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12.142023
代表堀田が時流を読んで思いをぶつける!ホッタの本音 今週のレポートNO.1033
【時流→脱・薬売り!ドラックストアの「スーパーマーケット化」が止まらない】
元々菓子やお米・飲料水などを大幅に値下げして集客し、比較的に粗利が高い医薬品や健康食品化粧品などを販売して成長して来た。ローサイドのドラックストアがご周知の通り冷凍食品や生鮮食品まで品揃えして食品スーパーをしのぐ勢いで、中には地場スーパーを買収して店舗を拡大して来ていると言う。物価高を背景に少しでも安さを求める客層から支持を得て、業務スーパーの神戸物産と共に安売りで店舗拡大を図っている。特に地方のスーパーにとっては脅威な存在になって来た。
【時流→需要が増える中にも関わらず、介護最大手のニチイ学館が日本生命に売却】
普通に考えると後期高齢者が増える中でさぞかし介護事業者は儲かっていると誰もが思うにも関わらず、業界最大手のニチイ学館が実は前から赤字続きで、ようやく引受先が決まった感じで、日本生命に2100億円で売却したと発表。社会保障料が増える中、介護給付金の見直しなどが繰り返され始まった当初から比べると人手不足も相まって儲からないビジネスになって来ている。では実際に儲かっているのは介護人材紹介サービス会社やシステム開発会社や高齢者施設建設会社などにまつわる関連会社で、メインの事業者は「くたびれもうけの銭失い」のような感じが10年以上続いている。ネット通販業界でも同じで、販売している事業者メーカーはさほど儲からず、楽天やアマゾンなど仲介会社や広告代理店に制作会社やショッピングカート会社が儲かっている。
【経営破綻が続いていた地方スキー場が一転し、世界の不動産ファンドから投資対象になる】
国内のスキー、スノーボード人口減少に加え、コロナで大打撃を受け、ここ30年間衰退の一途をたどり閉鎖、経営破綻して来た地方スキー場が、インバウンド増加に加え、海外の不動産投資会社やリゾート地開発会社から熱い視線を向けられ、北海道のニセコを筆頭に新潟県妙高高原(2000億円投資)など東南アジアや南米など雪が無い国の経済発展が目まぐるしく、スキー人口は世界的に増えており、飛行機や新幹線を使えば国土が広い外国人からする身近で東京や大阪に行ける。スキー場がリゾートして人気になると開発が進む。これまでの日本とは違うと捉えた方が良い。既にニセコなど人気スキー場のパート、アルバイトの時給は2200円になっている。介護に人が集まらないのは分かる。
【これだけは知って欲しい。値上げ効果で原材料コストを吸収、大手食品メーカー9社1060億円増益】
という事は、消費者がお金を支払っていると言う事だ。そして収入が増えないのだから何かへの出費や消費を抑えていると言う事になる。皆さんは何を節約していますか。僕は外食を減らしました。ユニクロで購入する衣料品が増えた。メーカーも増益したと発表しているが、売上が増えたとは殆ど聞かない。おそらく国内の売上は厳しいと思われるが、海外で大きくなっている。でも減収増益では長く続かない。特に海外に製造拠点を持ち、日本国内に輸入しているメーカーは厳しい。
【売上より利益優先、ニチレイフーズ来年3月から再々値上げ発表。味の素冷凍餃子1位から転落】
ニチレイは、今年2月に値上げした家庭用・業務用冷凍食品と常温食品の約半分に当たる商品の出荷価格を引き上げると発表した。理由は、物流費の高騰と円安などによるコスト増と説明。値上げは一服感が出た感じだが、日経MJが調査すると今後1年後に値上げの意向を示した企業は51%と前回調査を11%下回った。価格転換は進むものの販売量が減少、スーパー向けの出荷が減少したと回答。値上げ効果で利益はプラスに転じているが、売上は減少しているメーカーが多い。例えば冷凍餃子シェア1位の味の素が今年初めに値上げしてシェアを13%落とし、1位の座を大阪王将(イートアンドHD)に譲り渡す事に成った。
【薬だけが値下がり?過去30年間で最も低い水準に。厚生労働省2024年度薬価を引き下げると発表】
全てにおいて値上げが続く中、厚生労働省は医薬品の市場での取引価格が公定価格である薬価を平均で6%下がったと調査結果を発表。2024年度の薬価を引き下げ、患者の負担や医療費の伸びを抑えると年末の予算編成過程で薬価の改定率を決めると発表した。今でもかなり安いと感じる処方箋。更に下げてくれるのは良いけど、店舗増に対して一店舗たりの客数が減り続けている薬局の運営は大変だと思う。更にネットでも買えるようになり二重苦の薬局は少なくない。
【24時間 暖かい弁当を自販機で提供する香港のスタートアップ企業 カマクラフーズが日本で展開】
冷凍弁当ではなく、作り立ての弁当を60度で保ち、製造拠点から自動販売機まで運び提供する仕組みとノウハウを提供する。持ち帰り弁当店はお昼や夕方など店が混雑する時間帯によっては近くのコンビニに客が流れてしまっている。これらを少しでも防ぐ手立てとしてホカホカ弁当は、自販機、高層オフィスビルや工事現場や辺鄙な場所の工場なとでも役立つと言う。カマクラフーズは2019年創業以来「和田弁当」のブランドで香港で暖かい弁当を70万食以上販売して来た。オフィスや大学や建設現場など30か所に自販機を設置1日最大1200食の和風弁当を製造する厨房を運営する一方で、食品メーカーが調理した香港式の弁当も手掛ける。日本惣菜協会の発表によると日本におけるお弁当におにぎりという米飯類の市場規模は2022年度前年比で7.4%増の4兆7699億円とコロナ前の2019年を上回った。今後も高齢者や働く主婦が増える中、益々需要は拡大する。出来立ての暖かい弁当が24時間自販機で変える時代が来た。
【住宅ローン過去最多216兆円。50年ローン登場や低金利・頭金なし、住宅価格上昇、物価高など】
注目したのが貸し出し金額より残高の方が増えている事だ。物価高も影響していると考えられる。このままいくと高齢期に収入が減っても住宅ローンだけが残る人が沢山でる可能性もあり現実コロナ禍を機に支払いが出来ない人も急増していると言う。
【インフレにも関わらず需要「不足」に転落、7月~9月期GDP成長率がマイナスに。景気かなり悪い】
内閣府が日本の経済の供給力と需要の差を表す「需要ギャップ」が7月~9月期にマイナス0.5%に転じたと発表した。コロナ規制が解除され、物価高もあり、一時は政府が目指すデフレ脱却に向けて消費者指数、賃金動向など合わすと需要ギャップがマイナスに転じた。この試算には年金受給金額と消費のバランスなどは入って無いと思われる。実質昨年度から年金受給年齢が65歳と5年間引き上げられた事は賃金(収入)で試算すると相当なマイナスとなる。更に介護保険など実質手取り収入で試算するとギャップは更に増えると考えられる。益々大変になる。
【コンビニ付加価値つけてPB開発、高級おにぎりにカレー・ビリヤニなどお弁当実質値上げ】
200円台の高級おにぎりに780円の有名レストラン監修のチキンカレーやビリヤニや、カップめん類など大手も追随して具にこだわった高級カップヌードルを投入する。外食が値上げした事でコンビニに客が流れ、ワンコインで済ませる高級おにぎりと監修カップラーメンや有名シェフや有名店監修の軽食700円~800円が人気だと言う。何にかが売れると何かが縮む。需要と供給のバランスを常にアンテナを張って見る事が大切だ。買う理由が相当必要な時代になって来た。人口年齢構成も重要なキーワードです。
【ほんの一例・訪日外国人が多いニセコ求人倍率9.7倍 想定を超える時給、施設清掃員2200円も】
これが実態だと言う事は一応知っておいた方が良い。訪日外国人客が押し寄せる地域・宿泊先・飲食店・売店などでは考えられない事が起こっている。雪が降らない経済成長率著しい東南アジア南米から訪日客が押しよせている日本の各スキー場では、周辺の宿泊先飲食店や売店では人手不足が発生して時給2000円以上でないと人が来ない状況に。大阪や東京のユニクロでは訪日客の爆買い風景を見る。一泊50万以上する高級ホテルが満室、数百万する日本刀や高級プレミアム日本酒が品切れになると言う。酒屋に何千万何百万する福袋を用意する百貨店も含め、空前の大盛況となっているなんだか変なことが起こる兆候だと予感すると恩師間口会長はいう。
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