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2.102021
ホッタの本音 今週のレポートNO.886
【緊急事態宣言3月7日まで1ヶ月延長!】
昨年2月に中国武漢で新型コロナウィルス感染拡大が報じられた時は、他国の事かと思った途端に日本でも感染が広がり、北海道が先に緊急事態宣言を発令。もうじき1年が経過するが第三波の方が一波二波より感染者が拡大し、主要都市では医療崩壊が起っている状況で、1月7日に発令された緊急事態宣言が1ヶ月延長され3月7日までとなった。すっかり巣ごもり生活が定着し、現在のライフ&ワークスタイルは元には戻らず分断経済景気は続く。政府は下振れしている業種に属している企業や個人事業主に大型補助金を用意して業種の転換を促しています。飲食店のみならず納入業者も対象で、コロナの影響で15%以上売上が減少している事が条件。この機会に商工会議所や役所の産業振興課などに相談して伸びている業種に転換する事をお奨めします。
【国内最大手のイオングループ年間2兆円分の食品仕入れを一本化】
イオングループは、新型コロナウィルス感染拡大で冷え込む景気節約志向に対して仕入れ価格を抑え今後の値引きなどに供える為、年間約4兆円ある食品仕入れの半分の調味料や飲料水・即席麺・冷凍食品などを従来からの食品問屋を通さず自社の新会社イオン食品から調達を通じた一括仕入れに切り替えると発表。問屋抜きは既に一部のスーパーや専門量販店で始まっており、欧米同様メーカーからの直接仕入れが主流になって行きそうで、全てにおいてこれまで緩やかだった時流が良い方にも悪い方にも加速する。従って変革も対応も加速させなければならない!
【アメリカ スタートアップ企業ラーメン(冷凍)自販機を展開、どこでもラーメン】
サンフランシスコにあるネットフリックスなどの企業内にラーメン自動販売ロボットがお目見え。提供するのはスタートアップ企業のYo-kai(妖怪)いつでもどこでも現れ、いつでもどこでも食べられることを表していると付けた。キャシュレスで24時間ラーメンやうどんやフォーを食べられる自動販売機だという。日本の有名ラーメン店から10社、アメリカから6社と交渉したレシピで冷凍タイプの商品を製造し、ロボットに置くと加熱して出来る。アメリカでは多くのレストランが閉店に追い込まれ、自宅やオフィス内で食事をする事が定着した事に目を付けて、有名レストランの味を簡単に楽しめる専用プラットフォームを設立するという。先ずは人気のラーメン店からスタートする。日本でも専門店の半生めんとスープのお土産セットは販売されているが、レンジなどで簡単に作れるラーメンやうどんはコンビニのチルドカップ麺ぐらいで有名専門店はない。わんまいるでは老舗製麺所と提携したオリジナルのレンジで出来るカップ麺が好評で、味噌汁はネット通販でベスト5位以内3品も入るようになった。しかも税込388円もする石見ポークの豚汁がネット通販売上1位に浮上。一般には信じられないと思うがこれが事実で、しかも送料は別途かかるにも関わらずだ。高くても安心・安全でブラント食材、国産食材、作り手が分かり、ワンフローズンのフレッシュで高品質なら少々高くても購入する顧客が増えて来た。正に分断消費の時代に突入したと言っても過言ではない!全国の老舗専門調理会社の味を保存出来て、欲しい時に簡単に美味しく食べられるフローズンミールを国内のみならず世界で販売し、家事負担軽減を求める消費者に提供して喜んでもらい、日本の食産業の振興に貢献したい!
【テーブルマークとケイエス冷凍食品が冷凍麺を拡充、改めて冷食の簡便性を訴求する】
冷凍食品大手2社が2021年の新製品の発表会をオンラインで開いた。コロナ禍で外食が敬遠され、内食が増える事に対応して新商品をプラス10品追加。需要が増えているそばやうどんなど冷凍麺を拡充する。「石臼挽き信州そば3食」電子レンジでできる。具付「お皿が入らないぶっかけ牛肉うどん」は、トレーごと電子レンジで加熱。食べ終えたらそのまま捨てられ、お皿を洗う必要がなく共働きの女性や独身向け。わんまいるでもテレワークが普及してランチ向けの軽食類が売れ出した!
【12月歳末商戦、衣料・靴、振るわず13社中10社が前年割れ】
分断景気が物語る。。化粧品も含め外出自粛、控えに関わる生活用品の消費が失速しており値段とカジュアル化が浸透、ユニクロ、しまむら、ワークマン3社の一人勝ち、ネットはZOZO売上が116%
増の1,450億円 純利益前期比152%営業利益は415億円と過去最高記録を更新した。コロナで衣料品市場全体は冷え込んでいるが、実店舗からECに移った需要の取り込みに成功している!これまた店頭とECが分断!
【青山商事が大規模リストラ、変革に遅れた紳士服大手チェーン店】
はるやま、青木、一世風靡した紳士服大手が苦境に追い込まれている。独自モデルで成功した企業が時代に合わせて変わることの難しさを象徴している。消費者の購入形式の変化、購入するカテゴリーの変化をいち早く見て取り、合わせて行かなくてはなりません。僕は創業して以来毎朝新聞に目を通し、気になる記事を切り取り(今はメモにコピー)して週に一度まとめている。そして繁華街や話題の店や売場を観察しています。このようにして極力消費スタイルの変化を捉えるように注意深く見ています。衣料品はこの10年でカジュアル化が進みました。そして購入がECに移行しています!ところが未だにECを始めない企業や個人事業者が多いのも現実です。安易に初めて売れないから駄目と決めつけている人も沢山います。そんなに簡単に売れるならだれでもやります。コツが理解できるまで勉強と投資が必要です。対応が遅れれば経営破綻廃業になります。先へ繋ぎたい、生き残りたいなら必死に対応する事です。大きな変化の時は大チャンスです!
【NHK、50代早期退職募集 減収見据え管理職を3割消滅】
NHKは受信料の引き下げや受診視聴率の減少で減収局面に入った事を受け、50歳以上の管理職を3割消滅させると発表。更に地方で働く全国職員は2023年に半減させて、地域採用やリモート勤務を増やし対応すると発表。若者のテレビ離れは深刻で、テレビの無い家も増えている。ネットフリックスなど自前で作品を作る会社が増え、AIで個人にあった作品を次から次に提案されると茶の間のテレビを見る時間もなくなる。教育と美容と健康は無くならないのでこの三つに絞り込んで配信すればと思う。まだ日本の場合は、高齢者比率が高いので高齢者を対象にした番組を考慮したらまだ20年ぐらいは持つだろう。読売も朝日などキー局も早期に対応しなければ紳士服業界のようになりかねない。。
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