。理由は退職したのち田畑を耕す農家が増えて野菜が多く摂れるがJAに言っても昔のように買い上げてくれなく売れ残りは返品され、しかも二束三文なので道の駅や直売所に持ち込むが、傷付いたり曲がったものは持っていけなく十分食べられるのに捨てていると言う。これらを惣菜に使えばと提案した、その為には農家を集荷に回る役割が必要、この集める集荷して小売店に届ける仲介サービスを思いつき、和歌山市内で始めた及川社長は2年前わずか39歳でマサーズに株式公開を果たした農業総合研究所さん、これも次元を超えた発想で何でも目の付け処とやり切る力だと思う。これからまだまだ高齢者が増え、75歳以上の後期高齢者はこれまで以上に増える。僕は85歳以上を後期と呼び、75歳~中期、65代以上を初期、55歳~シニアと分類して、求められる商品やサービスや提供方法を次元変えて考えてみたらと思いました。足腰が弱り、耳も相当聞こえづらく、歯も弱くなっていると思われます。顧客に密着して見て聞いてみれば欲求されることが明らかになると思います。保険適応外サービスを介護事業社と連携するなど色々なビジネスが見えて来ると思います。商売は世の人の為に立つ事で成り立ち存在し繁盛します。
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