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ホッタの本音 今週のレポートNO.873

【コロナで生活様式が進化、加速、ネット関連企業、時価総額伸ばす】
日本経済新聞社が売上100億円以下の上場企業を対象に、3月末から半年間で時価総額が伸びた企業を調べたところ、ランキング上位にネット広告会社やデジタル教材などITサービス会社が目立ち、コロナによる人々の生活様式が進化した事が反映した。リライズコンサルティング代表の中山先生は先日の創業5周年記念セミナーで「一変」したのではなく、外食、ネット通販、動画、百貨店、高級アパレル、各リモートしかり、これまで徐々に進んで来た事が、コロナを機に一気に「加速」したと説明された。日本は、先進国や新興国の中で、EC利用シェアはまだ低く、まだまだ伸びるとアマゾンジャパン社長は言う。ネット関連企業は、金融機関や投資家からも企業価値が見直され更に高まって行くだろう。

【ネットフリックス、世界の優良会員2億人へ、独自作品に強み、配信数アマゾンの5倍】
コロナウィルス拡大を背景に、ネットフリックスの直近9ヶ月間の会員数は昨年1年間を上回る2,8000人。今年末には有料会員が2億115万人になると予想を公表した。10年かかって1億人に達した事から考えれば、会員登録のペースは明らかに早まっている!動画にしても配信数はこれまで伸びて来たが、コロナを機に一気に加速した様子だ。しかし、コロナ感染拡大が収束しても配信数は減少しないと思う。スマホさえあれば小さな部屋でも暮らせる内ごもり生活が浸透し、東京都内では浴槽が無くシャワーだけのテレビもない小さなワンルームが人気だと言う。部屋が狭い方が冷暖房など光熱費も安く済み経済的で人気だと言う。インターネットカフェやアミューズメントなど利用者が減っている。これもIT化がもたらす時代を反映した現象だ。

【菅総理、温暖化ガス排出2050年ゼロと所信表明、口だけ総理とあだ名が付かなければ良いが。。】
先日10月末までに福島原発廃炉に伴う汚染水を2年後の2022年に放出する閣議決定を下すと表明したにも関わらず、閣議決定しなかった。温暖化ガス排出に関しては、EUがパリ協定を各国に呼びかけて中国も賛同したが、アメリカの脱退で日本も明言してこなかった。しかし、最近の世界的な世論の高まりを受けてか、いきなり菅総理が温暖化ガス排出を2050年に実質ゼロにすると所信を表明した。日本は火力発電に70%に残り原子力と未だに石炭や液化天然ガスに頼っており、各国が再生エネルギーへの取組みを強化し蓄える電池の開発にも積極的取り組んでいるにも関わらず、日本は消極的でかなり遅れていると指摘されているが、原子力を止めないのは国防的観点からの可能性も考えられる。更に日本は、水素エネルギーを奨励しているがこれも進んでいるようには見えない。水素も間違えば。。コメントは控えるが、風力や太陽光など石油など火力に頼らない再生エネルギーと電気の開発と無利用を促進する必要があると思う。家庭やオフィスや工場で普及しているのはロボットも含め電化製品であり、自動車までがEVに替わりつつある。温暖化ガス排出を出さない電化製品の普及は必須で、時代の流れである。電化製品メーカーと言っても過言ではないアイリス大山は、年商1兆円を超えた。近いうちに中国のEV自動車メーカーと提携して、日本のホームセンターで格安のEVを売り出すのではないかと噂されています。僕は東京電力様はじめ日本の電力会社様は再生エネルギーの開発支援と利用施設の開発に取組み、特に農水産事業の振興に注力すればと思います。

【アマゾンでライフの商品が買えるように。先ずは都内でスタートして全国に拡大】
簡単にログイン出来ることからアマゾン以外のサイトでも普及が広がっているアマゾンペイ。そんな中でネットスーパーをアマゾンと提携して行っている大手スーパー「ライフ」、今度はアマゾンで注文出来るように都内から先行して次第に全国に拡大すると発表した。今や利用者登録はダントツ日本一で法人会員も合わせると莫大なシェアだと思われる。そのアマゾンで食品スーパーのライフの商品が購入出るようになると利便性は向上し、食品スーパーは競合にさらされるのは間違いない!遅れていた日本のネットスーパーもこれを機に参入するスーパーが加速するかも。ただし、アマゾンのアルゴリズムによる購入履歴を分析したメルマガ配信での購買獲得は相当な威力がある!

【パナソニック 宅配向けの冷蔵・冷凍ロッカー事業に参入表明】
コロナウィルスの影響で普及する食品の宅配や飲食店のデリバリー、テイクアウト用の設備として小売店や一般家庭向けにマイナス18℃に冷やす機能と1~5℃に保冷する冷蔵機能を備える温度管理を遠隔操作できるロッカーを販売すると発表。既に国内のスーパー向けに試験販売しており、海外でも実証実験を進めている。利用者は、駅前や商業施設のローカーと同じく、スマホなどでバーコードを使って解除して事前注文した生鮮食品や冷凍食品を店員も客も接融せずに商品を受け渡せる。一般家庭に普及すると現在置配が効かない冷蔵、冷凍食品も置配が可能となり消費者の利便性が向上する。わんまいるでも資本があれば定期購入会員にスマホのように利用期間で契約し無償で提供したいと思う。スマホで注文、店舗でも宅配でも買えて電子決済で対人接融なく商品が受け取れるような時代が訪れる。ケンタッキーは、ドライブスルーでETCでも決済できるようにした。消費者の買い方がどんどん進化加速していく!事業計画を3ヶ月や半年で見直して行かなくてはならなくなって来ているように思う。

【コロナで中止、明らかになる社員の本音、嫌な1位「運動会」 2位「社員旅行の宴会」 3位「飲み会」 】
コロナ禍で多くの企業で中止になった職場での集団行事。昭和の高度成長時代は、社員の人数で会社を評価され、規模の追求を行い、大型バスを何台も貸し切った社員旅行、春のお花見に秋の運動会など何かにつけて集団での催事が多く行われていた。ところが、平成に入り次第に中止していく企業が増え、社内や取引先とのギフトや接待も禁止する企業が増え、慰安旅行や運動会も減少した。そんな中、今回のコロナ禍により集団の行事の中止が加速した。調査会社がアンケートを実施した所、嫌な会社行事の1位は「運動会」、2位は一発芸を披露しなければならない「社員旅行の宴会」、3位は幼い子供がいる又は酒が飲めない人から敬遠される「飲み会」、また無駄だと言う解答が多かったのが社内研修会。昭和のビジネス習慣が消えつつある。今回のコロナ感染拡大は、「集団」から「個」へは職場にも急速に浸透させた。従ってこれまでと異なるコミュニケーションの取り方が必要で、連絡の取り方・情報の取り方も進化。蒸発した需要と拡大した需要、如何に取り組むか。方針を決めて、目標を決め、計画し実行し達成させよう。

【東京のオフィス賃料減少。今後は契約満了で退去や賃貸面積縮小する動きが出る可能性が高い】
誰から見ても、コロナの影響でテレワーク、在宅勤務が増え、商談や会議はズームや遠隔操作などIT化が進み、書類の捺印必要なしや、請求書発送の中止など全てにおいて人手が必要なくなって来ており、必然とオフィスの面積もこれまで通り必要ない。弊社もテレワークを認めており、メール営業とズーム商談が増え、出張が大幅に減少した。そこで前からやりたかったテストキッチンをオフィス内に開設して、社員が心地よくランチを取り休憩できる空間を設けたいと思う。僕の小学校の同級生で、アイリス大山の試作品の開発を請負っている弊社向いの高層ビルの25階にオフィスを構えるものづくりコーポレーション(小山社長)は、事務所の半分をラウンジにしていて、飲食は全て無料にしている。また規模は違えど、かつてのインターフェロンを開発した林原動物化学研究所やグーグルやフェイスブックの本社と同じ考えで、社員は束縛されることなくフリー。僕も酒屋で働いている時、いつかはスーツを着てネクタイ姿で家を出たかったのが夢で実現されましたが、今ではネクタイどころかジャンパー姿で出勤、弊社もとっくの昔に制服も廃止し、仕事着はフリー勤務もテレワークもOK、時間差出勤OK!に切り替えました。これからオフィスの在り方、活用の仕方も、更に進化すると思います。キーワードは「働きやすさ」「心地よさ」ではないか?

【バイオマスや高効率光などを使った植物工場で作られる完全無農薬野菜、硬さ味付け自由】
高知県で友人の会社がバイオマスを利用した再生エネルギー開発会社と共同で植物工場を建設している。又先日は、光の取り込み方や当て方を変える高効率光の原理を使った植物工場の完全無農薬水耕栽培野菜の提案をされた。従来の水耕栽培の野菜とは異なり、茎も太くしっかりして美味しそうだ!ほうれん草は農薬を一切使ってないからアクが無い。細くも太くも柔らかくも硬くも味付けまでわんまいるに合わせてオリジナル野菜が作れると言う。すべて工場内で作るから気候に左右されずに計画栽培が可能。土が無く寄生虫もいないから洗浄する必要がない。その場でカットすれば直接調理会社に持ち込める。福島県内に2022年完成予定でカットまで出来る植物工場を建設中だと言う。少々高くても虫や菌の発生洗浄や日持ち等の事を考慮すると、割安でコンビニやスターバックスのサンドイッチに使用されだしたと言う。惣菜に向いている画期的な栽培だと思う!淡路島では温度の高い水を掘り当て、サクラマスを年間養殖させて卵のふ化まで成功させた。魚も野菜も完全養殖が盛んになって来ている!フードテック、DXにより更に加速しそうだ!

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