新着メディア情報
3.72024
代表堀田が時流を読んで思いをぶつける!ホッタの本音 今週のレポートNO.1045
【22日 日経平版株価34年ぶり過去最高値を更新。前回は翌年にバブル崩壊。。】
公共料金に食料品含む生活必需品の値上げが続く中、一番上がっているのが新築マンション価格で、東京都内は平均1億円を超えた。阪神電鉄が保有する大阪北ヤードの高層マンションが一室17億円が何と完成前に完売した。住宅価格や宿泊代や百貨店や飲食店の価格を見ると、正にバブル絶頂期と言っても過言ではない。前回株価最高値は1989年。翌年1990年にバブルが崩壊し、山一證券社長の涙の記者会見が思い出される。絶頂期有れば低迷期有り。低迷期は初志を貫く事也。
【大手ゼネコン清水建設が実質初の赤字に。工期期間中の資材高騰や労務費上昇が要因】
元々利益率が2~3%前後と低い大手ゼネコン。資材納期が遅れ、工期中に値上がりして赤字だと言う。清水建設だけでは無く、大半の建設会社が陥っており、下請けの倒産が目立ってきた。一次、二次、三次と下請けが存在している。仕事を出すゼネコンが赤字という事は、下請けも大半が赤字になっていると思われる。更に、深刻なのは値上がりしているので手が出せない物件が多く、受注が急激に減少して仕事が無いと言う。下手に取りに行くと値切られ赤字に陥る。それでも従業員を遊ばしている訳には行かないから受託してしまうと言う構造が続いている。バブル後期の減少が早くも、前回大阪万博1970年の直後もミニバブルが崩壊し、多くの企業が破綻した。
【KDDIがローソンにTOBお見事。三菱商事とKDDI出資比率50%になり上場廃止】
さすがKDDI。携帯電話が普及した中で、携帯シップ単体での店舗維持は厳しいものがある中で、利用者が存在する以上リアル店舗は必要。ローソンに50%出資、親会社の三菱商事も飽和状態にある国内コンビニの生き残りをかけての資本受け入れたと個人的に思う。ソフトバンクは元々エリア代理店制度で展開しており、ドコモは本体が供給元のNTTだ。この状況は、楽天の携帯電話事業は益々厳しくなるように思う。
【政府少子化財源を「支援金」と呼び、健康保険料に上乗せ平均一人当たり500円徴収】
出たー。。一人当たり平均500円徴収という。×1億2500万人=月625億円×12ヶ月=7500億円という試算となる。公共料金も上がり、医療費負担割合も上がり、国民の負担は重たくなるばかり。。特に限りられた年金受給で暮らしている人にとっては大変だ。そして問題は何に使うか。住宅ローン支援は、住宅価格が高騰する要因の一つになっている。教育費無償に関しては反対する学校が多い。益々私立と公立との差が開く事は将来凄く大きな問題になると解っていない。
【ニチレイ、2024年3月期連結決算純利益が過去最高となる見通しと発表】
売上高前期比2%増の6750億円、営業利益は115増の365億円になりそうで、家庭用を中心に冷凍食品が好調で、値上げが浸透し収益性が改善されたと発表。売上を見る限り客数は微減しているようだ。
【COCO壱番屋、又もや値上げ。持ち帰り弁当や卵メニュー】
3月1日から持ち帰り弁当を店内価格より高くする。カレーで54円、サラダで21円、持ち帰りの容器などの値上がりにより実施すると発表した。卵を使ったメニューではゆで卵(半熟・生玉子)73円から120円に大幅値上げ。鳥インフルエンザは落ち着いているのに値上げする。飲食店も小売店も人件費の上昇等含め客数が伸びない中で苦肉の策で少々値上げして客数減よりも客単価をアップと利益増大を優先する。
【イトーヨーカ堂、信越、東北、北海道から撤退、17店舗閉鎖を発表】
セブン&アイは、33店舗を2026年2月末までに減らし、首都圏など都市部中心の体制に移行すると発表した。ヨーカ堂は2022年対比で売上3割減と赤字が止まらない。物言う外資系の株主からはコンビニ事業に集中するようにと指摘。創業のイトーヨーカ堂を何とか維持したいと、昨年西武百貨店を手放したが、大幅な売上減少に撤退を決めた。都内もオーケーストアが攻め込んで来るなど競争が激化しており、古い体質の店舗では生き残れない。セブンイレブンとプライベートブランドを共同開発しているが、コンビニ向け商品はかえってスーパーでは売れない。本体のセブンイレブンも影響を及ぼしていると思う。
【愛知県「パンのトラ」カレーパンで世界ギネス記録獲得。小さな不満改善に商機あり】
パンのトラは、愛知県に8店舗を展開する手作りパン専門店。この見出しを見た時は先日ファミリーマートが江頭2:50さんとコラボしてファミマからの提案を8回も指摘し、個性的な商品を開発した事を思い出した。上記のイトーヨーカ堂が一世風靡した時代は、1億人が同じ商品を欲しがったが、今は真逆。。自分だけ、お一人様消費の時代。キラリと光る個性的な商品・お店でなくては繁盛しない。自分の欲しい商品なら少々遠くても高くても行列に並んでも購入する時代となった。今の日本を象徴している。見習うべき点が沢山ある。業績が落ち込んでいるなら初志を貫く事。
【「無印良品」第二の創業として改革を進めるが、足元では客数が10ヶ月連続で減少】
かつては常にユニクロと比較されていた「無印良品」。ところが品質が悪い、コスパが低いなどとアパレルより日用品の品揃えを増やし、更には野菜を店頭で販売したり、冷食を店頭で販売したり、レトルト食品や菓子類の販売を増やし、一見100円ショップの高額店舗かと思うような何でも屋になった。今は、個性的な付加価値の高い専門店が好調。品質とサービスをトコトン追求した専門店が人気。リアルでもECでも同じ。
【中国人40日余りかけて米国国境に移民10倍増。近い日本は待遇が悪いと言う】
米南西部とメキシコに接する国境地帯で束縛された中国からの不法移民は2023年前年比10倍に急増している。パスポートなしで入れるタイ→トルコを経て、空路でエクアドル→車でコロンビア、船で南北米大陸を結ぶダリエン地峡に上陸し、熱帯雨林を2日半歩き、パナマから車でメキシコへ到着し、密航請負業者蛇頭(スネークヘッド)の手配で米国へ支払う費用は500ドル(約7万5000円)が平均という。取材に応じた5人は四川や福建、山東省などから来た不動産業で働く営業マン。マンションが売れなくなり、歩合が減って2000~3000元(約4万2千円~6万3000円)に減り、生活出来くなったと言う。教育費も払えないと言う。。言論や信仰の自由を求めて米国へ、近い日本は中国人労働者の待遇が良くないと言う。日本では猫の手も借りたい程人手不足で、飲食店やコンビニでは南米や東南アジアの人が目立って来て、かつての中国人は減った印象がする。大金を使い移動できない人は沢山存在する。日本は移民や出稼ぎの人をもっと大切に歓迎する必要があると思う。とても重要な事だ。
【サッポロホールディングス中長期計画を発表。不動産の売却を進め、ビール事業を強化】 現在「酒類・不動産・食品飲料」の3事業から酒類を中心とした事業構造に見直すと発表。不動産事業の試算が資本効率を低下させていると指摘されており、国内ビール大手に比べ見劣りすると説明し、東京恵比寿ガーデンプレイスや銀座などに保有する不動産を売却して酒類事業に専念すると発表。新たに筆頭株主になったシンガポールの投資ファンドが不動産事業の見直しや酒類事業の低収益性を指摘していた。だけど、日本国内においてはインバウンドが増える中、シャトレーゼなど小売り各社(百貨店含む)までが銀座や都内の一等地に商業ビルやホテルなど建設して不動産事業を始めており、ビール他の3社は少子高齢化が進む国内で食品やサプリなど食品を強化しているのに真逆のように僕は思う。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。