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2024年10月(334号) 「 情熱 」

毎年、独立に際して大変お世話になった大阪港湾を一手に担う株式会社大都 間口会長に創業記念の9月初めにご挨拶に行きます。

御年83歳で毎朝出勤前にゴルフの練習場に通い、週に一度はコースを回り、300円ショップのスリーコインズを展開するパルグループの井上会長87歳とも親しくお元気で、会長室の机の上には株式速報や今話題に上っている著名人の著書が多く置かれています。

開口一番、「キミが起業した目的はなんだ?」と聞かれました。
「現在読んでいる著書で、ユニクロの柳井会長は、世界一になることだと書かれてあるが、何で世界一になるのかが書かれてない。確かに個人資産では世界でトップクラスだが、アパレルでさえ売上・利益・企業価値含めまだまだ上には沢山いる。業績の方はどうだ。うちは約束通り決算賞与を支払う事が出来た」など現役バリバリで仕事や経済や政治に関して話題が付きません。

「柳井会長も結局は「運」に恵まれた。俺もそうやけど人生「運」やで」と仰られ、確かに僕もそう思います。

じゃその「運」を上げるのは何かと聞くと、「情熱」だと言われ、僕も確かにそう思います。

御年83歳にも関わらず一つ一つの言葉に強い情熱を感じます。

「ひたむきに必死に努力する。」
「必死に思う「情熱」が運を上げるのだ」

僕の好きな言葉に「石も磨けば玉のように光る」で、日々コツコツと一生懸命繰り返し情熱を傾けて行えば硬い岩も輝きがでてくると思うのです。

突然天使と出逢うなど、あり得ない事が起こるのです。

全くもってふしぎな現象が起こるのです。

情熱を感じる人は歳を重ねても皆さんお元気です。
パルシステムの井上会長87歳は頸椎手術により一時的に下半身不随になったにも関わらず、今ではゴルフが出来るまでに回復されているとの事。

仕事を「天職」だと考え、夢中になれる事をする事で情熱が湧くと言う。

間口会長から「風が吹けば桶屋が儲かるということわざを知っているか」と聞かれる。
「今起こっている事をキャッチし、このようになればどのようになり、どうすればどうなるか「構想」せよ。一日最低1時間は「事業構想」に没頭せよ」と言う。

原動力、つまり原点は何なのかが最も大切。原動力は決して替えられないと思う。

柳井会長の世界一はおそらく個人資産ではないかと間口会長は言います。

僕は家族の為、いわゆる家族主義で他人に献身的で、アットホームな社風におのずからなりました。
先祖崇拝、子孫繁栄を願い、日本の文化、特に食文化に興味があり、その為日本の農魚・漁業の振興、ひいては地方生産者に目が意識が行きます。

食を通じて日本を豊かに、その為に構想を描くとグローバルな展開をせざるを得なくなるのです。

情熱が湧き、心も身体も動きます。

子供、孫、ひ孫と代々続く家業として、グローバルに展開する企業として、世の人のお役にたつ会社として末永く商売繁盛する事を願っています。

「情熱」

これまた商売繁盛の法則也。

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