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ホッタの本音 今週のレポートNO.931

【賢い人間になるより、優しい人間になる方が難しい】
アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏の著書「創造と成功の原則」の中で祖父から言われた一言を語っている「賢い人間になるのは簡単、才能を伸ばすだけだが、優しい人間になるには選択が必要」。短い言葉だが凄く意味が深い大事な名言だ。賢い人=優秀な人、優秀になるには他人より優れている点を良く出来る事を更に伸ばす事ですが、多くの人が自分の才能に気が付かず、例え気づいていても伸ばそうとはせず、例え伸ばそうとして努力しても途中で伸ばす事を辞めてしまう人が大半ではないでしょうか。自分の強み・特技を他人に聴いて、自覚を持って伸ばす事がとても大事だと思います。優しい人間とは相手を思いやる気持ちを持ち「行動」できる人だと言われます。「行動」するには選択が必要となります。電車に乗り合わせた人が苦しんでいたとすると、気の毒にと誰もが同情するが声をかけるには選択が必要。この選択が難しく、お金に困っている人にお金を与えるのが良いか悪いか選択が難しい。

【トヨタ 世界で販売するレクサスを2035年までに100%「EV」にすると発表】
トヨタ自動車が14日、従来目標を訂正し2030年までに「EV」の世界販売数を350万台にする目標を発表した。バッテリー(電池)を含めたEVへ4兆円の投資を明らかにし、先行する米国や中国に追いつき追い越す考えを示した。円安が進む中、コロナ禍の部品不足の経験から国内工場の投資が大幅に増える可能性があり、国内の雇用やGDPが上がる事に期待したい。但し、大半がオートメーションの工場となるだろうから工場で働く人よりその精密機械を製造する会社や組み立てる会社が潤い、操作も含め高度なスキルを持つ技術者が優遇されると予測する。既に工業大学が人気で、就職率も高いと言う。モノづくりニッポン復活なるか食品製造も含め期待したい。

【アパレル国内販売金額79%、数量ベース98%海外製から50年振りに国内生産回帰の動き】
日本の繊維業界は1970年代から生産の海外移転が進み、日本で販売される衣類は金額では79%、数量ペースで何と98%が海外生産だと言う。そんな中で、円安基調と海外現地の人件費の上昇や法制度の変更や紛争、ミャンマーのようにクーデターにより国の支配者が変る、コロナで往来が難しいなどを考慮してワールドやTSIホールディングスなどアパレル大手含め国内生産回帰を進める。ワールドは百貨店で販売する4割の国内生産の大半を国内生産に切り替えると発表。この動きは業種を超えて拡大する。

健康食宅配のファンデリー 顧客の好みをAIで分析し250種の中からメニューを提案】
トレータイプの冷凍宅配食の多くが豊富にあるメニュー(おかずセット)から自分で選択しなければならなく手間がかかると言う利用者からの声に対応する為、顧客の注文履歴をAIが分析してメニューの提案をスタートする。顧客はメニュー提案を参考に注文出来る、健康を謳いながらも顧客の好みで注文する事になると栄養が偏ったりすると思うけど、冷凍なので保存が効く事から大半の宅配食がメニューから選ぶシステムになっている。わんまいるでは自分も含め本気に栄養バランスを考えメニューが重ならないように日替わりの献立メニューを週替わりで届けている。又大半のトレー容器の宅配食は量が少ないからカロリーが少なく、250kcal以下が目に付く。味付けが薄いから塩分も低いのは当たり前、本当に体に良いのだろうかと思う。どこも似たり寄ったりで結局は価格が安く売り方が上手い企業が売れる。そんな中、多くの一人暮らしの皆様からのご要望にお応えして遂にわんまいるでもレンジでも美味しく解凍出来る完全密封フィルム充填でフタをして料理からの蒸気で野菜などパサパサにならない容器を採用して、砂糖ではなくきび砂糖を使用する等調味料にもこだわり冷凍野菜やカット野菜ではなく毎朝市場に入荷する野菜も仕入れセントラルキッチンで洗浄・カットしてその日に調理する事で品質と美味しさを追求した魚・肉も臭くなく食べ易い原料を厳選した「健幸ディナートレータイプ」を3月からお試しセットを発売する予定です。

【生き残りに躍起 コンビニ、ローソンは地元青果店を誘致、棚貸し店頭で野菜販売を開始】
コロナで負け組みのコンビニ、食品廃棄消滅の為値引き販売を始め、今度はチルド商品を減らし日持ちする冷凍食品へ品揃えを変更すると発表したローソン。今度は地元青果店を誘致して店頭や棚貸しを行う店が全国で400店舗に拡大していると言う。確かに自社仕入品で無いから廃棄ロスは発生しない。売上チャージは入るが、電子決済や無人レジ、無人店舗と言うシステム化と逆行していると思うのだが、生き残りにはなりふり構わなく何でも有りという訳か。

【ケンタッキーがドライブスルーを併設した「持ち帰り・宅配専門店」をオープンさせた】
コロナで勝ち組みのケンタッキー・フライドチキンが「持ち帰り・宅配専門店/千葉県君津市店」をオープンさせた。店内の飲食スペースを削除すると従来の7割の面積で済む。更に持ち帰り専用なので注文専用カウンターを広くする事で待ち時間が減らせる利点がある。専門店が持ち帰り・宅配を強化するとコンビニはファーストフードも含め影響は避けられない。

【業務用スーパーを展開する神戸物産、8期連続最高益】
冷凍食品も含め徹底した安さで食品を販売する業務用スーパーの売上が好調だ。コロナ禍で収入が減少する家計が増える中で業務用スーパー含めディスカウントストアの客数売上は伸びている。中途半端な品揃え価格帯の業種の売上客数は低迷している、

【遂に日本でも料理宅配代行会社が宅配専門店を開設、東京でウーバーイーツ 札幌でウォルトが】
米国で参入が加速して配達時間を競い合っている料理宅配代行会社による宅配専門ストアが遂に東京日本橋に「ダークストア」と言われるオンライン注文専用の店舗「ウーバーイーツマーケット日本橋兜町店」がオープン。約170㎡とコンビニより少し大きく生鮮食品や衛生用品など1,100点以上を品揃え、コストコの冷凍食品まで品揃えし、今後は酒類も追加すると言う。配達エリアは半径3~4Km、最低注文料金の設定は無く一品から注文出来る。営業時間は午前7時~0時まで配達料金は通常の料理宅配と同様の距離などに応じて決まる。同じく料理宅配のウォルトジャパンは、12月2日に札幌市内に2店舗オープンさせた。料理宅配アプリ「フードパンダ」を展開するデリバリーヒーロージャパンは既に国内12店舗展開する。おそらく凄いスピードで進化していくと思うのでベンチマークは必要。

【デパ地下惣菜「ロック・フィールド」元に戻らず冷凍食品自社通販や卸売事業を強化する】
都心部のデパ地下や駅ビルが主に売場だった総菜大手のロック・フィールド古塚社長は足元の2021年5月~10月前年比では売上は伸びているもののリモートワークの浸透や仕事帰りにデパ地下などで総菜を買う頻度が減ると言った消費行動の変化が見られ、コロナ前の客数には戻らない可能性があるとコメント。そして現在50アイテムある冷凍食品を自社サイト及び百貨店のサイトや生協の宅配向けに卸売事業を拡大し、2021年4月期決算の冷凍食品の売上自社販売と卸売合わせて3億円程度を2022年4月期は2倍の6億円を目指すと発表。将来は総売上の1割に当たる40億円に引き上げる考えを示した。2022年4月期の店舗数は横ばいの312店舗を見込む。コロナが落ち着き飲食店も再開しネット通販の参入も多い中で2021年の売上2倍も売れるのだろうか。

【関西スーパー買収を諦めたオーケーは用意した700億円の自己資金を関西の出店に向けると発表】
何故、競争が激しい関西への進出にこだわるのか、関東と関西とでは同じスーパーでも全く様子が異なる。関西は商店街文化の延長に地域密着の小型スーパーが多く存在し、淘汰されたと言ってもまだ多く全国でも類を見ない激戦区で、値段にも品質にも味にもうるさい関西のマダムを相手にして来た。首都圏は言っても所得が高い客層が多く、大型店舗が多く、ある程度紳士協定みたいにすみわけが出来ている。もしかすると創業者の飯田会長から目を掛けて貰い社長に抜擢されてまだ目に見える大きな成果を果せてないと思っての事か。。全く事情が違う地の利の無い関西ではなく、関東のお金持ちが暮らす地域に小型の高級スーパーを戦略的に出店する方が良いと思う。絶対に量を、売上を追ってはならない。今年に入り関西が地盤のライフやオークワさえも駅前に小型の高級スーパーを出店始めている。ライフの社長自らも生き残りは価格競争でなく差別化だと新聞でコメントしているのに。。

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