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ホッタの本音 今週のレポートNO.912

【パート、アルバイトも賃金格差、分断広がる、事務系三大都市平均1176円】

コロナ禍にて飲食業や宿泊、観光、商業施設などサービス業の求人募集が控えられる中、三大都市(首都圏、東海、関西)の事務系のアルバイト・パートの募集平均時給が前年より4,2%増1,176円過去最高を2ヶ月連続で更新した。特に新型コロナ感染の相談やワクチン接種関連が平均値を底上げさせ、通販の受注や問合せなどコールセンターの人手を確保する為、時給が上昇している。

 

【アマゾンジャパン2020年国内小売り売上高ランキング3位に2兆1848億円前年比125%】

国内小売売上ランキング1位は食品スーパーを次々にM&Aを行い巨大ショッピングモールも開設しているイオンが8兆6,039億円、2位がセブン&アイ・ホールディングスの5兆7667億円前年比-13.2%、アマゾンジャパンが2兆1,848億円前年比125%と、まさにネット通販の時代を反映する売上の伸び率と金額だ。コロナで海外に比べてシェアが低かったネット通販の利用者が急増し普及した。今後しばらくはネット通販の時代が続く。但しリアル店舗とネットの融合、デリバリーとネットスーパーとネット通販やテレビ通販に加え、SNSで買物が出来るようになり垣根がなくなる。自らの商品の特徴をハッキリさせ、差別化戦略を行わないと埋もれてしまう。

 

【6月外食、ファーストフード以外めちゃくちゃ。。居酒屋、ファミリーレストラン、焼肉店までも】

まさか今年ね8月に入っても未だに収束するどころか一日の感染者数が1万人を超えるなど第四波を迎え、緊急事態宣言発令地域が拡大されるコロナウイルスにより巣ごもり消費が定着して酒類提供制限・停止による影響は大きく、居酒屋、ファミリーレストラン、焼肉店までが売上が落ち込んだ昨年を下回る売上となっている。マクドナルドやケンタッキーなどテイクアウトデリバリーに注力するファーストフードは好調だ。一見好調の様に聞こえる回転寿司もスシローで前年比+1.5%、カッパクリエイト-3.3%、元気寿司+2.1%、くら寿司-1.1%とパッとしない。

 

【コンビニパート、アルバイト求人採用「充足できた」割合90%、全業種で61%、人手不足解消改善】

日本経済新聞社のアンケート調査によると、必要な人員を充足出来ているとの回答が全業種で61%を超え、人手不足が深刻だったコンビニでも90%が充足出来ていると回答。コロナ禍の影響で多くの飲食店が営業自粛・休業を余儀なくされ、サービス業全体で一転して人手余りとなっている。コールセンターやIT系の事務職と対面接客系のサービス業とギャプが発生。これまた分断。。今後、機械化やロボット化・遠隔化が進むと作業系も人手余りとなる。

 

【個人情報乱用に繋がる個人追跡型ターゲティング広告予算の見直し急増】

米アップル社が2021年4月からスマホ利用者の同意がない限りスマホ利用者の個人情報の収集が出来ないようになった。これは世界全体のスマホ利用者約半数に当たり、特に日本はアップル社のブラウザー利用者のシェアが高く、個人追跡広告ターゲティング配信が出来なくなることで、国内ネット広告市場約2.2兆円のうち個人追跡広告ターゲティング1兆円が消滅する。。既に多くの企業がネット広告費を見直しており、客層を絞り込み広告を表示させるオーディエンス配信や、SMSへの配信、動画投稿サイトに公式チャネルを設け動画をアップする等様々な取り組みが行われ始めた。今後はツイッターからも直接購入出来るようになるので、日本で利用者が多いツイッター攻略の勉強は急務だ。ネット通販事業は広い売り場や好立地に関係なく人手も必要ないのでしっかり勉強して自社の商品やサービスにあった広告を見つける事、そして何より継続率が重要なので商品力を磨き続ける事が重要なのとクロス販売(合わせて購入)出来る商品開発も必須です。

 

【米アマゾン手のひら指紋とクレジットを結ぶ決済システム「アマゾン・ワン」一般企業にも提供開始】日本でもスシローやくら寿司などが非接融、人と接することなく来店して飲食する店が人気を得ている。コンビニやスーパーでも無人レジの利用が増えて来ている。無人店舗の開発が進む米国ではアマゾンが開発する手のひら決済システムを一般小売業にも提供を始めた。店舗入口の改札口のようなゲートが有り、パネルに手のひらをかざすとゲートが開いて好きな商品を手に取るだけで、店を出るとアマゾンに登録済みのクレジットカードに自動で支払額が請求されるシステムだ。既に日本でもアマゾンで登録するクレジットカードで決済できる企業が多く、凄い経済圏を保有しており、莫大な個人データーを保有する。皆さんもご周知の通り、アマゾンではこのデーターを活用してEC広告を始めている。楽天もヤフーもEC広告を始めている。商売の原理原則は「必要としている人に必要な商品サービスを提供する事」。ECの購買履歴分析による配信広告は理にかなった広告だ。無人店もドンドン増える。一時間当たりの時給は上がっても収入は減る。政府は気が付かない。格差、分断は益々拡大する。

 

【遂に阪神百貨店食料品売り場でコロナ集団感染、新宿伊勢丹でも、開業メドが絶たない】

緊急事態宣言発令にも関わらずオリンピック開幕、百貨店も商業施設もテーマパークも野球観戦も行われている日本、遂に人の密度が高い百貨店の食料品売場で従業員がコロナに感染したと発表。。聞くとメディアが取り上げて無いだけで、スーパーや飲食店のバックヤードなど風通しの悪く狭いスペースの密になる場所では感染していると言う。。凄く叩かれている政府だが、東京五輪が終われば強烈な対策を打つのだろうか気にかかるが、ワクチン頼みにも思うのでこれまで通りの可能性もある。

 

【東京五輪で日本の家畜飼育基準緩く「動物福祉」の遅れが暴露、鶏ゲージ飼育94%、ドイツ6%】

東京五輪中に選手村などで使う食材の基準をめぐり「動物福祉」の観点で厳しい視線が向けられている事が明らかとなった。本来は日本国内産品を売り込む絶好の機会であるはずが、動物福祉の遅れが浮き彫りになった。米動物愛護団体は、茨城県に農場を持つ鶏卵生産大手企業の内部告発者が撮影した生産現場の様子を公開した。宿舎は薄暗く、狭いかご(ゲージ)に多くの鶏が詰め込まれていると訴えた。そして同団体は、農産物の生産管理の基準である日本版認証「JGAP」を問題視した。理由は内部告発されたゲージ飼いの業者も所得していたからだ。日本の養鶏場は97%がゲージ飼いで、ドイツは6%、英国42%で過半数以下、養豚に於いても92%が妊娠ストール(妊娠時期の飼育の仕方)になっている事を指摘。これらを廃止すると家畜の面積が数倍必要となり、家畜コストは相当跳ね上がる。しかしながら日本国内も所得の格差がこれだけ拡大し、個人毎の欲求価値観も詳細に別れて来た事から食材に対する考え方も変える必要があると思う。特に日本のみならず海外で販売していくには安心安全+美味しさにも影響する飼育方法やと殺方法など動物福祉の観点は凄く重要な取組みだと思う。生き物に優しい食材を使った料理の提供はこれから凄く重要になって行くと思う。

 

【ミールキット認知率約7割にも関わらず、利用経験者は1割強と伸びず】

調査会社のマイボイスコムによると、調理に必要な食材や調味料を組み合わせたミールキットの利用経験者は1割強でサービスの認知率7割に対して利用経験者は少ない結果と発表した。献立を考える負担が減らせる(42.5%)、買物の時間・手間の軽減(31.7%)、食事作りの時間手間を軽減(29.1%)、今後利用したい・まあ利用したい合わせて17.5%の回答。利用者からは、「料理の手間や苦痛から少しでも解放されたい」「家庭料理では出せない本格的な味を楽しみたい」と言った意見があった。利用したくない人の意見として「野菜などカットされていると新鮮な感じがしない」「値段が割高」「子供向けメニューが少ない」との声があったと報告した。わんまいるの冷凍タイプのミールキットは自分で調理する必要はなく、湯せんと流水解凍してお皿に盛り付けるだけで、それぞれ専門の調理会社が作った料理が楽しめるのが特徴。わんまいるを利用している最も多い理由は「美味しさ」これからも美味しさと品質を追求していきます。動画で美味しそうなメニュー紹介や湯せん・流水解凍、盛付て食べるシーンなど伝えて行く必要があると思いました。

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