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代表堀田が時流を読んで思いをぶつける!ホッタの本音 今週のレポートNO.1022

【一人負けのロッテリアをゼンショーHDが買収し「ゼッテリア」をオープン】
好調なハンバーガーショップ マクドナルドとモスバーガーを尻目に、全くマスコミにも取上げられなく目にも付かなくなった「ロッテリア」を、ロッテホールディングスがゼンショーホールディングスに売却し、ロッテリア田町芝浦店(東京・港区)を主力商品絶品バーガーとコーヒーなどを気楽に楽しめるカフェテリアを組み合わせたブランド「ゼッテリア」にリニューアルオープンさせた。ゼンショーホールディングスは、北米や英国でスシチェーンを手掛けるスノーフォックス・トップコの買収を発表したばかりで、再び国内外でM&Aを増やしている。スタバ、ドトール、コメダなどカフェが軒並み好調、ハンバーガーとカフェ併設の新業態は当たるのではないか。後はメニューと味のみだ。

【青森でサーモンの養殖を手掛け国内外で寿司ネタ加工販売オカムラ食品工業が上場】
国内の水産業は安定した原材料供給が出来ない事と、国内魚離れにより市場の縮小と言う二つの課題に直面している。これに対してオカムラ食品工業は、国内外で人気の高い「サーモントラウト」を養殖し、ミャンマーとベトナムに近代的な加工工場を確保し、シンガポールには超低温の大型冷蔵庫を設置して外食業界から求めるタイミングで高品質の商品を日本国内と同じ水準の物流をアジアで再現出来ている。デンマークで買収した養殖業の子会社の先端技術を導入し、国内外で供給体制を整える。回転寿司や、ハンバーガーや、チキンラーメンに次ぐ世界のファーストフードになりつつある立ち寿司は、日本料理店として位置づけられ好調だ。更に海外では健康志向が高まって魚食は増えており、中でもサーモンは主要商品。しかも日本産ともなれば人気は高い。大変失礼な言い方だが、青森と言う地方に居ながら世界で活躍するオカムラ食品工業さんに見習い、食産業の振興活性化を推し進める事が日本の経済の活性化に必ず役立つと思う。

【円安、ドル-150円台も視野に。日本の外国の金利の差、国債発行残高にあえぐ日本】
国債発行残高が世界トップラスの日本。金利を上げると政府の返済額が増える日本。コレだげの物価高にも関わらず、上げたくても上げられないのが実情。。何とか税収や別に収入を増やして借金を減らしたいと思っているのかと思う程、簡単に国債の発行を増やす日本政府。。恩師の某企業の会長の話によると、国の借金を減らすには、国が保有する国立施設や国道などを売却し、高速道路の様に民営化するべきとのこと。それに皇居も手放し管理会社に売却するなどしない限り防衛費など増える国家予算を賄え借金を減らせるすべがないと言う。何が起こっても不思議でない状態だと言う。

【コンビニ コロナ乗り越え18ヶ月連続売上前年上回り、8月単月初の1兆円越え】
飽和状態からマンネリと指摘されて売上低迷、新規出店数減少、そこに新型コロナウィルス感染拡大が襲い、ローソンは三菱商事に、ファミマは伊藤忠商事にと親会社の直営下に置かれしのいだコンビニが、コロナ規制解除後、冷凍食品やアイスクリームや高級おにぎり、菓子、飲料と好調に売れ、外国人も含めた観光客が増えた事も大きく売り上げに寄与し客数も前年比5.1%、売上6.1%と伸び、8月初めて1兆円を超えた。もうコンビニは駄目かと誰もが思った。ところが物価高やインバウンド、コロナリバウンドなどの影響により客数・客単価ともに復活した。冷凍食品がコロナ前より売れている。飲食店の値上げにより昼食向けのおにぎりやカップ麺に調理パンが復活。低単価の菓子類が好調に加え、観光客需要の飲料水の売上が伸びた感じで暫くは続くと思う。

【ふるさと納税返礼品ルール厳格化 県外から仕入れ県内で熟成させる牛肉は認めない】
10月~改定されて適用されるふるさと納税返礼品の新ルールに、熟成肉やお米で実績を上げている自治体が突然の改定に不満の声を上げている。肉やお米の場合、通常は生産地と加工(解体・熟成・精肉や精米袋詰めなど)元来地方創生を目的とした「ふるさと納税制度」は、「自治体内で生産されたものか、製造、加工その他の工程を行う事で相当の付加価値が生じているもの」を返礼品として認めて来た。例えばハムなどの加工品は原材料が他の都道府県でもその自治体内で加工され価値が付加されれば返礼品として認められる。そこで泉佐野や京都市などでは他県で生産されたブランド牛を自治体内の精肉店で熟成精肉したものを返礼品として活用して人気を集めて来たが、今回のルール改正では、同自治体内で生産された牛・豚でなくてはならなくなった。この事により現在ふるさと納税返礼品の精肉加工や精米を自治体から受託している精肉加工会社や精米会社など売上が無くなる。泉佐野市の様に、大阪府と和歌山県の県境の産業も乏しく、住宅も多くなく、特段名産品と言うと水ナスぐらい。冷凍保存が出来ず、単価も低く返礼品としては向かない。そんな自治体はどうすれば良いのかと千代松市長は不満をこぼす。だがアウトレットの誘致や製造会社の誘致、医療特区にして外国人も受けられる高度医療病院を建設するなど赤字の自治体を黒字に変えた、凄い腕前である。今後は沿岸立地を利用した養殖や食品加工会社など誘致・共同運営など期待したい。

【中部電力、東芝買収で1,000億円出資。凄い金額だ】
この度、中部電力は投資ファンドの日本産業パートナーズを中心とする国内連合の東芝買収に参加し、1,000億円を出資する事を発表した。東芝は蒸気タービンなど発電設備の製造や保守・運用サービスを手掛けており、中部電力とは長年の取引関係があり、浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)でも東芝製の原子炉を採用している。政府の原子力発電所再稼働や新設に向けて投資するという。

【沖縄のソウルフード「ポークたまごおにぎり」県外・海外へ拡大】
沖縄に行った人は大抵目にしたことがあると思う、玉子焼きに焼いたポークランチョンミートをご飯に海苔で包んだおにぎり「ポークたまごおにぎり」通称「ポーたま」。沖縄ではどこのコンビニでも販売されている。このポーたまの焼き立てを提供しているポーたま株式会社は、あぐー豚の生姜焼きを具に加え、沖縄県北部の本部町限定メニューを開発。美ら海水族館を訪れる観光客に人気とのこと。高菜やねり梅、豚バラねぎ巻、炙り明太子など限定メニューを定期的に入れ替え、ハンバーガーのパテ同様に焼き立てを提供するテイクアウト店を展開。福岡や東京にも出店し、ハワイにも出店し人気とのこと。今後は海外へも広げたいと言う。見方を変えれば「ライスバーガー」で、和食ブームの外国で人気が出そう。何気なく昔からその地域で親しまれて来たソウルフードやご当地グルメも、売り方次第では世界で展開する事も可能なグローバル時代になった事に着目する事だ。

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