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ホッタの本音 今週のレポートNO.897

【ふるさと納税お取り寄せ、2020年度巣ごもり需要で過去最高額となる自治体急増】
新型コロナ感染拡大防止で巣ごもり消費が拡大しており、ふるさと納税でご当地グルメや郷土料理などのお取り寄せが増えて過去最高額となる自治体が続出していると報道。わんまいるでも島根県邑南町の石見ポークや鹿児島県の桜島鶏、高知県の四万十ポークなどご当地ブラント食材を使ったメニューが人気。そこで近藤先生に頼んで石川県の郷土料理「治部煮」や宮城県の郷土食材「油麩」や「凍み豆腐」愛媛県松山市の「松山揚げ」など郷土食材を使ったミールキット健幸ディナーの献立に採用していく計画です。

【コンビニ決算、大手3強とも減益、遂にメディアから縮む市場と名指しに】
日本のバブル経済が破壊後も順調に店舗数売上を伸ばし一人勝ちして来たコンビニ。そこにネット通販とドラックストアが台頭する中、吸収を繰り返し大手3社に絞られ、近くて便利さが受けて成長して来たコンビニも昨年のコロナ禍の影響で業績の悪化が加速し、セブン&アイですら純利益で前年比82%と2桁減、ローソンは57%と大きく減少した。日本フランチャイズ協会の発表では、来店客数は延べ年間159億人。利用者のうち約10%の15億人減少した。ちなみに2021年2月期の客数はセブン前年比10%減、ローソンは14%減、この差は新常態の中で品揃えの差だとコンビニ幹部のコメント。ファミリーマートはもっと厳しいのか決算発表は報道されなかった。駅ナカやオフィス街は全滅、コンビニ利用が多い学生はバイト収入の落ち込みで財布の紐は厳しくなっており、自宅に居ながら飲食デリバリー、ネット通販・主婦層やシニアも安いドラックストアと食品スーパーを使い分けているようだ。

【チケットぴあ、遂に6月末までに全店閉鎖決定、コロナでチケット不振】
創業37年を迎え1,750万人の会員を持ち、年間7,500万枚(2020年3月時点)最盛期の1990年には全国611店舗だったチケットぴあは現在77店舗まで減少、コンビニとネット販売に移行、今回のコロナ禍でコンサートや劇場、イベントなど軒並み中止となり大幅な赤字を計上。店舗でのチケット販売は全体の1%にまで落ち込み、本年度もコロナ終息が見えない為に全店閉鎖する事に決定した。好立地が一転した。今後は好調なアプリ販売を強化して会員獲得注力すると発表。実店舗と店舗スタッフの消滅で大幅な経費削減で運営会社は良くなるが働いていた人は職を失う。有店舗も無くなって行く。。

【コロナ禍で経済金融支援が低金利、不況とネット証券普及で株式投資活況、投資家儲かる】
コロナ禍による分断景気と言われる一つに株式市場の好況がある。経済支援として各国が大幅金融支援し金利が低下、余ったお金が株式に向けられている。経済不安の中、事業や設備投資が落ち込み株式投資に資金が流れる構造で、資本家や投資家がつまりお金持ちがより儲かる構造となって高級車はじめ高額品が売れている。コロナ禍は株式市場のみならず半導体や自動車、IT関連、家電、ゲームソフトなどの企業売上が急増しており、分断景気、分断経済と呼ばれ、更に世界では人種差別も拡大している。貧困層はワクチンも打てず病院にも入院出来ず日に何万にもの人が死んでいる。国と国との往来が絶たれ自国主義に陥り、分断社会到来とも言われ出した。分断時代どう生きて行くか。。

【トラック、EVオンライン試乗会開催大当たり】
毎年大きなサーキット場を使い遠方から顧客を招いて大規模な試乗会を実施して来たトラックなど商用車業界、コロナ禍にて昨年は中止、売り上げ激減。そこでオンラインでの試乗会を開催し、1回90分3回開き、従来のリアル試乗会と同様の成約率に繋がっているとの事。コンサートや各種セミナーでも同じで、コストが大幅に抑えられる分参加費用など安くする事で来場者は増え利益は数倍と言う。リアルを捨て、デジタルにいち早く取り組んだことだと思う。考え方、文化、風土までも意識して変えよう。変えないと業績のみならず、精神的にもおかしくなる。

【パルコのEC好調、店舗の落ち込みを公式アプリでカバー】
多くの百貨店、商業施設がコロナ禍で売上が大幅に減少するなか、パルコが独自のアプリを開発してリアル店舗のスタップが店舗ごとの名簿を活用して会員を集客し、パルコ専用のECサイトをリニューアルして売上前年比4倍以上を売上。厳しい商業施設、アバレル・雑貨小物業界に有りながら店舗も合わせ2020年8月は売上前年比104%と前年の総売上を超えた。如何にECにシフトして上手くやり切れるかが生き残りの条件だと思う。

【もうレジは不要、決済サービスモバイルオーダーシステム会社がスタートアップ】
先日弊社元社外取締役がCFOとして転職した会社のグループ企業が開発したQRコードを読み込めばモバイルオーダが出来て決済まで出来るシステムの紹介に来社いただいた。コレにSNSでの集客ノウハウを紐づけて事前注文、事前決済が出来ればいう事なし。顧客分析をAIが行い、顧客の好みに合わせた商品やサービスを定期配信する事でリピート率も向上する。こんなサービスが続々と登場し、競い合い資本を調達するスタートアップが目立って来た。狙いはシステムを販売する事でなく経済圏を拡大させての決済手数料だ。東京中央区本社のネットスターズは、ペイペイやラインペイ、アリペイなど37の決済サービスに対応設置場所は国内28万ヶ所に上る。電子決済が普及、複数決済できるモバイルオーダーシステムが普及すればレジは必要なくなる。コンビニ支払いにも驚いたが、スマホ一つですべての決済、給与の振り込みまでできる時代が来るとはビックリ。。レジの性能に磨きをかけて来たレジ会社も自己否定出来ずにかつての酒販店システム会社と同じ道をたどるのか。僕は以前クラウド型の開発を頼みんだが断られた。断った会社はもう存在していない。。ユーザー発想、より便利に、不可能だとは捉えずに如何にすれば、どうすれば出来るのか真剣に検討する事だ。不可能を可能にする事に取組もう。

 

 

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