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2021年6月(294号)「ビジネスモデルの変革」

「経営ビジョン」とは、企業における将来のあるべき姿や将来像を明文化したもので、市場や環境、達成状況などに応じて変えたり更に追求したりします。

このようになりたい、こうありたいと言う強い願い、強い想いが自分自身を奮い立たせ行動させます。僕は学歴を諦め、商売で身を建てようと思い、酒屋の店員として就職。将来独立して店を持とうとビジョンを描きました。多くの酒屋の店員と知り合いましたが、店を持とうと思っている人はごくわずかで僕が知り得る限り明確に店を持つと先に家(店)を持った人は全て独立開業を果たされました。

そして店を持った時に掲げたビジョンは西淀川区でトップになる事でした。トップが見えた時、大阪で一番、更に全国で一番とビジョンを掲げた時にビジネスモデルを変革しなければと思いました。

理由は、当時免許制度で自社の多店舗展開は難しい。なら加盟店を募って展開すればと確信したのです。要するに掲げるビジョンによって達成する方法を検討するようになるのが人間だと思います。

「青年よ、大志を抱け」との言葉があるように「大志」こころざしや夢は大きい方が良い。ビジョン達成に向けて突き進むうちに市場や世の中の状況、環境が変化します。必ず変化します。その時にはビジョンを洗い直し、本当にしたい、なりたいのか、自分に問いただす事です。

経営とは潰さない事、人の世の為に役立つ事です。自らの存在意義を見つめ直し、強みを再確認して何がしたいのか、何で貢献出来るのか等、経営理念や生き方さえも見直す事が必要です。

僕の場合は大きく、居酒屋で独立を果たそうとしましたが資金が乏しかったので酒の宅配専門店として独立開業。全国展開したいと思ったので自社ではなくFC事業で展開した。酒小売免許自由化で一般家庭への存在意義が無くなった。スーパー・コンビニで販売されていない地域名産品の販売に切り替えた。ご当地グルメを冷凍惣菜として開発、おかずセットの定期購入を主に販売、スマホが普及インターネットの時代に変ったのでネット通販に変革。冷凍タイプのミールキット通販日本一を目指し、国産食材にこだわり生産・加工・流通・販売まで一貫した取組み行い、品質と美味しさを追求し日本の食文化を守りグローバルな展開も行い、食産業の振興に取組み食で日本を豊かにしたいと改めてビジョンを掲げました。

そう思うと日本は世界有数の広い海域を国土として持ち水産資源が豊富、日本では魚消費がピークに比べ半減していますが海外では魚消費は増えています。そこで国内のみならず世界に向けて魚食の販売に注力したいとビジョンを掲げました。

想いは必ず実現する!強く思う事!達成すると思い込む事が大切で、少しでも無理だと絶対に思わない事です。

 

「経営ビジョンを掲げる」

 

これまた商売繁盛の法則也り。

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