新着メディア情報

2023年10月(322号) 「リスクを取る大切さ」

今年の9月1日に創業35年を迎えました。創業時、こんな辺鄙な場所に小さな店を出しても売れないから辞めた方が良いと税務署の担当課長やメーカーさんなど多くの人に反対されましたが、住宅ローンで購入して開業しました。その後約5年で創業地大阪市西淀川区内で一番多く販売するようになりました。

そして酒類小売り免許自由化が確定したにも関わらず酒販店を対象に酒米宅配専門のFC本部を先行投資して設立し、全国展開を目指し、15都府県268店舗まで拡大。

酒類免許自由化に伴い、食品の取り扱いを強化する為に1億5千万円投資して伊藤忠商事様にわんまいるシステム(クラウド形式)の開発を依頼して業界初の一品から受注して届けるわんまいるシステムを開発しました。

その後、島根県ブランド推進課と連携協定を締結し、島根県産品を皮切りに全国各地の県産品、ご当地グルメの取り扱いを強化。2008年に周りの反対を押し切り、冷凍食品の取り扱い販売に着手。2013年に直営店事務所の隣にコールセンターを設立し、テレビ通販を開始し見事に失敗。。失敗を糧に自社オリジナル冷凍食品の委託製造を開始し、自社センターを契約し、ネット通販をスタートさせました。

今から振り返るとリスクを取り、投資を繰り返し行って来ました。

失敗を恐れず、リスクを取らなければ、独立開業できず、国民年金すらかけてもらえない酒屋の店員で居なければならなかった。

リスク覚悟で先行投資し、駅前に移転してFC本部を設立しなければ、小さな店の酒の宅配専門店で終わっていた。

リスクを背負い、全国に宅配拠点を展開して販売規模を拡大し、多額のお金を投資してわんまいるシステムの開発と在庫リスクを抱えて自社冷凍専用センターを開設したからこそ、ネット通販を行う事が出来ました。

更には三越伊勢丹様や東急百貨店様にオーケーストア様やベイシア様から冷凍食品の受託、更には東京電力様とアライアンスを組みボンキッシュの運営受託、ガス器具メーカーパロマ様から冷凍ミールキットの製造発送業務を受託、某テレビ番組から専用冷凍ミールキット製造からサイト運営発送業務受託へと事業を展開する事が出来ました。

失敗は成功の元。

リスクを覚悟して先行投資し回収する。

これからも恐れるな、悲しむな、怒るな、故中村天風先生の言葉を重んじ、創業50周年を目指しこれまで築いてきた人間関係、ネットワークを大切にし、高品質で美味しいこだわりの冷凍食品を小ロットで製造、販売、流通出来るプラットホームを活用して、自社ブランド製品の更なる拡売と様々な企業様とアライアンスを組んで世の人の為にお役に立て続けるように心正しく身を慎み、末永く続く企業の礎を築いて参ります。

「リスクを取る大切さ」

これまた商売繁盛の法則也。

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る