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代表堀田が時流を読んで思いをぶつける!ホッタの本音 今週のレポートNO.970

【ミシュランガイド星付きレストラン件数1位東京2位ハリ3位京都4位大阪日本は世界の美食都市】
何と東京がパリを抜いてミシュランガイド星付きレストランの都市別件数で1位に、しかも2位のパリ118件と3位の京都107件と比べて大差が無く大阪を加えるとはるかに多くなる。更にソウルフードやB級グルメ郷土料理など加えると日本は正に美食の国、マスターカードの調査を分析すると外国人観光客の日本での飲食費の割合は世界の観光都市の平均より低く、これから大阪で開催される万博に向けて「天下の台所」として食文化のレベルの高さを海外に向けてアピールする事が重要だと思う。
【デパ地下惣菜の老舗 ロック・フィールド利益前年比半減】
コロナ禍規制解消で百貨店やターミナル立地商業施設の専門店の業績が大幅に改善される中、厳しかった前年の業績を大幅に下回っているロック・フィールド。冷凍の通販を始めたがさほど売れてなさそうでその広告費がかさみ、そこに材料費の値上げが影響している感じ。値段は元々高く値段を苦にしている客は殆どいない事から早く値上げを実施したらと思うがしなかったのだろうか。僕も定期的に利用するが新製品や特に季節の食材を使ったメニューが他社と比べて少ない。それにサラダ主体なので主菜になるメニューが限定されている。それとテイクアウトできる店が増えてデリバリーや通販で販売する会社も凄く増えたのが影響していると思われる。冷凍してネット通販に参入したぐらいでは本業の落ち込みをカバーできないと思う。
【くら寿司、原料高背景に営業赤字となり、10月~1皿最低価格を5円値上げ115円に】
コロナ中でも積極的に出店を続けた事で増収を確保したが前期24億円の赤字に続き9200万の赤字になると発表。10月から最低価格を5円上げて115円に値上げすると発表した。既に1250円の皿の構成比を高めており、少し美味しくなったと期待して食べに行ったがとても250円の品質でなくガッカリ。僕はくら寿司オープン当初から食べに行き100円の回転寿司の中では一番美味しいと思っていが店舗が増えるに従い他の回転寿司も同様に品質と美味しさが低下していき銀シャリを委託製造しだした頃から食べるのを止めた。最近では自社で養殖にも参入し出し、オリジナルの魚を作っている。鯛でも水っぽくて美味しくない。お客さんは良く知っていて、品質と味が落ちると利用しなくなる。出店を拡大して売上は増やせても既存店の売上が減れば赤字になる。店舗の償却費を長くするなど黒字対策は打てていると思われるにも関わらず赤字とはよほど厳しいと思われる。戦略的な対策が必要だと思う。
【工場野菜に魚介類の陸上養殖が進む、安心安全か、天然の味と品質と栄養を求めるか】
このところ日本でも工場内で栽培する野菜製造が増えている。魚も陸上養殖が盛んになって来ている。野菜は「露地栽培」「ハウス栽培」「工場栽培」とあり、魚介類も「天然」「養殖」「陸上養殖」とある。露地栽培やハウス栽培では農薬が欠かせないが、有機栽培や減農薬栽培もある。魚は天然だけが唯一餌も天然で育っている。人口的に栄養を与えた工場野菜はいわばサプリメントで、大半の薬は工場で生産されている。体に害はあるかないか本当のところはどうなんだろう。。鶏も牛も豚も天然はなく養殖で今のところクローンは食用には流通されていないと認識している。個人的に食べる食材に関しては工場栽培と陸上養殖は口にしたくない。出来れば野菜も魚も天然ものを食べたいし、肉も出来る限り自然に近い飼育された品質を食べたい。これからとても大切になってくる話だと思う。
【サトウご飯、コロナ規制限解除後5月~7月期、売上前年112%増、純利益前年2.8倍】
コロナ規制解除で外食の機会、出勤して社食やコンビニ利用が増える中でもレンチンパックご飯のサトウ食品の売上増加が止まらない。一人暮らしの世帯も増え、働く主婦も当たり前となって家でご飯を炊くご家庭が減少している。又、小麦など値上がりでパンからご飯に移る人も増えていると言う。それに品質と美味しさが向上して年々美味しくなっていて、レンチンパックご飯とはプロでも気づかなくなって来た点がご飯を炊かなくなった大きな理由だと思います。長持ちして安くて美味しければ当然利用する。
【高いユニクロ高級路線で商品開発が当たり国内売上2ヶ月連続で二ケタ伸び】
コロナ禍の中、国内の売上の低迷が続いていたユニクロ。安さと品質を売りに国内はもとより世界中に店舗を拡大し、海外では凄い勢いで伸びているユニクロだが、デフレが進む日本国内ではヤフオクやメルカリなど古着を利用する人が増え、ワークマンやしまむらなど低価格販売が好調。品質を重視するユニクロは国内では苦戦が続ていたが今回値上げに踏み切り機能性のある感動パンツや感動ジャケットなど単価の高い商品が伸びで売上を底上げした。
2023年日本の世帯数減少に転じ 家余り1,000万戸時代へ 増え続ける中古住宅活用次第では】
これまで人口が減っても長寿化や未婚率の上昇から世帯数だけは増えてきたが、遂に2023年を転機に世帯数も減少すると国立社会保障・人口問題研究所が発表。その背景にあるのが家余りで「空き家問題」が加速すると言う。限界集落や廃村は拡大しており、地方は人口減少に歯止めがかからない。都会でも一戸建住宅や市営住宅公団やエレベーターが無いマンションなど入居者が激減している。済んでいる大半が高齢者、買い物難民が増え続けている。それぞれの施策を自治体に任せているが国上げて取り組んで行かないと手遅れになる。外国人労働者の受け入れる宿舎や住宅に活用するなど政府と自治体が一体となった取り組みが必要だと思う。
【衣料品も脱酸素、日本や欧州のスタートアップ木材や合成タンパク質から繊維の量産を本格化】
日本の慶応義塾大学発のスパイパーは微生物が作るたんぱく質の繊維原料をタイで量産を開始。来年2023年には米国で工場を稼働させ数年かけて年間数千トンに増産させる。カシミヤや絹の代替えで、人工知能で設計した遺伝子を導入した微生物を育て生産性を高めた。フィンランドの企業は綿から置き換える新素材の開発に取り組みパルプに加え、セルロースをゲル状にした繊維を作る技術を開発した。日本の東レは植物由来の成分だけで作ったポリエステルの量産を開始するなど衣料品にも脱酸素が使用され、ステータスとなり有名デザイナーやブランドが取り扱えば品不足になる可能性もある。
【楽天、配送下請け運送会社から賠償訴訟、携帯電話事業の低迷受け格付けを下げる方向に指定】
このところ楽天の業績が芳しくない。携帯電話ゼロ円廃止で大量に顧客離れを起こし、その後通信障害を発生させ、5Gの基地設立に伴い大きな投資をしたが5G利用者はわずか。格付け大手のS&Pグループは楽天グループの長期発行格付けを引き下げる方向で指定した。楽天銀行や楽天証券を新規上場させる準備に入っているがS&Pは計画通り進展するか不明瞭要因が多く、時期等も明らかとなっていないと指摘、今後12ヶ月~18ヶ月程大幅な赤字が続くと予想。そんな時に20215月に自社配送網の楽天エキスプレスを急遽事業中止を発表し、下請け業者に3ヶ月前と言う契約を破り当月末として一方的に解約させられたとして56,000万円の賠償を訴訟された。その年の7月には日本郵政と共同出資の物流会社「JP楽天ロジスティック」を設立し、郵便局の配送網の活用をスタートしている事も問題視されている。。

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