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2018年1月(253号) 時代の変化へ対応する

【老舗と呼ばれる企業は。。。】
2018年9月で創業30周年を迎えます。企業の信用調査会社東京商工リサーチさんでは老舗の定義を30年以上と定めていて、百貨店では老舗の定義を100年以上と定義しています。創業して30年続く企業は1%未満で、100年ともなれば更に少なくなります。弊社のお付き合い先には、200年300年と続いている企業も沢山ありますが、会社を存続させるポイントは何か?・・それは一言で言うと、「時代の変化への対応」だと思います。例えば、弊社のお付き合いのある企業様で、姫路市内に調剤薬局24店舗展開する創業は元禄元年(1688年)、330年続く株式会社ほうしや薬局さんがあります。創業時は社名の通り花嫁さんが被る綿帽子の製造でした。時代と共にウエディングドレスへと移る中、冠婚葬祭との関係で酒屋へと変化されました。そして山でイノシシに遭遇して誤って谷に転げ落ちた所に、探していた薬草が有り、薬酒を開発。そこから漢方薬を扱いはじめ現在に至られます。

【世の中の変化とその対応こそが。。。】
世の中は常に便利になっていきます。冷蔵庫の普及で氷屋さんが絶滅、食品スーパー量販店が出来た事で市場や商店街が衰退、コンビニが出来た事で街の小売店が破綻、お米やお酒の許認可制度が廃止になり、米屋・酒屋がなくなりました。そして今やインターネットの普及とスマホの普及により、ネット通販の利用者が増え、店頭販売が減少、アメリカ等では買い物代行サービスの利用者が増え、飲食店はテイクアウトへ注力し店内の利用者が減少、日本では人手不足が深刻で、開店出来ない飲食店が出てきている。また、食材、食品の値上がりが顕著に。就職せずフリーで働く人の増加、国の働き方改革で残業廃止する企業の増加、副業を認める会社が増加、ビザ及び入国手続きの緩和により、外国人観光客や労働者が増加、アメリカの景気持ち直しと新興国の経済発展により、株高が継続、高額品の消費が好調となっています。更に格差社会が拡大、東京首都圏に人口が集中し、地方が衰退、国は中小零細企業及び農業漁業の支援に注力して、補助金や特別貸付の実施やファンドの設立。高齢社会は続き、後期高齢者が増加する。一方独身者の増加も含め単身世帯が増える。健康、美容、教育志向も高待っています。冷凍食品、惣菜など簡単調理品の需要増加等、時代は次々に変化しています。これらの変化に上手く対応できるかどうかで企業の業績が異なります。自社が置かれている状況、これまでの経緯、強みと弱みを把握して、変化への対応に思いをめぐらせ、進む方向を決定、計画を立て実行し、目標、予算を達成していきましょう。時代の変化へ対応する、まさに商売繁盛の法則也・・・

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