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代表堀田が時流を読んで思いをぶつける!ホッタの本音 今週のレポートNO.995

【物価上昇2021年12月にプラスに転じ2023年2月時点前年伸び率6%台で推移】
日本経済新聞社がスーパーなどのPOSデーターを基に、毎日分析している食品や日用品の動向で、資源高や円安を背景に2021年12月に前年同月比がプラスに転じ、ビールなど値上げが相次いだ2022年10月は4%を超え、牛乳などの価格が上がった。11月に6%まで高まり、上昇ペースはやわらぎながら2月24日で6.6%と1989年以降で最も高い水準。インフレが加速する勢いは落ち着きつつあるとみられる一方で、鳥インフルエンザや飼料高などから生卵が急騰し、大手コンビニや外食チェーンではメニューの変更や欠品を起こしている。今年に入りマクドナルド、ケンタッキー、モスバーガーやカップ麺など3回目の値上げを実施する大手小売り、食品メーカーもある。僕自身は外食店の値上げが高いと感じる。消費者は外食を敬遠し、利用頻度を下げ、冷凍食品やスーパーの総菜の購入を増やしている。

【人気の缶チューハイの開発、AIを活用して従来の数倍の速さと種類を開発。キリンやサッポロ】
従来は、商品開発を担当する部署の人でレシピを考案して試作・試飲をして来たが、AIに開発したいチューハイのコンセプトを入力し、「爽やか」「切れがある」「酸っぱい」と言った香味キーワードを入力するとAIが過去開発してきた商品データーを基に瞬時に原料や分量などのレシピを100通り提案すると言う。既にキリンビールはビールの配合を提案するAIを試験運用している。サッポロはチューハイで運用を始めるとリリース。先入観がないAIは、人間が到底考えつかないような香辛料のカルダモンの採用を提案すると言う。クラフトビールに酎ハイにプロによるバーテンダーのカクテルがブームになるデジタル化が進むのは原理原則。大手はAIで開発した商品を効率よく生産して安く開発してシェアを獲得する事。中途半端が駄目になる。人間のこだわり感性かデジタルか二極化が始まっている。

【まいどおおきに食堂など飲食店を展開するフジオフードがダスキンなどに第三者割当して資金調達】
借入金の返済や飲食店の出店を加速させるとしてマットや掃除用品で取引のあるダスキンなどに対して株式の第三者割宛てを実施し資金を調達したとリリース。コロナ制限解除で観光客やインバウンド需要が見込まれるため、店舗を積極的に出店する計画だと発表。インバウンド(外国人観光客)に受ける業種を展開すれば少々高くても流行ると思われる。飲食店の値段が上がるとコンビニへランチ客などは流れる。廉価な立ち食いそば屋、牛丼チェーン、マクド、モスなども流行る構図が見えて来た。物価高で材料から作る客や惣菜や弁当を買う客が増える。食品スーパーも増えている。

【スタートアップの太陽光発電会社が破産手続き開始。パネル価格の上昇や部品調達の遅れなどが原因】
山形県酒田市本社の太陽光発電会社チェンジ・ザ・アップは、2022年1月期10億円の売上に達したが、パネル価格の上昇や部品調達の遅れなどから営業経費の負担がかさみ債務超過に陥り、2022年6月に受託など取引に関する法律が改正され事業継続が困難となった。各自治体が補助金や指定管理会社を募るなどして村おこしや地方創生として行って来たバイオエネルギーや風力発電会社のみならず温浴施設なども建設費や材料費や光熱費の高騰を受けて経営が厳しくなり、事業の中止や破綻する企業が続出している。唯一の働き場所だった事業所や施設が無くなると存続に影響する村や町も出て来る。かと言って赤字を垂れ流すわけにもいかなく困り果てている。何とかならないものか。

【全商品を10%~35%値上げしても販売が好調なセンサーや計測器にキーエンス純利益率4割と好調】
凄い会社もあるもんだと詳細を確認すると、生産を自社でなく外部委託して商品開発や直販営業に特化し、新商品の7割が世界初や業界初の機能を持ち、価格競争力が強い事が分かった。製造業の純利益率ランキングを見てみると、1位は塩野義製薬46.6%で伸び率も14.3%と高い。2位はキーエンス39.4%で伸び率はマイナス0.7%、3位は大和工38.2%、4位SANKYO30.2%、5位小野薬品28.2%と続く。いわゆる需要があり値段が高くても他にない商品・サービスを持ち合わせている事が共通点だ。日本全国中流階級と言われた時代と真逆になり、一人一人の価値観が変わって中古品を買っていても欲しいものやサービスにはお金を払う時代に入った。

【札幌グランドホテル発祥「ラーメンサラダ(通称/ラーサラ)」札幌ご当地グルメとして全国拡大】
札幌グランドホテルが1985年に開いたビアホール「ビックジョッキ」のメニューとして開発提供した事が始まりで、当時の料理長が「夏でも美味しく食べられるラーメン」として生まれたと言う。野菜サラダとラーメンを組み合わせた料理で、家庭や居酒屋の定番メニューになり、日清食品やローソンなどとコラボ実績を重ね、全国区に広がりつつあると言う。冷やし中華は北海道では「冷やしラーメン」と呼び、胡麻油と酸味が効いた醤油だれだが、「ラーメンサラダ」はサラダドレッシングやごまだれが多く、発祥のグランドホテルではフレンチと中華を組み合わせたいわばタルタルソースのようで手で練り上げたマスタードも効いていると言う。同ホテルでは「ラーメンサラダドレッシング」も販売しており、お土産で人気だと言う。ご当地ラーメンの激戦区北海道ならではの逸品。日本全国グルメブーム。日本人旅行者とインバウンドも増える中でご当地グルメの開発は商売繁盛の秘訣になるかも。

【パリ和食ブーム超えて浸透、うどん・焼き鳥・おにぎり…高級と大衆二極に勢ぞろい】
2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された日本人の伝統的な食文化「和食」。パリでは年々和食の人気が広がってブームとなり「定着」して来ていると報道。元々日本酒から火が付いた和食。懐石・串焼き・そば、うなぎ、すしにラーメンなど日本料理はひとつでない事が浸透してきたとレストランの格付けをする「ミシュラン」のサイトで10軒ほどが掲載されており、それぞれミシュラン一つ星、二つ星クラスの価格帯。ところがこのところラーメンやおにぎり専門店やとんかつ屋など手ごろな価格で提供する店も増えて来て、ブームから浸透と言うライフサイクルになって来たと報道。

【回転寿司、タッチパネル注文が普及してレーンを撤去、使わない店が拡大している】
タッチパネルでの注文をいち早く取り入れた回転寿司だが、客は目の前のレーンの上に乗り回ってくる寿司を手に取らずにお好みの寿司をタッチパネルで注文するようになり、長時間レールに乗った状態の寿司を避けるようになり、回転レーンで提供するメニューを限定した。取っ払う回転寿司や回転レールを導入しない寿司店が拡大している。長く続いた回転寿司にもITの波が来た。

【ニューヨークなら寿司が握れるぞ、渡米1年目銀座の店に比べ給料2倍、独立した年収今8,000万円】
さようなら、安いニッポン「出稼ぎ・転職・移住」増える日本人・・経済成長が破綻して約30年近く日本の平均的な賃金は横ばいで推移。韓国や台湾など近隣諸国にも追い越される始末の日本。そんな日本から海外へ転職・移住する日本人が増えている。しかもサービス残業は無く、自分の時間や家族との時間が持てて、収入も高い。但し、物価や生活費も高いが、家賃を抑え外食など始末すると結構貯金が出来る。キャリアを積めば高収入にもなる。調理師学校を卒業して銀座の寿司屋に就職したが2年経っても下働きで握らせてもらえない。そんな時に海外の寿司屋に転勤した先輩が帰国すると、「ニューヨークなら握れるぞ」の話に店を紹介してもらい渡米した。1年目で銀座の店の給料は2倍。そして独立をして現在の年収は何と8,000万円だと言う。仕事もグローバルに捉えよと言う話だと思う。今後は海外から日本にどどっと人が押し寄せ、企業も進出してくるので日本の富裕層も含めた仕事や店を行なえば収入も増えるようになると思う。日本人と日本国内に限定せずに海外での販売及びインバウンドへチャネルを広げる事。安売りでなく品質が良いものを利益を取り販売する事が重要。進出する転勤する国を間違うと後悔しても取り返しがつかなくなるから要注意。

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