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2019年5月(269号) 「利便性の追求」

【利便性の追求】
凄い視聴率を記録した、日清食品株式会社の創業者である安藤百福夫妻を描いたNHK朝ドラ「まんぷく」でも紹介されたように、主人公の万平さんは常に消費者の利便性を追求し、画期的なインスタントラーメンを開発した後に、更に便利なカップヌードルを開発して、世界中で食べられるようになり、多くの難民の命も救う商品として称えられました。
このように人間は事業を通じて、人々の暮らしをより便利にする事で、豊かな暮らしを提供し続けている生き物です。インターネットの開発や検索エンジンの開発も、全て世の人の便利さの追求した結果に出来上がった商品、サービスなのです。
僕もバブル真っ最中でコンビニが出店ラッシュの際に、周りの反対を押し切って、お酒・お米の宅配事業を開始しました。理由は、マンションが立ち並び、若い奥さんがお米・ビール・ティッシュペーパーを重たそうに持ってエレベーターに乗る姿を見て、玄関先まで配達してあげると喜んで頂けると思ったからです。それと宅配事業は立地が悪くても車で片道15分圏内なら十分事業として採算に合うと試算したからです。時間帯配送を今のクロネコヤマトがやっていない時に考え、実施しました。曜日を決めた今でいう定期購入の制度もいち早く取り入れ、定期的に購入されるお客様からいつの何時に来られるのかが解らないという不満に対してのサービスです。

酒の小売免許が自由化となり、スーパーで安い価格でパラで売られるようになり、誰が何の宅配サービスを望んでいるかと考え、コンビニやスーパーで取り扱いのない地域の名産品・ご当地グルメの取扱いを強化した所、足腰が悪く、買いものに不便を感じている高齢者の方から、自宅で居ながら各地の名産品が届くのは嬉しいと喜ばれました。更に地域の食材を使った冷凍惣菜、おかずのセット「健幸ディナー」を開発提供した所、「助かるわ」「ありがとう」「美味しかったわ」と多くのお客様から声をいただだけるようになり、テレビや雑誌に取上げられるようになり、経産省や農水省からも高い評価をいただきました。内閣府主幹のヘルスケアファンドからも健康寿命延伸に繋がると言われ、国のモデル事業として出資をいただき、若い人を主体にインターネット販売にも注力した所、妊婦さんや出産・育児・働くママ達からの利用が増え、多くのブロガーに取上げられ拡散して、多くの百貨店様から取扱の要望をいただけるようになりました。そして和食が世界中で人気になる中、海外の飲食店や高級スーパーからも問い合わせをいただけるようになって来ました。すべてはお客様の利便性の追求です。これまた商売繁盛の法則也り

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