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6.12023
代表堀田が時流を読んで思いをぶつける!ホッタの本音 今週のレポートNO.1006
【スシロー、純利益10~3月35%減 海外出店を急いで、国内もインバウンド回復を見込む。】
回転ずし店「スシロー」の母体である、FOOD&LIFE COMPANIES(F&LC)が、2022年10月~23年3月期の連結決算(国際会計基準)が、純利益が前年同期比35%減の36億円とリリース。主力の回転ずし店「スシロー」で実施した値上げなどの影響から客数が戻りきらず、既存店売上高は15%減ったとのこと。原材料価格や物流費の高騰などコストもかさみ、利益を押し下げたというが、本当は、物価高・公共料金の値上げで節約志向が高まり、外食を減らしているのが現状だと思う。一方で、中国や台湾などの新店舗が好調に推移。新型コロナウイルス感染防止に伴う営業制限もなくなり、海外のスシロー事業の売上収益は95%増となったそうだ。23年中に国内の売上より海外の売上が逆転する可能性が予測される。国内は強豪は増えすぎた。これからは店舗数より、立地を考えることが重要だ。又、インバウンド狙いにして単価を上げて利益をとらなければならない。国内は利益中心 海外で売上をあげるのがセオリーだ。
【山崎製パン、連結営業利益 同期間として7年ぶりに過去最高を更新】
山崎製パンは、2023年1~3月期の連結営業利益は同期間として7年ぶりに過去最高を更新。主力の市販用菓子パンの単価が3.3%上がり、数量は4.5%増えた。売上高が前年同期比7%増の2,768億円、営業利益が34%増の93億円で過去最高を更新。原材料高で経営環境が厳しいなかでも、高価格帯と低価格帯の両方を充実させる商品戦略で販売を伸ばしているとリリース。
消費者が節約志向を強めるなか、高価格帯の商品でヒットしているのが「ランチパック 大盛り」。通常商品に比べ具材は1.5倍で価格は4割ほど高く、270円程度の商品もある。21年7月からコンビニエンスストアの「デイリーヤマザキ」などで限定販売し、ぜいたく感を味わいたい消費者に支持されているそうだ。たしかに外食するとランチでも800~1000円かかってしますが、パンと飲み物だけの購入だとワンコインで済み、お弁当と比べても節約できる。一方で、山崎製パンは、低価格帯の商品も充実させて需要を取り込んでいる。代表例は食パンの主力商品より3割程度安い「スイートブレッド」。日経POS情報によると、6枚入りの平均価格は105円程度で、23年4月の販売金額は21年4月の2.4倍になったとのこと。低価格帯と高価格帯の両立が重要だ。
【タクシー配車GO、GSから100億円調達】
タクシー配車アプリ運営のGO(東京・港)は、米金融大手ゴールドマン・サックスを引受先とする第三者割当増資で100億円を調達したとリリース。アプリの基盤である配車アルゴリズムを改良するほか、電気自動車(EV)普及を見据えて充電管理システムを開発するそうだ。国内のみならず海外への展開も見据えているのだろう。日本発の世界に通用する配車アプリになりそうだ!配車アルゴリズムを改良して、運転手の採用支援も拡充するとはすばらしい。
【セブン井阪氏、コンビニ・スーパーの相乗効果「花開く」?】
セブン&アイ・ホールディングス(HD)の井阪社長は25日、コンビニエンスストアのセブンイレブンと総合スーパーのイトーヨーカ堂について「シナジー(相乗効果)が花開く」と話す。井阪氏は「セブンイレブンは売上高の7割が食品関連。さらにプライベートブランド(PB)『セブンプレミアム』の売り上げも大きい。PBはヨーカ堂や食品スーパー『ヨークベニマル』と一緒に商品開発している。PBは同業より品目数が多い」と述べている。正直、原点であるヨーカ堂を潰したくない為のこじつけに聞こえる。ヨーカ堂などスーパーで無理くりセブンプレミアムを売っている感じがする。コンビニと食品スーパーでは客層も利用用途も違うので別で開発するべきだと思う。今欲しい・使いたい・食べたいと利便性を重視するコンビニと、日々の暮らし家庭の中で消費するものを購入するスーパーだと分けて開発すべきだ。海外で利益がでてる間に、スーパー部門は切り離すか、小型化して高級化に方向性を変えるべきではないかと思う。
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