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6.152023
代表堀田が時流を読んで思いをぶつける!ホッタの本音 今週のレポートNO.1008
【イオン、キッチンカー貸し出し フードコートの混雑緩和】
イオンが、キッチンカーを貸し出すリース事業を始めるとリリースがあった。イオンモールが運営するショッピングモールで外食企業に貸すそうで、東京や埼玉、愛知の1都2県で始め、全国に広げる計画とのこと。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いて、週末や休日の昼間にモール内の飲食店やフードコートが混雑し、飲食の需要に対応しきれなくなった点と、一方で夜間は来店客数の回復が鈍く、飲食店の売り上げ確保が難しく、テナント企業の出店意欲を下げる要因になっているそうだ。週末に孫たちとショッピングモールに行くこともありますが、たしかにフードコートはいつも混んでます。今まで、テナントの飲食店に行っていた層もコスト削減か、フードコートを利用するようになったのではないか。手頃で個人が好きなものを選べれる利便性が人気なのだろう。2023年2月期は国内の既存モールの来店客数がコロナ前の20年2月期に比べ11%減り、売上高が9%減少した。テナントの飲食店の売上高は11%減となり、キッチンカーでテナント以外の企業が試験的に営業できれば、モール出店のきっかけにつながるだろう。
【スープストック 「離乳食を全店舗で無償提供する」のツイートが「炎上」】
食べるスープの専門店「Soup Stock Tokyo」(スープストックトーキョー)は、今年4月、運営会社のサービスを巡り、ネット上でそんな論争が巻き起こった。「離乳食を全店舗で無償提供する」とツイッターで発信したところ、想定以上の賛否の声がネット上で飛び交い、ツイートが「炎上」した。「小さなお客さまへ 4月25日より、Soup Stock Tokyo全店で離乳食、キッズセットの提供を始めます。離乳食(後期)の無料提供を全店で行うことになりました。もう少し大きくなったお子さまにはキッズセットのご用意も。ぜひ家族一緒にスープの時間をお楽しみください」。ソーシャルグッド(社会貢献)に満ちた行動であり、メッセージだったが、フォロワー3万人の公式ツイッターに、3200万を超える閲覧数があり、激しい賛否両論が飛び交ったそうだ。
この記事を見て、良くも悪くもPRになったのではと思う。従来ことを続けていても衰退するだけ。成長するためには、色々な取り組みは重要で、PDCAをどれだけ迅速に効率よくすすめるかだ。今の時代は商品価値に加えて、企業姿勢も購買の動機につながる大事な要素。「自分たちは何者で、どんな社会的な役割を果たすのか」。企業ブランドの持続的な発信力は重要だ。
【コメ販売数量、4月1.2%増 5カ月連続プラス】
農林水産省がまとめた4月の米穀販売事業者のコメ販売数量が、前年同月に比べて1.2%増えた。前年を上回るのは5カ月連続。新型コロナウイルス禍からの経済回復を受けて中食・外食事業者向けが1.7%増え、小売事業者向けも前年を上回ったとリリース。中食・外食事業者向けは18カ月連続で前年を上回った。弁当やおにぎりといったテイクアウト商品の消費が堅調な上、牛丼チェーンなどコメを使う外食店も来店客数が増加傾向で、家庭用など小売事業者向けも0.8%増えたそうだ。販売量の先行きには懸念の声もある。価格が割安な2021年産米などの古米は在庫がなくなりかけていて、古米から22年産米への切り替えで、外食や中食産業のコメ消費拡大に冷や水を浴びせる恐れがあると販売量の先行きには懸念が残る。
【H2O、阪急ブランド生かしたPB 味や素材にこだわり】
エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)グループのエイチ・ツー・オー食品グループ(大阪市)が、食品の新プライベートブランド(PB)「阪急プレミアム」を発売。H2O傘下の阪急百貨店やイズミヤ、阪急オアシス、関西スーパーの計170店舗以上で販売するとリリース。阪急プレミアムはH2O食品と阪急百貨店が共同開発し、付加価値を高めたPB。関西の消費者から信頼度の高い阪急百貨店のブランド力を生かし、品質の高い商品を販売するという。食にこだわりをもつ顧客層を取り込む。数年前に実は、弊社にもお問合せがありましたが、同じ立ち位置なので、価格の折り合いがつきませんでした。現時点では、ふっくらとした食感にこだわった冷凍お好み焼き(486円)や、甘さが出やすい大豆を使用した豆腐(350グラム、195円)など15品目の取りそろえだが、2023年度内に50品目、25年度には110品目に増やすとのこと。いつも言っているが、これからは価値訴求が重要で、価格訴求は大手スーパーに任せて、価値訴求の商品開発をしなけばならない。
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