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2024年6月(330号) 「視点/目の付け所」

今年9月1日で創業36周年を迎えますが、商売・経営する中で「人・モノ・カネ・情報」よりも「視点・目の付け所」の方が重要と言っても過言ではないと思います。

僕が独立する際、同業の酒屋さんは店売り主体に注力していました。
僕は「宅配」に目を付けました。
当時の税務署の担当官からもこんな辺鄙な場所では成り立たないから免許を許可する事は出来ないとまで言われましたが、詳細に作成した事業計画を説明して承諾してもらいました。その時「目の付け所が違う」と言われました。
当時酒屋は酒類だけ、米屋はブレンド米を主体に販売している時代に、お酒お米の宅配専門店として開業。地酒とご当地米に目を付けて、新潟はじめ酒処・米処の東北各地の地酒に、新潟こしひかりに秋田こまちなどを販売。大阪で初めて岩手のひとめぼれを販売したと新聞にも載りました。
結果は言うまでも無く、バカ売れしました。
免許制度で組合が強い時代に、チラシを印刷してポスティングすると、電話がジャンジャンかかって来ました。更に、重たくてかさ張るトイレットペーパーにテッシュペーパーなどをいち早く取り扱うと、助かるわ!便利!とお客様が喜んでくれました。
酒蔵やお米の生産者を回ると、各地のご当地グルメに出逢います。僕は、ご当地グルメに着目して、カタログで案内すると、都会に居ながら地方の特産品やご当地グルメが届くと喜ばれると思い、そこに目を付けて開発と販売に注力しました。
そして自社で店舗を展開するより、地域の酒問屋と提携したエリアFC事業の展開に目を付け、アサヒビールの特約店と提携し、展開を拡大しました。あっと言う間に15都府県268店舗まで加盟店が増えました。
お米も酒類も販売が自由化となり、スーパーで安売りが始まり、どこでも買えるようになる中、ご当地グルメの売上は落ちず、これらを冷凍で販売する事に目を付けました。
個包装真空パック冷凍おかずです。回りの反対を押し切り、開発売り出しました。そして前代未聞の今では当たり前の注文を聞いた分だけ一品からお届け出来る「わんまいるシステム」を、今でいうクラウドシステムに目を付けて伊藤忠商事様に開発を依頼しました。この時も周りからそんなのは無理だと大反対されましたが、後になって「目の付け所が違う」と絶賛され、このご当地グルメと冷凍とクラウドのわんまいるシステムが無いければ今の弊社は存在していません。
そして多くの酒屋さんや酒の問屋さんが破綻する中で、通販に目を付け、中でもネット通販に目を付けました。冷凍食品業界で先駆けて個包装真空パック冷凍のおかずセットの定期購入(今でいうサブスク)に目を付け、販売をスタート。成果報酬のアフィリエイト広告(ブロガーに記事を書いて貰う)に目を付けて、そして検索で上位に上がるように毎日数べージの冷凍おかず&グルメブログを投稿するようにしました。
他社にない国産食材100%の合成保存料無添加の一流シェフと管理栄養士が監修した冷凍おかずセットで一定の知名度を構築しました。

「視点/目の付け所」

商売繁盛の大法則なり。

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