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ホッタの本音 今週のレポートNO.909

【キリン、ホームサーバー用ペットボトル入りビール製造ライン増設生産能力を2.7倍に】
コロナ下で家飲み需要を見込んでキリンビールが消費者に直接売り出したホームサーバー無料レンタル生ビール定期便:サブスクが好調で、茨城県取手市の製造ラインを36億円投じて増設して生産能力を2.7倍に高めるとリリースした。アサヒビールも追随し売れ行きは好調だ。すっかり定着した家飲みだが、レンジなどで簡単に解凍して食べる事が出来るご当地食材を使った冷凍のおつまみや酒の肴はまたまだ少ない。付加価値の高い商品を開発して家飲み需要を開発すればと思います。

【好立地が変化、ユニクロ心斎橋店、国内初のグローバル旗艦店8月末閉店発表、他社も追随】
大阪心斎橋と言えば関西でも有数のインバウンド(訪日外国人)が多く爆買いするドル箱地区だったがコロナウィルス感染拡大の影響でインバウンドが突然蒸発、多くのお店が閉店していっており、遂に2010年にグローバル旗艦店としてオープンさせたユニクロ心斎橋店が8月末で閉店する。既に無印良品も繁華街の店を閉店させており、今回のユニクロの撤退はその象徴とも言える事で異業種も含め小売りチェーンに与える心理的な影響は大きい。大阪梅田、東京新宿、秋葉原、上野、六本木、銀座と言った好立地とされていた繁華街の地価も下落しており大転換期を迎えた。今後は住宅立地や郊外、そしてネット通販へと商圏含め経済圏が変わって行く。

【ヨーカ堂ネットスーパー専用センターを横浜市に、アマゾンは東京埼玉千葉に5ヵ所開設】
近隣のイトーヨーカドー約30店舗の配送エリアをカバーする初のネットスーパー専用センターを2023年春メドに横浜市に開設、26年2月期までにグループ全体の宅配事業の売上高を6,000億円まで高めると発表した。アマゾンも年内に東京、千葉、埼玉に5ヵ所、全国30拠点にし、配送ドライバーも増員してサービスの拡充につなげると言う。楽天は日本郵便と共同出資の物流新会社を設立して全国の郵便局網やゆうパック等とも連携を深めていくと発表。物流を制覇するモノが流通を制覇すると言う名言があるが、一歩も二歩も先行するアマゾンにどう対抗していくのだろうか。生鮮食品・冷凍食品に強いヨーカードーも見逃せない。飲食店デリバリーも参戦してのサバイバルも始まりそうな気配。まだまた伸びる宅配市場はどう関わって行くか、どうシェアを移り変わるのか。。

【2021年5月の日本の国際収支統計は前年同月比185%の1兆9,797億円の黒字に】
財務省が8日発表した国際収支統計速報によると、1年前の世界で初めての新型コロナウィルス感染拡大の影響からワクチンの開発接種が進む欧米では経済が盛り返して住宅業界が脚光、自動車、半導体、ロボットなど精密機械に加工食品も伸びて、円安効果もあり国際収支は輸出が輸入を上回り大幅増収。安くて性能が良く安心安全の日本製品の輸出は今後も大きく期待できる。

【2021年5月完全失業率3,0%に悪化、2ヵ月連続、前年比13万人増加、211万人に】
長引くコロナウィルス感染による緊急事態宣言まん延防止措置とIT整備化に伴い失業率が悪化している。中国や欧米などコロナワクチン接種含めコロナ感染が収束に向かっている国では経済活動も活発に戻って来ている。日本の場合はいうばかりで、ようやく65歳以上の高齢者への1回目のワクチン接種が78%終了した段階で、コロナワクチンが不足して予約を中止したり接種を延期する自治体も現れ、全国知事会は政府に正確に数量と日程の開示を求めている。自国のワクチンが不足していると言うのに台湾に寄付するとは驚く。。このままだと年内には接種完了しない可能性もあり、飲食店の酒類提供だけを禁止するなんて他の国には類が無い。このような「なんちゃって緊急事態宣言」ではいつまでたっても終息せず、発令を解除すれば拡大を繰り返すだけのように思う。こんな状況では更にサービス業中心に多くの失業者が発生し、金融緩和が実体経済と乖離する株高を招き、インフレとデフレの両方が惣菜する異例の状況が加速し分断景気を更に推し進める事になりかねない。

【2020年世界の飢餓人口、コロナで急増、8億1,100万人(国連推計報告)前年比124%】
発展途上国の経済が潤い新興国となり中国を始めアジア主要国が目覚ましい経済発展を遂げる中、中東地域などでは戦争、内紛が激化。世界中で自然災害が多発しており難民が増加、虐略、人身売買が増加する中でコロナ感染拡大が勃発した事で、寄付やボランティア赤十字活動が抑制され国連の推計報告によると2020年の飢餓人口が前年比125%増の8億1,100万人になったと発表した。片一方では世界初の宇宙旅行を楽しみたい人がオークションで多額を支払ってシャトルに乗る超格差グローバル社会が到来した。

【2021年6月までビール系業務用販売は前年3割減、家庭用含め6%減、9年連続減少】
今年初めから続く飲食店への時短とアルコール提供を控える要請により業務用向けビール系販売は、コロナ前の2019年と比較すると減少幅は凄い。一方家飲みは増えて家庭用含めると6%減少で9年連続減少、少子高齢化人口減少は続くので国内消費量は確実に減ると思われる。今後は付加価値の高い商品開発を行い、消費減少に伴う販売競争の中でも売れてしっかり利益が残るモノを開発しなければ生き残れない。キリンは一般家庭を対象に直接販売するホーム生ビールサーバー無償レンタル定期便:サブスクが大ヒット。アサヒは生ジョキ缶が大ヒットとなった。家飲み需要は冠婚葬祭含め急増したが、家で食べる調理済みのオードブルやおつまみやお酒の肴の供給が少ないように感じます。おうちこはん、家飲み、行事食、需要増大対応重要。

【韓国文在寅大統領公約1万ウォン果たせず2022年最低賃金前年比5%増9160ウォン(日本円約880円) 】
前年は1.5%よりも大幅増となるが。。。と日本経済新聞社は取上げるが、では日本の最低賃金を調べると秋田県・鳥取県・島根県・高知県・大分県・佐賀県・沖縄県と7県で792円、宮崎県・熊本県・長崎県・愛媛県・山形県・岩手県・青森県7県は793円でこの度日本経済新聞社が報道した韓国の最低賃金より劣る。経済発展が伸びる中国はじめアジアの振興国主要都市では日本のサラリーマンの所得を上回る国がどんどん現れており、物価も同じく日本へのインバウンドの爆買いをみれば分かるようにいつの間にか日本は安くなった。。

【ワクチン1回接種した人は総人口の30.3%となり3割に2回目は18.5%にしか達せず】
政府は大規模会場を要請して一日100万回を超えたなどマスコミを使い連日報道を繰り返したものの、ワクチンを2回接種した人の割合は18.5%にしか達せず65歳以上の高齢者の半数にしか行き渡っていない。全国各地区でワクチン接種予約を中止延期する動きとなり知事会は政府に対して明確な数量と日程を報告する要請を出した。これだけワクチンが不足しているにも関わらず台湾やベトナムに寄付している事に驚く。。政府は11月中に希望するすべての人に接種完了を目指すと言うが、本当に実現するのだろうか。

【2021年高卒採用の離職者6月中旬のアンケート調査で4割に、コロナでミスマッチも影響?】
高卒就職者の離職率は年々増加傾向にあり、1年未満2割、3年未満4割だったが、今年2022年6月14日~16日に大阪市の事業者がアンケート集計の結果4割に達したと発表。一つにコロナが終息すると見込んで採用したにも関わらず、今年に入り4月以降も緊急事態宣言が発令された事や観光やホテル、交通関連希望の就職率が激減した為に希望と異なる先への就職のミスマッチも離職率が急増したことが要因ではないかとコメント。離職比率迄コロナが加速するとは、そのあおりで地域に密着の高卒専用求人紹介サイトが大当たり。

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