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2018年3月(255号) デジタル化への対応

【デジタル化への第一歩。。。】
昭和63年9月1日に中学3年から勤めた酒屋から独立開業を果たした!開業するにあたり、どうしても欲しかったのが、当初一般の酒販店には導入されていなかった顧客管理・販売管理システムと輪転機を導入した!店は3坪程のガレージを改装した事務所を兼ねた小さな店舗だったが、当事業界では電卓が普及していたにも関わらずまだ算盤で計算している店も多く、納品書も請求書も手書きスタイルのカーボン紙を使うという原始的な店が多かった!特にリッター報告書という税務報告書の作成には、月末になると殆どの店が徹夜状態だった。僕はその姿にガソリンスタンド業界ではカードで顧客管理と販売管理をしているのに遅れた業界だと思っていました!店員を大勢雇用している店では既に酒飯店システムを導入しており、僕も興味津々で先輩が勤める酒飯店に行って酒販店向けシステム会社日本エルコムさんの営業部長と意見交換するのが楽しみで、独立する際には必ず導入したいと決めていました!お陰で格別の価格で提供頂き、独立後もエルコムさんの事務所に遊びに行き、こんなシステムを開発してくれたら助かるとお願いして取り上げられ、開発出来たら無料でバージョンアップしてくれました!そんな中で産まれたのが、自動御用聞きシステム「トマトコール」です!バブルの絶頂期マンションが建ち並び住宅ローンを払うため奥さんが外に働きに行くようになると御用聞きが出来なくなります!パートから戻られた主婦は忙しく御用聞きに付き合ってくれません!下手に行うと買い物し忘れた品だけを早く持って来て、と言われる始末!その頃から近くにあったら便利と言うことでコンビニが急増!宅配も直ぐに持ってきての電話が多くなった!不特定多数からの電話注文に対応していたのでは配達無料が当たり前の時代に効率が悪くて商売が成り立ちません!自然に電話をするには肉声では短時間で出来ません!そんな時に当初導入が始まった留守番電話に目を付け音声を登録して電話をかけて注文はテープの流れている間に吹き込んでくれたらお買い得でお届けします!と自動電話掛け機&留守番電話機能付きソフトを開発一時一世風靡しました。

【日々進化するニーズへの対応として。。。】
その後、アサヒピール系列の酒販店システム会社様と提携してギフトシステム等を開発、更には平成17年に業界に先影て伊藤忠商事様へ依頼して現在のクラウド形式のシステムをダウンロードしてシステムを呼び出し受注入力するとデーターがセンター等複数に情報が流れ納品する現在のわんまいるシステムを開発、センターと繋げる事で一品から受注全国へ納品出来るシステムへとバージョンアップさせてきました。現在も通販の定期購入や多様なギフトに対応できる用にEC-CUBE(キューブ)を導入してオリジナルショッピングカートの仕組を開発中です。世の中は凄いスピードでデジタル化が進化して行きます。ところが零細小規模事業者様はメールアドレスすら取得していない、スマホすらお持ちでない方も少なくありません。デジタル化への対応こそ商売繁盛の法則です。

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