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1.172019
ホッタの本音 今週のレポートNO.779
【デジタルシフト本格稼働】
あらゆるものがインターネットに繋がり、スマホ決済が一斉に始まり、タクシーの配車アプリの利用が拡大、レジ無しのシステムをのコンビニや食品スーパーが次々と導入。今年のゴールデンウィークは10連休。更に有給休暇の最低5日間取得を義務付けする旨の法改正。これだけ休みが増えると人手に頼っている訳にはいかず、出来る限りデジタル化を図らざるを得ません。このデジタル化に対応が遅れると時流から取り残され、売上も上がらなく注文は減るばかりで人手不足が深刻化する中、人材の採用すら出来なくなります。日本は中小零細企業が多いので、政府は大手に集中させる事で収益を出させて税収を増やそうとしているかのようにも思います。ぼやいても仕方なく、如何に効率よく生産性を上げて利益体質に持って行くのかが重要です。ITを活用する事で業務が効率化されたり便利になったりしますが、重要な事は業績アップに繋がるデジタル化を行うことです。商売の基本は客数×客単価ですから客数アップには自社ウェブサイトの構築やモールへの出店、出品、マーケティングオートメーションの活用、SNSの活用などがありますが、客単価アップは顧客管理(CRM)案件管理(CTA)顧客対応(CTI)が重要です。デジタル化は目的ではなくあくまでも手段なので目的を明確にしたデジタルシフト化を社員全員で認識を持ち進めて行くことが大切だと思います。そして必ず効果測定を忘れずに行い、費用対効果が見込めない投資は避けるべきです。その為にも信頼できる専門家に相談する事が重要です。僕は酒販業界初のコンピューター開発を手伝い、オートコールシステムを立ち上げ、その後もいち早くギフトシステムの開発、更に業界に先かげてクラウド型の受発注&販売管理システムを伊藤忠商事様に依頼して開発しました。2011年にはサンフランシスコ シリコンバレーまでGoogleの本社やFacebook、セールスフォース本社にも見学に訪問しました。その後冷凍・常温商品の集約物流センター運営を間口さんに委託して設立する等、デジタルシフトへ取り組んで来ました。そしてこの度複数チャネルからの受注を取込み、何通りもある定期購入を自動で受注するショッピングカードの導入を行いました。このような経験を少しでも皆様に役立てて頂ければと思いますので、デジタル化対応に関して遠慮なくご相談頂ければと思います。デジタル対応は規模の大小で行うものではありません。僕はたった3坪のガレージを店舗に改装した時からコンピューターと自動簡易印刷機を導入しました。時代への対応、先への備えとして投資は必要不可欠です。
【「5連休取れば5万円支給」を打ち出した企業も現れた働き方改革】
一瞬何のことか?と思い見出しをクリックすると今年4月に働き方改革関連法が施行され、有休休暇取得の義務化や残業時間の上限規制など国を挙げた改革が始まります。そんな中オリックス本社では全社員を対象に5営業日以上連続して有休を取った社員に5万円を支給すると打ち出し、昨年は約3,500人が利用したと言う。5万円のインセンティブの支給を打ち出したことで有休所得の後ろめたさを解消出来るきっかけとなったと人事部は話す。長期休暇は業務の効率化を促進する事のみならず、一人で行う業務を無くして部内や課内で業務の見える化、共有化を図れると言う。政府は非正規社員の待遇も改善すると言う。某社労士法人からは今後中小企業の経営は大変な時代を迎え、自分の代で辞める企業が増えるだろうと仰っていました。
【副業を前面解禁したSCSK】
システム開発大手のSCSKは2019年1月から社員の副業・兼業を届け出制にて全面解禁をすると発表。その社内説明会に7,400人、社員の4分の1が参加したと言う。社員が副業に興味を持つ時代だと人事部は改めて実感したとコメント。今回副業の容認に関しては社員の離職防止、パラレルキャリア志向の人材獲得という狙いがあり、社員が隠れて副業するのを防ぐ狙いもあるそうです。きちんと管理すればリスクを最小限に防げると言う。更に残業と副業を含めて月50時間以内とする事も織り込んだと説明。働き方改善で働く時間は縮小になるわ、副業を容認する流れになるわ、経営者にとって大変な時代がやって来たとつくづく思います。
【トレンド、月額3,000円飲み放題のスマホをかざすだけのサブスクリプションモデル登場】
オフィスが立ち並ぶ東京、西新宿にcoffee mafia(コーヒーマフィア)がオープン。毎朝サラリーマンが押し寄せると言う。味の好みを伝えてスマホをかざせば珈琲が出て来る。珈琲1杯300円のところ月額3,000円で飲み放題でいちいち現金をカウンターに並んで支払い、カップを受け取り自分で入れるより便利!コンビニの煎れたて珈琲をデジタル化した格好だ。今後この手のロボット型冷凍食品やお弁当などが出て来るように思います。スマホをかざせば唐揚げやお弁当やおにぎりや焼きそばが出てくる。高層オフィスビルに最適です。
【みずほ信託銀行が配食付き金融商品の販売を高齢者へ開始】
みずほ信託銀行は2019年1月から高齢者向けに信託商品を契約した人に通常より割引価格で配食を受けられるように業者を紹介するサービスを始めると発表。配食サービスの紹介まで踏み込んだ商品は信託業界で初となる。既に介護施設や家事代行など仲介業者に取り次いでおり、これに配食サービスを加える。ここまでするのは1人暮らしの高齢者が増え、しかも預貯金1,000兆円。家計金融試算は過去最高の1,829兆円に増加しており、その多くを高齢者が資産を保有しており、2025年までには75歳以上の人口が2,180万人となる見込みで高齢者の生活支援を強化し顧客の獲得を行い新たな収益基盤を育成する事が狙いで、他の銀行や保険会社や百貨店外商部なども参入を検討していると言う。お金持ち程、子供や介護サービスの世話になりたく無いと言う人が多く、足腰は弱いが元気な高齢者が多く存在します。わんまいるのカタログはこの客層に最も適しています。上手く地元の金融機関など連携した取り組みが図れれば良いと思いました。
【日本経済新聞にうどん好き大阪に「蕎麦の風」と見出しが】
昨年後半からうどん消費が減少して蕎麦の消費トレンドが上昇して来たと皆さんに伝えて来ましたが、先日の日経経済新聞に「蕎麦の風」と見出しがかかれ、蕎麦屋さんが繁盛して店舗も増えだしたとレポートされており、大阪でそばが流行った時代があり、「藪」「更科」と並ぶ江戸前の三大蕎麦のひとつ「砂場」は現在営業しているそば店の中では最も古い暖簾だが起源は大阪にあり、大阪心斎橋から近い西区新町南公園の片隅に「ここに砂場あり」と大きく刻まれた碑が立っており、豊臣秀吉が大阪城を建設する際、この辺りに砂利などの資材置き場があり通称「砂場」と呼ばれ周辺に蕎麦屋が多く存在した。その後「砂場」が屋号となり浪速名物ともてはやされたが、幕末になり武士より商売人や町人が多く何かと忙しく働く時代に廉価で腹持ちも良くて消化の良いうどんが流行り、砂場の看板は大阪から消えたそうです。京都には550年続く老舗そば屋「本家尾張屋」が現在でも営業しており観光客で賑わっています。年越しに蕎麦を食べるのは関西も関東も同じで由来は蕎麦は雨風にさらされても翌日に日に射せばすぐ立ち直ると言う事にあやかり「来年こそは」と食べる習慣になったと記事に書かれてありました。うどんから蕎麦だけでなく、僕はだしの味に関しても鰹、鯖、昆布と薄口醤油ベースのだしから鰹と昆布と味醂と濃口醤油の濃厚でコクがある東京のだしにトレンドが変化したように思います。・・・味覚や食材のトレンドの変化は凄く重要です。
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