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代表堀田が時流を読んで思いをぶつける!ホッタの本音 今週のレポートNO.1081

【9割の自治体で固定資産税増収、自治体はいいが、暮らす所得が無い高齢者は大変】
如何にも良さげに聞こえる報道だが、住民は可処分所得が減り、不動産を所有している事業者は税金が増える話で嬉しいどころか悲しい事。物価に人件費に土地の値段と、三拍子の値上げに対して所得や売上利益が増えれば良いのだが。。インバウンドが来ない地域の事業者や関係が無い事業者は大変。

【ジム・ヨガ・ピラティススタジオ・スパなどのサブスクリプションサービス世界最大手の「クラスパス」2014年9月から日本でサービスを開始】
娯楽が変わった。既に都内を中心に首都圏で200店舗以上のパートナーが参加。ピラティス、ヨガ、サイクリング、暗闇ボクシング、サウナ、鍼灸、整骨、ヘッドスパなどクレジットプランは6種類で月額2980円。使わなければクレジットを翌月に繰り越す事もでき、追加購入する事も出来る。更にプランを変更する事も可能。訪日外国人を取り込めることも可能と言う事で、パートナーになる事業者は急増している。

【日本でも地域空港LCCビジネス客利用が伸び悩み減便に。WEB会議商談普及】
コロナ禍をきっかけに普及したWEBによる商談やセミナーにより弊社でも出張が激減した。日本人の観光客は物価高もあり減少。頼みの外国人観光客は、国際空港がある都市圏に集中しており、地方へは新幹線やツアーバスを利用。LCCの利用は極めて少ない。外国人観光客専用のチャーターでも受けたらと思う。

【お米に野菜に食料品値上がり 一家の食費代初の9万円突破。支出に占める割合30%超え】
家計調査報告書によると、3人世帯の2024年8月の食費総額が9万313円と前年同月比5%増と12月を除いた単月では調査以降初めて9万円を突破した。証拠支出に占める割合が30.4%と最高を記録した。2年前と比べ、じゃが芋1キロ578円53%増、胡瓜39%増、牛乳39%増など茄子やピーマンなど軒並み2割以上で、お米は25%以上値上がりした。消費者は少しでも支出を抑えようと牛肉の支出は減少し、比較的安く済むレシピの検索回数が急増している。「ちくわの餃子風」や「えのきだけの炊き込みご飯」等某スーパーの蒲焼・やきとり「タレだけ弁当170円」も人気、世も末に近づいている。。

【名古屋のスーパーヤマナカ純利益41%減少。買い控え、節約、人件費増などが影響】
各地の中堅スーパーが苦戦している。これまで通りの運営をしていると、物価高での節約・買い控え・人件費や仕入れ・経費増などの影響で売上微減、利益大幅減少になる事が各社報道を見ていると思う。資金力がある小売業は、新規出店して売上を増やして出店の償却年数を据え置きして伸ばすと利益は出る。実施していなかったネットスーパーを始めると、売上利益はその分伸びる。何もしない店にしわ寄せが来る流れ。差別化として付加価値の高い商品を特定の顧客に販売するには、もはや地域密着のスーパーやネットスーパーでは難しい。成功しているスーパーはロピアのような地域密着で店ごとに地域に合わせた品ぞろえ・容量・売り筋商品のディスカウント(目玉)販売を実施している店だ。それより少数派の人を対象にするならネット通販での販売が必須。

【躍進するスーパーライフ安売りから脱却。付加価値を高めたビオラル商品に注力】
ライフコーポレーションは、2030年までに健康に配慮した高付加価値のプライベートブランドを中心としたオーガニックや食品添加物を使っていない。ヘルシーなどをコンセプトにし、健康や環境に配慮した商品「ビオラル事業」の売上を400億円、2023年の4倍にアイテム数3倍の1000億円にすると発表。消費者ニーズが大きい分野で独自商品の開発を加速させ、安売り競争から脱却をはかる。今年3月~8月のビオラル商品の売上は前年比33%増、通常のPBに比べて高めだがオーガニック専門店と比べると値段が手ごろでこだわり過ぎずに買いやすいとアンケート結果があった。

【業績が落ち込んでいるサンクゼール 値引きの次は少量化製品を発売、止めた方が良い】
こだわり食品製造小売りの「久世福商店」のサンクゼールは、主力の和食系の人気商品「七味なめ茸」と「梅なめ茸」の少量サイズを発売した。これまで130g瓶入り→60g入りにした。売れ行きを見て他の商品も少量化サイズを検討すると言う。客数、客単価が落ちている販売不振を脱却するのに値引きはご法度。少量化も更に客単価を下げるだけになり、客数がかなり増えない限り売上増にはならない。冷凍食品がこれだけ伸びていると言う事は常温やチルド商品は減少する。と言うより買い方や売り方が変わったからそれに合った形態の商品が売れる。ネットスーパーが上手く行かない食品スーパーの大半がこの事に気づいて無く、店頭の品揃えのままでネットで販売しているから伸びないし儲からない。特にこだわりの冷食は店頭では限られた地域でしか売れない。旨い冷食を食べると常温(レトルト殺菌)の商品は食べられない。僕が船井総研と一緒に研究開発したセレクトショップの時代もあっと言う間に過ぎ去ったと思う。

【日本初「ガチャ」専門店を「ゲオ」が町の薬局をモチーフに「カプセル楽局」を展開】
これまでスーパーの片隅、商業施設の一角、ゲームセンターではクレーンゲーム機が大半を占める売上の中で有望視されているのがカプセルトイの「ガチャ」。アニメキャラを中心とした人形や小物、ファンシーグッズ、アニメもガチャも日本初という事で、インバウンドからも人気でゲームセンターを運営しているゲオホールディングスは、右肩上がりのガチャ専門店をインバウンドが多い都市部を中心に都内30店舗に広がった。まだまだこれから広がる予感。

【ニチレイ、家庭用も業務用も最大30%値上げを発表。2025年2月からお米値上がり受け】
ニチレイフーズは、冷凍チャーハンなどすべての家庭用と業務用の米飯商品とハンバーグなど一部の畜肉加工品の値上げを実施すると発表した。対象になるのは家庭用で14品、値上げは10%~30%、業務用も5%~30%、これを受けて他社も追随する見込み。これで来年も値上げは続くと見ていた方が良い。冷食50%引きのポップやチラシが幻になった。世の中急展開。これまで大手冷凍食品メーカーに頼って来たスーパーや小売は大変な時代を迎えた。売り手の時代に突入。

【米国カード会社大手決算報告。利用者引き続き増え、低所得者は延滞が増え金利21%最高】
いやー目を見張る金利にビックリ仰天。初めて見たクレジットカードの金利21%、電子決済を含むクレジットカードの利用が普及する中、金利が過去最高の21%になり、延滞率が4.53%と2年連続で増加。2024年8月の金利は過去最高の21.76%。手持ちの資金が少ない低所得者が毎月定額を支払う「リボルビング払い(リボ払い)の利用が増え、高い金利が重荷になっている。近いうちに大きな金融不和が起こりそう。これは日本も含め世界中に広がると懸念させる。そらこれだけクレカやペイなど現金無しで買い物が出来るようになれば当然の事だ。いつまでも安い金利に高いポイントは付かない。普及すればおのずと金利は上がりポイントは低く抑えるようになる。

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